
株式会社
北海道 PVGS
垰本泰隆は、IPOやM&Aによるスケールを
目指す起業家と接する機会が多い一方で、
「起業=上場」だとは考えていません。
週末に壁打ちをした起業家も
IPO志向ではありませんでしたが、
それで全く問題ないと感じました。
起業は、他人の物差しではなく、
自分の人生に合っているかどうかが
何より大切だからです。
そうした考え方と重なる一冊が、
高橋勅徳さんの『ライフスタイル起業』です。
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本書の特徴は、「低投資、低成長、低関与」
という考え方を、最初から正面に据えている点にあります。
成長を前提にせず、生活を壊さず、背伸びをしない。
その姿勢は、これまでの起業本に
少し疲れてしまった人ほど、
やさしく受け取れるのではないでしょうか。
『ライフスタイル起業』
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===ここから目次===
序 章 会社から離れて、私たちは生きていけるのか?
第1章 起業のハードルをとことん下げてみる ライフスタイル起業の基本的な考え方
第2章 「コミュニティ」からほどよく稼ぐ
第3章 「ありふれたスキル」でほどよく稼ぐ
第4章 「人が集まるモノ」でほどよく稼ぐ
第5章 もし50代の筆者が「ライフスタイル起業」するなら?
===目次ここまで===
本書が机上の空論に感じられないのは、
著者の高橋勅徳さんが、経営学を専門とする大学准教授であり、
理論と現実の両方を踏まえた視点で書かれているからだと感じます。
スケールしない起業を「逃げ」ではなく、
一つの合理的な選択肢として位置づけている点に、
本書の強い説得力があります。
さらに、「表現主導型」「活動主導型」「立地主導型」、
そして「コミュニティ主導型」「技術・経験主導型」「モノ主導型」という整理は、
起業を特別な才能のある人だけのものではなく、日常の延長線上に引き寄せてくれます。
年金への不安を感じている方、定年後の働き方を考え始めた方、
本業を続けながら無理のない副収入を得たい方にとって、
『ライフスタイル起業』は
「こういう選択肢もある」と静かに背中を押してくれる一冊です。
起業には、さまざまな正解があります。
スケールを追わないことも、立派な戦略です。
自分らしい働き方を考えたい方は、
ぜひ『ライフスタイル起業』を読んでみてください。
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生成AIはもはや
あると便利な存在ではなく、
今や、仕事に欠かせない
インフラの一部になったと
垰本泰隆は感じていますが、
皆さんはどう思われますか?
昨日も、お客様と
ChatGPTの画面を共有しながら
打ち合わせをしていました。
アイデア整理、
論点の洗い出し、言語化のスピードなど
「もうこれなしでは仕事にならない」
と感じる場面が増えています。
このChatGPTを
世に送り出したのが、サム・アルトマン。
世界各国の首脳と面談し、
テック業界のみならず
今や国際政治の文脈でも語られる存在です。
ChatGPTの登場から、わずか4年弱。
世の中をここまで変えてしまった起業家に、
私は以前から強い関心を持っていました。
そこで手に取ったのが、
アメリカでベストセラーとなった評伝、
『サム・アルトマン:
「生成AI」で世界を手にした起業家の野望』です。
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本書の著者は、
ウォール・ストリート・ジャーナルの記者、
キーチ・ヘイギーさん(和訳:櫻井祐子さん)。
480ページに及ぶ大著ですが、
読み始めると止まりませんでした。
本書で描かれているのは「AI技術の解説」ではなく、
AI開発をめぐる人間、資本、組織、そして権力のリアル。
ベンチャーキャピタル(VC)出身の
私にとって、とても親近感のある内容でした。
というのも、
サム・アルトマン自身も、そして彼の兄弟も、
きわめてVC的な思考と行動様式を持っているからです。
本書には、
・サムを支えた著名キャピタリストたち
・Yコンビネータ時代の生々しい意思決定
・OpenAI内部の緊張関係
・あの「CEO解任騒動」の舞台裏
が、驚くほど赤裸々に描かれています。
『サム・アルトマン:
「生成AI」で世界を手にした起業家の野望』
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===ここから目次===
ロローグ クーデター前夜
PART1 出発 1985-2005
CHAPTER1 神童を生んだ「強烈すぎる両親」
CHAPTER2 「人を動かす」才能にめざめる
CHAPTER3 「位置情報サービス」で起業する
CHAPTER4 Yコンビネータ1期生になる
PART2 成長 2005-2012
CHAPTER5 「ジョブズやゲイツを並ぶ逸材だ」
CHAPTER6 ループトで「敵を味方にする術」を学ぶ
CHAPTER7 スティーヴ・ジョブズにシゴかれる
CHAPTER8 社員の信用を一気に失う
PART3 飛躍 2012-2019
CHAPTER9 ピーター・ティールに投資を学ぶ
CHAPTER10 Yコンビネータ社長に抜擢
CHAPTER11 「非営利のAI研究所」構想
CHAPTER12 オープンAI創業と「効果的利他主義」
CHAPTER13 前代未聞の「株を持たないCEO」
PART4 岐路 2019-
CHAPTER14 「危険すぎて公開できない」AI?
CHAPTER15 世界を揺るがせたチャットGPT公開
CHAPTER16 CEO解任事件、衝撃の真相
CHAPTER17 さらなる難局へ
エピローグ 未来へ
謝辞
===目次ここまで===
この目次を見ていただくだけでも分かる通り、
本書の主役は「AI技術」ではありません。
主役は、ずばり「経営」です。
世間では、サム・アルトマンを
「天才AIエンジニア」「技術オタク」
と誤解している人も多いかもしれません。
しかし、私が本書を読んで
感じたのはまったく逆でした。
サム・アルトマンは、技術者ではありません。
むしろ、CFO的要素が非常に強いCEOです。
・誰と組むのか
・誰から資本を引くのか
・取締役会をどう設計するのか
・組織をどうスケールさせるのか
・理想と現実のバランスをどう取るのか
こうした「経営の意思決定」が、徹底的に描かれています。
アルトマンが学び、実践してきた
・マーケティングの原則
・組織づくりの考え方
・能力開発・スキル開発の視点
は、AI業界に限らず、
すべての経営者・起業家にとって
示唆に富むものだと感じました。
だからこそ、今回この本を紹介しました。
『サム・アルトマン:
「生成AI」で世界を手にした起業家の野望』
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生成AIの「中身」ではなく、
生成AI時代を動かす経営者の
頭の中に興味がある方には、
ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
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2026年1月1日から中小受託取引適正化法
(通称:取適法)が施行されました。

