北海道PVGSは「地域活性化のプロデュース」を行う会社です

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在校生16,000人!この少子化の時代にひとり勝ち!日本最大の高校の秘密とは?

2021.09.05 (日)

 

いやあ、ひさびさに
読んでいてワクワクしまくった
本に出あいました(^.^)





「ネットの高校、日本一になる。」

ネットの高校、日本一になる。 開校5年で在校生16,000人を突破したN高の秘密


副題に
「開校5年で在校生16,000人を突破したN高の秘密」

とあるとおり

N高(N高等学校)とは
2016年に角川ドワンゴ学園が開設した通信制高校で

2020年末には生徒数が
16,000人を突破した日本最大の高校。

そのN高の誕生から
今日までの歩みを
フリーランスライターの
崎谷美穂さんが

丹念な取材で書き上げた本です。

少子化が叫ばれて久しく
高校の定員割れや統廃合が
もはや珍しくない時代に

生徒数が16,000人って凄いと思いませんか?

いうならば
縮小している市場で
ライバルが四苦八苦し

撤退や統廃合などで
なんとか生き残りを
図ろうとしている中で

お客さんである生徒から
選ばれてひとり勝ち状態。

でもさあ
1年半以上続くコロナ禍が
追い風になったんじゃないの?

いずれまた
コロナ禍が落ち着いたら
人が離れていくんじゃないの?

なんて思っちゃいます?

私はそうは思わないですねえ。

著作の26ページから
興味深いデータを引用します。

=====ここから=====

2017年、設立2年目を迎えた
生徒数は3,868人。

2018年には6,500人。

2019年には1万人を超え
生徒数は右肩上がりに増えていった。

=====ここまで=====

ご覧のとおり
新型コロナの話など
なかった時からずっと生徒が増えてる。

著作でもコロナ禍が
価値観の逆転を起こし
後押しになったことは認めているが

それってあくまで
降ってわいたような結果論であって
N高が開校以来生徒数を増やし続けている

本当の理由ではないことは
上記の数字を見てもらえれば一目瞭然。

さあ、その秘密は?
ぜひ、下記を手にとって
読んで探っていただきたいですが

「ネットの高校、日本一になる。」

ネットの高校、日本一になる。 開校5年で在校生16,000人を突破したN高の秘密


読後に私が感じたことを簡単に書くと

N高は顧客(生徒)に
どんな価値を提供したいのか?

がまず明確にされていて

その価値に顧客(生徒)に
提供する手段として
ネット(オンライン)が
選択されたのだということ。

そう。顧客である生徒が
その価値に魅力を感じたから

コロナ禍がはじまる前から
生徒が増え続けているということ。

だからN高の場合は
あとから通学コースも
できたなんて顛末も
しっかり描かれていますしね。

少子高齢化にともなう
市場の縮小や地方の過疎化は

教育産業にとどまらず
私たちビジネスパーソンにも
大いに関係する問題ですよね。

この本には
うわべのテクニックではなく
問題に立ち向かうための
本質的なヒントがあると感じた。

教育関係者だけでなく
地方の活性化に取り組む方や

業種をとわず自社の属する
市場の先行きに不安を感ずる方。

せひ、一読をおすすめします。

「ネットの高校、日本一になる。」

ネットの高校、日本一になる。 開校5年で在校生16,000人を突破したN高の秘密


最後に著作から下記を引用します。

「これまでの高校は
均一性や同一性をもとに
教育システムが設計されていました。」

「それでは、これからの時代で
創造的な仕事をする人材は育たない。」

「N高は一人一人の個性を活かし
やりたいことを邪魔せず
自分の道を追求できる環境を
つくることが大事だと考えています」

N高出身者とビジネスの世界で
相まみえることを楽しみにしてます(^.^)

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その「ここだけの話」。本当に「ここだけ」ですかあ?

2021.09.04 (土)

 

昨日の昼前に速報された
菅総理が自民党総裁選に出馬せず。

ネットやメディアで
いろんなことが言われていますが

私は感心したことがあります。

それは事前のリークや
情報漏れがなかったこと。

菅総理は
官房長官時代から
余計なことは言わないですよね。

その姿勢だけをとりあげ
秘密主義だ、説明不足だ!

なんて批判も多いですが

ビジネスの世界
特に私が主にたずさわる
IPO(株式上場)やM&Aでは超重要。

「秘密を守り、余計なことは言わない」

もっとも信頼できる、信頼されるあり方。

ん?

秘密情報を守ること
約束事を守るのは当然のことでしょ?

それを破ったら
信頼を失って二度と
相手にされなくなるでしょ?

ええ。ホントその通りなんですが
どの業界にも
お行儀の悪い輩がいますよね。

そうね。言うならば

「ここだけの話を100人にする輩」かな(爆)

皆さんもビジネスにおいて

「ここだけの話」を
したりすることや
されたりすること、ありますよね?

もし皆さんが聞いた「ここだけの話」を

あ。私もあなたが聞いた
●●さんから聞いたよ!

なんてことが後から分かれば
・・・・・ですよねえ( ;∀;)

「ここだけの話」は「ここだけ」に。

人の口に戸は立てられぬと言いますが
信頼されるプロの道を歩む者ならば
自らを戒め続けなければならんと

改めて思ったのであります。

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欲しい!買いたい!でも、この買い方じゃないと嫌よ。

2021.09.03 (金)

 

M&Aの交渉がすすみだすと
どっちのスキームにしようか?

なんて話になることがあります。

例をあげると
売主は会社売却を希望するが

買主は会社買収ではなく
事業の譲受ならいいよ!というケース。

なぜだかわかりますか?

