株式会社
北海道 PVGS
親戚のJ君とは同い年で
父同士も同じ商売をしていて
仲が良かったこともあり
幼少の頃から夏休みに
広島でよく、遊んでいました。
彼は外科医となり
24時間、気持ちの休まらない
過酷な生活をしており
私はといえば
好き勝手に飛び回っていて
こんな弔事でもないと
滅多に会えません、、、
J君も父親を6年前に
66歳の若さで失いました。
私にとってもJ君の父親は
父の郷里、広島の「第二の親父」
だったので、
強いショックを受けたことを
今でも思い出します。
J君は医学の専門家なので
家族であっても冷徹な
事実を把握できてしまう立場。
私とは比べ物にならないくらい
やるせない
思いではなかったかと。
移動のさいに2人だけで
話をしてたら
互いの亡き父が
自分の息子ではなく
それぞれの息子に対して
言っていたことなんかを
初めて知ったりしました。
親子だから言えること。
親子だから言えないこと。
様々な想いや理由が
あったのでしょう。
嘘とか隠し事じゃなくて
近しいからこそ
仲間同士だからこそ
「言わないこと。」
「言えないこと。」
人の心の複雑さを
改めて感じ入るとともに
コミュニケーションの
難しさ、大切さ
人間関係、ビジネスにおいての
永遠のテーマを
再認識した一日でありました。
家族を失うのが
初めての経験なので
まあ、知らないことだらけ。
死亡届を実家最寄りの
区民事務所に持っていったら
「本庁舎でお願いします。」
と、いきなり1コケ、、、
区役所の本庁舎は大混雑なうえに
手続きの種別ごとに
窓口が違いますということで
行ったり来たりで時間がすぎさる。
葬祭会社との打ち合わせでは
冒頭
「死亡届はお任せ頂ければ良かったのに。」
と1フライング、、、
亡き父は昔気質な一方
因習にこだわらない合理的な
人だったので
宗派は?家紋は?等々
父は家族にそういった類の
話を全くしておらず、、、
私だけ偶然にも幼き頃から
父の郷里の広島へ
よく行っていたので
記憶を辿りに掘り当てつつ
葬祭会社の的確なナビゲートで
なんとかタスクをクリアした。
仕事と違って段取りを
事前にできないので
まあ、疲れました。
それにしても、葬祭業というのは
ビジネスとして非常に
学ぶべきものが多い。
概してこの手の状況の場合
お客様は悲嘆に暮れて
正常な心理状況でないことが多い。
その傍に寄り添って
必要な情報を集め
タスクを整理して
まとめ上げていくと。
業者によって違うのでしょうが
葬祭終了後の
様々な法的手続きなども
ワンストップで相談にのりますと。
こんな時に不謹慎と
皆さまに叱られそうですが
困りごとに寄り添い、解決すること。
ビジネスの
神髄を見た気がします。
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