北海道PVGSは「地域活性化のプロデュース」を行う会社です

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「ファブリーズ」「SK-II」「綾鷹」「ジョージア」「檸檬堂」に共通するもの。

2024.04.26 (金)

 

事業計画の打ち合わせをすると
かならず出てくる話がマーケティング。

いまさらなに言ってんの?
んなもんは当然でしょうが!

はい。そのとおりです。が、
最近ちょっと感じているのが

ネットマーケティングなどの
ツールやテクニックを
追い求める傾向が強いなあ。

てなこと。

それを全否定はしませんが、
ツールやテクニックって
時代の流れとともに陳腐化しちゃう。

のでね、
垰本泰隆も
いまいちど基本に
立ち返りたいと思い

『殻を破る思考法』

読んでみました。

著者は和佐高志さんは、P&Gで
綾瀬はるかさんのCMでお馴染みのSK-IIや
誰もが知るファブリーズなどを手掛け、

その後に転じた、
日本コカ・コーラでは
これまた誰もが知る綾鷹や
檸檬堂などを手掛けた
超一流のマーケターです。

上記の商品が今に至るまでに
どんな取り組みをしたのかについて
具体的かつわかりやすく書いていますが、

その根底にあるものはすべて
マーケティングの基本である3A、

Acceptability
(受容性/消費者からの受け入れやすさ)

Availability
(店頭にどう置かれているかという配荷)

Affordability
(価格/買い物しやすさ)

であると著者は明言しており、
凡事徹底が非凡を産むと断言しています。

ここだけ読めば、

そんなの知ってるよ!つまらん!

と思うでしょうが
上記の基本を踏まえた上で
テクニックについても
わかりやすく説明しており、

中小ベンチャー
スタートアップで
具体的な戦術を求める方にも
役に立つと思います。

『殻を破る思考法』

===ここから目次===

はじめに

第1章
P&Gでマーケティングをゼロから学ぶ

第2章
日本コカ・コーラで
誰もできなかったお茶の再生に成功する

第3章
大きな3つの失敗からの貴重な学び

第4章
日本コカ・コーラで
実は苦戦していたコーヒーを再生する

第5章
日本コカ・コーラで
初めてのアルコール飲料を開発する

第6章
「イノベーション」をイノベーションする

第7章
ビジネスを必ず成功に導いてくれる8つの信念

おわりに

===目次ここまで===

長年、多くの経営者の
お手伝いをしてきましたが、

単発で終わることなく
持続的に会社を伸ばしている
経営者に共通しているのは、

基本を大切にて
凡事を徹底していること。

そのうえで
時代にあわせた戦術や
テクニックを活用している。

あらためてそんなことを
思い出させてくれた良書、

『殻を破る思考法』

ぜひ、読んでみてください。

=====================

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ストックオプションの付与対象者は、正社員以外にも拡大されています。

2024.04.25 (木)

 

副業人材をはじめとする
外部人材の活用。

企業規模を問わず
外部人材の活用は広がりつつあり、

とくに中小ベンチャーや
スタートアップでは採用難もあり
その活用が定着しつつあります。

そういった外部人材への
税制適格ストックオプション
(以下、SO)の付与。

昔はNGでしたが
いまは中小企業等経営強化法で定める
一定の要件を満たした外部人材へ
付与することが認められています。

んが、ぶっちゃけた話
手続きがめんどくさいのと(爆)
要件の厳しさなどもあって
あんま普及してないんです。

そんな声に応えたのか、
きのうまで取り上げた
https://x.gd/yRpbn

SOの年間行使限度額の
引き上げと一緒に

外部人材へのSO付与の
要件が緩和(範囲が拡大)されました。

これも問い合わせが
多い項目なので
以下に範囲が拡大された
おもなものを書きます。

【矢印の上段が改正前、
下段が改正後の内容です】

【下記のいずれかに該当すればよく
すべてを満たす必要はありません】

===ここから===

弁護士などの国家資格を持つ方で
かつ実務経験が3年以上ある。

実務経験年数を撤廃。

博士号を持つ方で
かつ実務経験が3年以上ある。

実務経験年数を撤廃。

高度専門職の在留資格を持つ方で
かつ実務経験が3年以上ある。

実務経験年数を撤廃。

上場企業で3年以上、
役員としての経験がある方。

上場企業または
一定の非上場企業で
役員もしくは
重要な使用人(執行役員など)の
経験が1年以上ある方。

===ここまで===

上記以外にも拡大された方や
あらたに対象者となった方がありますが
細かすぎるのでここでは割愛しますm(__)m

また、外部人材への
税制適格SO付与については
当局への届出等の手続きが
必要になりますので

活用を検討される会社は
本件に知見のある専門家へ
相談することをおススメします。

あ、もちろん
弊社でもご相談を
お受けしておりますので、

よろしければ下記まで
お問い合わせくださいませ↓
https://bit.ly/3vXlwON

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該当する会社は、忘れずに契約変更を!変更しないと適用されないよ!

2024.04.24 (水)

 

きのうも
質問などを受けたので
先送りせずに(笑)

下記の続きを書きます。
https://x.gd/7GAIs

令和6年度の税制改正で
ストックオプション(以下、SO)の
年間行使限度額が引き上げられたが、

その改正以前に発行したSOについても
限度額の引き上げが遡及適用されます。

ただし上記は
自動的に適用されるわけでありません。

と、きのう書きましたが、
そもそも限度額はいくらですか?

