株式会社
北海道 PVGS
今をトキメクとある分野の
ベンチャー企業への
COO(最高執行責任者)に
スカウトされてる友人からの
相談に応じておりました。
気の置けない相手でもあり
オフィシャルな席では
決して話すことのない
諸々のアドバイスや見方を
ズバッと直球でお話ししました。
スカウトされている会社の概要も
出来る限りつぶさに拝見しましたが
一つだけ気になることがありまして。
一言でいっちゃうと
「二兎を追っている」コト。
成長ステージかつ
注目分野のベンチャー企業なので
株主(投資家)の顔ぶれが凄い。
当然、株主や投資家は
リスクに見合うリターンを求める。
察するに経営者の
プレッシャーは半端ない。
それ故か、株主(投資家)の
EXIT(出口)となる
要は株式を売却してもらう
機会を一日でも早く作らなきゃならん。
株主(投資家)が
保有する株式を売却する手段は、
IPO(株式上場)か
M&A(第三者への会社売却)のどちらか。
なので、両睨みで
イロイロと考えているんですと。
両にらみは絶対に「NG(ダメ)」ですと
私は強く、ハッキリと申し上げました。
過去13年間、私が見てきた範囲で
二兎を追った会社が何社もありましたが
上手くいったケースは「ゼロ」です。。。
理由は簡単でね、退路を断って、
背水の陣でいかないと
IPO(株式上場)は達成できない。
他の選択肢がアタマを過ったら
辛くて大変なIPO(株式上場)の
準備作業が、必ず遅滞します。
そうなると、何だ、立てた目標や
株主(投資家)への約束から、おたくの会社は
いとも簡単に逃げるのか!的な評価になり、
結果、M&A(第三者への会社売却)も
上手くいかないか
成立したとしても
「買いたたかれる」ことになる。
あくまでIPO(株式上場)に
全てをフォーカスして
準備作業に全力を尽くす。
で、その結果、IPO(株式上場)よりも
M&A(第三者への会社売却)の方が
株主(投資家)にも、自社にもメリットがあるから
M&A(第三者への会社売却)を選択しました!
にしないとダメ。
「一兎」を徹底的に追い求め
その延長線上(結果)が「二兎」になる。
自らが選べる立場にならないと。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」は
普遍の真理でございます。はい。。。
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