
株式会社
北海道 PVGS
いつもご愛読いただき、誠にありがとうございます。
テトラフォース・パートナーズ有限責任事業組合ならびに株式会社北海道PVGSは、下記の期間、夏季休暇とさせていただきます。
2026年8月11日(火)~8月16日(日)
これに伴い、日頃お届けしているメルマガ・ブログ「ご縁ゴト」につきましても、上記期間中は休刊とさせていただきます。
日々、多くの皆さまとのご縁をいただき、さまざまな仕事や出来事を通じて、新しい気づきや学びを得ることができています。
夏季休暇中は、少し仕事から離れ、これまでのご縁や出来事を振り返りながら、これからのことを考える時間にしたいと思います。
なお、業務ならびに「ご縁ゴト」の配信は、8月17日(月)より再開いたします。
休暇期間中にいただいたお問い合わせ等につきましても、8月17日(月)以降、順次対応させていただきます。
しばらくお休みをいただきますが、休暇明けにはまた新しい「ご縁」と「気づき」を皆さまにお届けしてまいります。
引き続き、テトラフォース・パートナーズ有限責任事業組合、株式会社北海道PVGS、そして「ご縁ゴト」をよろしくお願いいたします。
どうぞ皆さまも、良い夏休みをお過ごしください。
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出張で富山へ来ており、
起業家の皆さんと、お話しする機会がありました。
経営の悩みは人それぞれです。
「このやり方でいいのだろうか?」
「もっと別の方法があるのではないか?」
ビジネスにも人生にも、
算数の問題のような「絶対的な正解」はありません。
そんなことは、
私が言わずとも皆さん先刻承知だと思います(笑)。
それでも、
正解のない世界を一人でもがくのは
苦しいものです。
一つの考えに凝り固まったり、
主義主張を曲げずにいると、
状況が変わったときに
うまくいかなくなることもあります。
時に、やり方を変えなければ、
大きな損失を被ったり、その結果、
心がポッキリ折れてしまうこともある。
だからこそ、
「あえて真逆の考え方を知っておく」
ことが大切なのだと思います。
というわけで今日は、
『どっちもある名言集』を紹介します。
![]() |
著者はベストセラーの『物語のある鉱物図鑑』
『物語のある元素図鑑』などで知られるペズルさん。
本書では、人生や仕事、人間関係、幸せについて、
一見すると正反対の名言を並べて紹介しています。
例えば、
「私たちの最大の弱点は、あきらめることだ。
成功するのに最も確実な方法は、
常にもう一度だけ試してみることだ。」
byトーマス・エジソン
一方で、
「断念の仕方さえ身につけば、人生はけっこう楽しい。」
byジークムント・フロイト
といった感じ。
「諦めるな」と「諦めてもいい」。
では、どちらが正しいのか?
答えは「どっちもあり」なのだと思います。
『どっちもある名言集』
![]() |
===ここから目次===
はじめに
第1章 人生、どっちもある
第2章 仕事って、どっちもある
第3章 人間関係、どっちもある
第4章 幸せって、どっちもある
おわりに
主な参考・引用文献
===目次ここまで===
「どっちもあり」は、経営でも同じです。
「最後まで諦めない」ことが必要な場面もあれば、
「ここは撤退する」ことが正解の場面もあります。
「努力する」ことも大切ですが、
「頑張りすぎない」ことも大切。
「人とつながる」ことも大切ですが、
「一人になる」ことも大切。
どちらか一方が
いつでも正しいわけではありません。
垰本泰隆は社外CFOとして
多くの企業に関わっています。
その経験からも、
「信念は持つ。でも手段は変える。」
ことが大切だと感じています。
市場環境が変われば、昨日までの正解が
今日の不正解になることがあります。
だからこそ、
「本当に、この方法しかないのか?」と考えてみる。
そのためには、自分とは反対の考え方を
知っておくことが役立ちます。
本書は難しい経営書ではありません。
名言を読みながら「なるほど」と思ったり、
「いや、それは違うだろう(笑)」と思ったり。
そんな気軽な読み方ができるので、
お盆休みのひとときに、いかがでしょうか。
もし今、仕事や人生で行き詰まっているなら、
「正解を探す」のではなく「もう一つの選択肢を探す」。
『どっちもある名言集』
![]() |
そんな読み方をしてみると、
新しい景色が見えてくるかもしれません。
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「あの人の話は本質を射ている。」
ビジネスの現場では、
そんな会話を耳にすることがあります。
昨日も、
まさにそんな話になりました。
結局のところ、
仕事でも経営でも、
人を動かす場面でも、
「本質を掴む力」が
成果を大きく左右するのだと思います。
「そんなことは分かっているよ。」
そう思われる方も多いでしょう。
では、
「本質を掴む」とは、
具体的にどういうことなのでしょうか?