業界関係者の方は
察しがつくでしょうからw
今日はこのあとの内容を
読まなくてもいいですよ(^^;)

理由は色々とありますが
私の経験則で申し上げれば

買主がそれを望む
最大の理由はリスク回避。

建前のきれいごとを
書いてもつまらんので

当局が眉をひそめるのを
覚悟でぶっちゃけると

多かれ少なかれ
多くの中小企業では

節税をしているし
そのほかにも公私混同を
していたりする(爆)

買主からすれば
売主の過去の負の部分を
引き継ぐのは嫌よ。ってこと。

買収したあとに
税務調査をうけるはめに
なったりとかね・・・・・

なので
そういった過去に売主が行った
事業に関係ない部分での
リスクのありそうな行為を

事業譲渡であれば負わずに済む。

と買主は考えるわけです。

ま、買主からすれば
当然の判断だし
私が買主のアドバイザーであれば
そのようにアドバイスします。

最近、会社売却の相談が
世相を反映してなのか?

徐々に増えているなかで
こんなケースが散見しているので
お知らせがてら書いてみました。

以前にも幾度か
申し上げておりますけれども

売主の皆さん
節税も程度問題。ほどほどに。

そして公私混同の是正も
一日二日じゃ改善しませんから
相談はお早めにお願いしますm(__)m
https://bit.ly/3kG6ylL

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アイデアが浮かばないと、お悩みの貴方へ。

2021.09.02 (木)

 

昨日、デジタル庁が発足しましたね。

事務方トップの人事が
二転三転してましたがw
なにはともあれスタート。

昨晩のニュースで
民間から採用された
若手職員のインタビューを見ましたが

実によかったですねえ!(^^)!

何がって?

ええ。
役人らしさの
カケラもないのがイイ(笑)。

長年染みついた
役所文化の慣習を変えるのは
相当に大変だと思います。

(インタビューでも言ってましたw)

紆余曲折はあると思いますが
ぜひ早々に愛想をつかして
民間出身者が大量退職・・・・・

なんてことだけには
なってほしくないものです。。。。。

てな感想はさておき
デジタル庁発足のニュースをみて

先日、鳥取県の皆さんと
打ち合わせをした際に
先方さんが言われたことを
あらためて思い出したんですね。

以下はその要約。

「閉じられたコミュニティで
 いつも同じメンバーと
 顔をあわせて話をしても
 アイデアも気づきも湧いてこない」

「とは言っても簡単に
移住やIターンなんて増えないし
自分が逆の立場になれば
見知らぬ土地に早々移住なんてしない」

「でもコロナ禍で
地方でもオンライン活用に
抵抗がなくなりつつある」

「今後はオンラインを
活用することで
閉じられたコミュニティに
 風穴をあけることから
はじめていきます」

コロナ禍で一気に広がった
オンライン活用やリモートワーク。

最大の目的は感染対策ですが
それ以外で主にいわれるのは
移動時間や出張旅費の節約など
コスト面でのメリットや利便性ですよね。

それは事実だし否定しないが

オンラインを活用することで得られる

最大の効用は「風穴をあける」

ことなんじゃないかなと思った次第。

風穴がなければ
空気がよどむのは自明の理。

地域も会社組織も
風穴をあけることをお忘れなく。

デジタル庁の
民間出身者に心からのエールを(^^;)

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潰れてなくなる会社と、救われる会社の分水嶺。

2021.09.01 (水)

 

クライアントの
CFO(最高財務責任者)候補者で

私が伴走してサポートしている
S木さんより受けた質問。

あの会社(下記)が
https://bit.ly/3zDgXpB

プレパッケージ型の
民事再生ができたのは
なぜだとおもいますか?

S木さんは日ごろから
熱心に勉強しており
視野もひろがっていて
いやあ、なんだか嬉しくなった(^.^)

なんておいらの感慨はさておきw

念のため
プレパッケージ型の民事再生について
簡単に説明しておくと

民事再生手続を裁判所に申し立てる前に
スポンサー候補や事業譲渡先が決まっていること。

誤解をおそれず
さらに踏み込んでいえば

このまま進んでいけば
会社がつぶれてなくなるが

そうなる前に
リセットボタンを押して
もう1回、やりなおします。

みたいな感じ。

えー!そんなことできるの?

うちも新型コ●ナの影響で
売り上げの回復が見込めず
借金ばかりがふくらんでいるから
リセットボタンを押してやり直したい!

なんて思われる方に
ハッキリ申し上げておきますが
簡単じゃあございませんよ。。。。。

この簡単じゃないというのが
冒頭のS木さんの質問への
回答にもなるんですが

スポンサーになってくれる方に
やり直せる可能性があると
思ってもらわなければ始まらない。

下記について
https://bit.ly/3zDgXpB

公開情報から察するに
こちらの旅館は歴史も長く
お客様の評判(口コミ等)も上々。

新型コ●ナさえなければ
事業継続に問題はなかった。

ようは愚直に真っ当に
商売を続けてこられたという

いえば至極あたりまえのことを
丁寧にきちんとやってきたということ。

新型コ●ナ関連の破たんが
累計で2,000件をこえ
東日本大震災と同水準に!

という報道もされ
私の周囲でも
苦しんでいる方がいるのは事実。

が、反発覚悟で
厳しいことをいえば
追い込まれている原因(本質)が
新型コ●ナじゃないんじゃないの?

なんて事例が
散見されるようになっているので

S木さんの質問にかこつけて
今日はこんなことを書いてみました。

「捨てる神あれば拾う神あり」

と言いますが、神様が微笑むのは

日々、あたりまえのことを
愚直に真っ当にやっている会社です。

私も今一度、肝に銘じます。

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