と聞かれたので
まずはその説明をしますね。

税制改正前の
SOの年間行使限度額は
1,200万円でした。

これが以下のように
改正されました。

1)設立5年未満の株式会社は
年間行使限度額を2,400万円に引き上げ。

2)設立5年以上
20年未満の株式会社のうち、

非上場会社または
上場後5年未満の上場会社は
年間行使限度額を3,600万円に引き上げ。

そして
上記に該当する会社で
税制改正以前に
SOを発行した会社は

SOを付与した方と締結した契約書にある
年間行使限度額の変更をおこなえば
上記が遡及適用されます。

ただし、
契約変更の手続きは本年末の
2024年12月31日までに
おこなうこととされているので、

該当する会社さんは
先送りせずに
ちゃっちゃと手続きしましょうね(^.^)

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うちは以前に発行したからダメなの?⇒大丈夫です!そんなことないよ♪

2024.04.23 (火)

 

「法の不遡及(ふそきゅう)」

という言葉を
皆さんも聞いたことがあると思います。

法の不遡及とは、

法令が新たに
「●●を禁止します」
てなことを定めた場合、

その効力は施行日から適用され、
過去にさかのぼって適用はしないこと。
(不遡及の原則)

(参考:Wikipedia↓)
https://x.gd/y0yWE

そりゃそうですわね。

きのうまでOKだったことが
今日になってNGになったから
法令違反で処罰します!

なんてことになったら
たまったもんじゃない(爆)

が、例外的に
関係者にとって
利益になる場合などは、

過去にさかのぼって
適用される法令もあります。
(法令の遡及適用)

で、なぜに
急にこんなことを
書いたかと言うと、

まさに関係者にとって利益となる
「よい遡及」があるんですよ♪

それは、
ストックオプション(以下、SO)の、
年間の権利行使価限度額
(以下、限度額)の引き上げ。

令和6年度の税制改正で
SOの限度額が引き上げられたが、

その改正以前に発行したSOについても
限度額の引き上げが遡及適用されます。

ただし、
自動的に適用されるわけではないので
関係者の皆さんはご注意くださいね。

だけでは、
皆さん困っちゃうのでm(__)m
後日、追加で説明しますね。

待てない!という方はw
下記までお問い合わせください↓
https://bit.ly/3vXlwON

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宅急便が届かない、救急車を呼んでも来ない、そんな危機が現実のモノに・・・

2024.04.22 (月)

 

部屋は空いているけれど
お掃除のスタッフが確保できず、
受け入れることができない。。。

出張先の定宿でも
そんな嘆きを聞いていたので、

先週末に札幌で聞いた
その解決に取り組む
スタートアップの話が
強く印象に残りました。

給与や待遇を改善しても
容易に人が集まらないのは
宿泊業のみならず
さまざまな業種で言われており

皆さんの会社も
困っていると思います。

そしてこれは
ご存じのとおり
少子高齢化による構造問題であり
容易に解決できるものではない。

そんな厳しい現実を
あらためて突きつけているのが

『「働き手不足1100万人」の衝撃』

「働き手不足1100万人」の衝撃??2040年の日本が直面する危機と“希望”

本書は、
リクルートワークス研究所
主任研究員の古屋星斗さんをはじめとする
同研究所のアナリストが

現下の状況と今後をつぶさに分析し
給与や待遇の改善による人材の奪い合いや

外国人労働者の受け入れなど
従来型の対策では
問題の根本は解決せず

16年後の2040年には
1,100万人もの働き手が不足する。

そしてその結果、私たちが
生きていくうえで欠かせない、

荷物の配送やゴミの処理、
災害からの復旧、
道路の修理や除雪、
保育に介護などの

さまざまな
生活維持サービスに
甚大なる支障が
生じることを指摘しています。

なので、
最初は読んでいて
暗い気持ちになったが(._.)

本書は単に危機を
突きつけて終わることなく

危機という言葉に含まれる
機会に目を向けて
今から(今すぐに)
何を成すべきなのか?

その処方せんを示しており、
垰本泰隆が本書の前半で感じた
絶望的な気持ちを希望に変えた
じつに読み応えある一冊でした。

『「働き手不足1100万人」の衝撃』

「働き手不足1100万人」の衝撃??2040年の日本が直面する危機と“希望”

==ーここから目次===

はじめに
第1章 働き手不足1100万人の衝撃
第2章 都道府県別&職種別 2040年の労働需給予測
第3章 生活維持サービスの縮小と消滅
第4章 働き手不足の最前線・地方企業の窮状
第5章 働き手不足を解消する4つの打ち手
第6章 解決策1 徹底的な機械化・自動化
第7章 解決策2 ワーキッシュアクトという選択肢
第8章 解決策3 シニアの小さな活動
第9章 解決策4 企業のムダ改革とサポート
第10章 2040年の“新しい”働き方
おわりに 発明の時代

===目次ここまで===

本書が提示する
働き手不足問題を
根本的に解決する方策とは?

以下にそのタイトルを列挙すると

「機械化・自動化」

「ワーキッシュアクト」

「シニアの小さな活動」

「仕事におけるムダ改革」

の4つ。

察しのつく内容も
あるかと思いますが
それぞれの中身は実に濃く、

皆さんの会社や地域でも
取り入れられるものが
必ずあるのではないかと思います。

私はとくに
ワーキッシュアクトという、

娯楽や趣味、
コミュニティ参加の感覚で、

結果的に誰かの
困りごとを解決するという考え方が
ためになりました。

『「働き手不足1100万人」の衝撃』

「働き手不足1100万人」の衝撃??2040年の日本が直面する危機と“希望”

人手不足に悩む
すべての会社と地域の関係者、
必読の一冊です。

=====================

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