そして、その力は
どうすれば身につくのでしょうか?
意外なことに、
その方法を体系的に
教えてくれる機会はあまりない。
そんなことを
考えていた中で出会ったのが、
『『ももたろう』をひと言でまとめてください』
![]() |
著者は高田晃さん。
20年以上にわたり実践してきた
手帳術とコーチングを融合し、
書く習慣による自己変革メソッドを
確立されたプロフェッショナルコーチです。
本書のタイトルにもなっている、
『ももたろう』をひと言でまとめてください。
という問い。
多くの方は、
「鬼を退治する話です。」
と答えるのではないでしょうか。
実は垰本泰隆もそうでした(笑)。
しかし本書では
それは本質ではないと説明しています。
答えはぜひ本書で
確認していただきたいのですが、
本書では「本質を掴む」とは、
≪「何をしたか」ではなく、
「何のために存在しているのか」を
ひと言で表現すること。≫
と定義しています。
とてもシンプルですが
この「視点」を持つだけで、
物事の見え方は驚くほど変わると
本書を読み終えて感じました。
そして著者はその考え方を、
誰でも実践できるメソッドとして
非常に分かりやすく解説しています。
『『ももたろう』をひと言でまとめてください』
![]() |
===ここから目次===
はじめに
第1章 頭のいい人は、どうやって「本質をつかむ」のか?
第2章 本質をつかむ力が身につく「メモ書き」
第3章 「日常」で本質をつかむ思考を自動化する
第4章 思考を資産に変える「手帳・ノート活用術」
第5章 「成長し続ける自分」をつくる習慣
おわりに
===目次ここまで===
私が特に印象に残ったのは、
「メモ」に対する考え方でした。
・メモは単なる備忘録ではなく
メモの目的は、自分に問いを生み出すこと。
・そしてメモには、
情報を蓄積するのではなく、
思考を蓄積すること。
本書では、
「メモを書くと、『強制的』に問いが生まれる」
「メモを書くと、『関係性』で考えられるようになる」
「ノートに貯めるのは、情報ではなく『思考』」
という考え方が紹介されています。
私もこれまで、会議や打合せで
数多くのメモを書いてきました。
CFOとしてIPO準備や資本政策、
資金調達、M&A、事業計画策定などに
携わる中でも、メモは欠かせない存在でした。
しかし振り返ると、
「記録するためのメモ」が
中心だったように思います。
一方、
本書が教えてくれるのは、
「考えるためのメモ」です。
この違いは
非常に大きいと感じました。
経営会議でも、投資判断でも、
採用面接でも、組織づくりでも、
目の前で起きている出来事だけを
追いかけていては、本質にはたどり着けません。
「なぜ存在するのか。」
「何のためなのか。」
という問いを持ち続けることで、
初めて本質が見えてきます。
これは経営だけではなく、
営業でも、マーケティングでも、
人材育成でも、日々のコミュニケーションでも同じです。
そして、その思考を
習慣化するための道具として「メモ」がある。
本書を読み終えた今、
私自身もメモの取り方を
変えてみようと思いました。
「本質を掴む力」は、
生まれ持った才能ではなく、
日々の習慣で鍛えられる。
『『ももたろう』をひと言でまとめてください』
![]() |
本質を的確かつ素早く掴み
ビジネスを加速させたい方は
ぜひ読んでみてください。
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昨日は、
目の前の資金調達を優先することは、
経営者として当然の判断であり、
その一方で、
IPO後まで見据えた資本政策が重要である、
というお話をしました。↓
https://hokkaidopvgs.jp/date/2026/08/05/
そして最後に、
最近、新たな選択肢として
注目されている
「クロスオーバー投資」

について、
次回お話しすると予告しました。
というわけで今回は、
そのクロスオーバー投資とは何か?
について、
できるだけ分かりやすく
お話ししたいと思います。
クロスオーバー投資とは、
簡単に言えば、
未上場企業に投資し、
IPO後も株式を保有し続けることを
前提とした投資のことです。
ベンチャーキャピタル(VC)は、
IPOを一つの出口として、
投資資金を回収することが基本です。
一方、
クロスオーバー投資を行う投資家は、
IPOを迎えた後も、企業の成長に合わせて
株式を保有し続けることを
投資戦略の一つとしています。
もちろん、すべての株式を
保有し続けるわけではありません。
状況に応じて
売却することもあります。
しかし、IPO後すぐに
投資回収を前提とする考え方とは、
大きく異なります。
その結果、IPO直後の
売り圧力を和らげる効果も
期待されています。
最近は、日本でも
こうした動きが少しずつ広がっています。
東京都が2026年内に
200億円規模の
クロスオーバー投資ファンドを
立ち上げる方針を示したことも、
その象徴的な動きの一つです。

垰本泰隆は、
このような流れは、
IPO市場にとっても、
成長企業にとっても、
非常に意義があると考えています。
もちろん、クロスオーバー投資が
すべての企業に適しているわけではありません。
また、VCと比べて
どちらが優れている、
という話でもありません。
大切なのは、
会社の成長ステージや
資本政策に合わせて、
多様な選択肢を
持てるようになったことです。
経営者は、
「資金を調達できるか」
だけではなく、
「誰に株主になってもらうのか」
という視点も持つ必要があります。
では、クロスオーバー投資は、
どのような企業に向いているのでしょうか?
次回は、
資本政策の新たな選択肢として、
クロスオーバー投資を
どのように活用すればよいのか、
実務的な視点から
考えてみたいと思います。
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先日は、
IPO後に株価が下がる要因の一つである
「売り圧力」について、お話ししました↓
https://hokkaidopvgs.jp/date/2026/07/30/
売り圧力は、
VCが悪いから起こるものではありません。
株式市場の需給によって生まれる、
ごく自然な現象です。
では、そのことは多くの経営者も、
VCも理解していないのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
多くの方は、その仕組みを理解しています。
それにもかかわらず、
なぜIPO後に売り圧力に悩む企業が
後を絶たないのでしょうか。

その理由は、とてもシンプルです。
目の前の資金調達を優先せざるを得ないからです。
とくに
創業間もない企業は資金との戦いです。
・人を採用したい。
・新しいサービスを開発したい。
・営業を強化したい。
・設備投資も必要になる。
やりたいことは次から次へと出てきます。
そのためには、
まず資金を確保しなければなりません。
資金が尽きれば、
事業を続けることさえ難しくなります。
ですから、目の前の資金調達を
最優先に考えるのは、経営者として当然の判断です。
垰本泰隆は、その判断を責めるつもりは
まったくありません。
むしろ私自身も、VCから事業会社へ転身し、
常勤CFOとして資金調達に奔走した経験があります。
現在も社外CFOとして
多くの資金調達を支援しています。
だからこそ、資金調達の難しさも、
経営者の苦労も痛いほど分かります。
しかし一方で、
目の前の資金調達だけを考えた結果、
IPO後に
大きな売り圧力を抱えてしまう企業を
数多く見てきました。
つまり、資本政策とは、
「今、いくら調達するか」
だけを考えるものではありません。

「IPO後に、どのような株主構成になっているか」
まで含めて考えるものなのです。
この視点があるかどうかで、
IPO後の企業価値にも大きな差が生まれます。
そこでそのIPO後の株主構成を考えるうえで、
最近注目され始めている選択肢があります。
それが、
「クロスオーバー投資」です。
次回は、IPO前後をつなぐ
新しい資金供給の仕組みとして注目される
「クロスオーバー投資」について、
分かりやすくお話ししたいと思います。
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