この法律は、これまでの
下請代金支払遅延等防止法
(いわゆる下請法)が改正・名称変更されたもので、
中小事業者の皆さんにとっては
本当に“自分ゴト”の法律です。

ニュースや周囲の話題で
聞いた方も多いと思いますが、
施行されたばかりということもあり、
「具体的に何が変わるのかよく分からない」
「自社にどこまで関係するのか判断できない」
「何から手をつければいいのか不安だ」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
実は昨日、垰本泰隆はお客さまとそんな話になりました。
「結局、自分たちは何に気をつければいいんですか?」
という素朴な質問を受け、
法律のポイントを整理してお伝えしたところ、
「それなら安心しました」との声をいただきました。

そこで今回は取適法の要点を
難しい法律の話を抜きにして整理し、
皆さんの実務に役立つ形でお伝えします。
◆そもそも取適法って何?
取適法の目的は、中小受託事業者が
不利な取引に巻き込まれないようにすることです。
これまでの商慣習では、
・契約内容が曖昧なまま仕事を進めさせられる。
・後から一方的に条件を変更される。
・支払いが遅れる、減額される。
といった不公平な実態が少なからずありました。
取適法はこれらを是正し、
「ちゃんと話し合い、
ちゃんと書面・記録で確認し、適正に支払う」
という当たり前の取引を徹底するための法律です。
◆中小事業者がまず押さえておきたいポイント
法律を細かく理解する必要はありませんが、
重要なのは次の点です。
1. 契約条件は事前に明確になっているか?
2. 不利益な条件変更が事後に行われていないか?
3. 支払期日や支払手段は合理的か?
たとえば「急に条件が変わった」
「手形払いを強制された」といった場合は、
取適法上も問題視される可能性があります。
また、取適法では
「協議を適切に行わないこと」や
「手形払いの禁止」なども含まれており、
これまでの慣行とのギャップに戸惑う場面もあるでしょう。
◆施行されたばかりだからこそ!
この法律は施行されたばかりです。
したがって、実務上の運用も
今後徐々に明確になっていきます。
だからこそ、
・過度に不安がる必要はない!
・ただし無関心でいるのも危険!
というバランスが大切です。
まずは取適法の概要を正しく押さえ、
自社の取引を一度見直すことが重要な一歩になります。
「知らなかった」では済まされない場面が、
今後少しずつ増えていく可能性があります。
取適法は、中小事業者を縛るための法律ではありません。
中小事業者の立場を守り、健全な取引を支えるための法律です。
参考までに中小企業庁の
公式サイトは下記なので関心のある方はご覧ください。
https://tekitorisupport.go.jp/?utm_source=chatgpt.com
本件に限らず今後も、実務目線で
「結局、何をすればいいのか」
を分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
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皆さま、
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は、垰本泰隆が
社外取締役を務める
馬渕工業所の取り組みについて、
少しだけ背景と想いを共有させてください。
このたび専門誌である
クリーンテクノロジー2026年1月号の巻頭特集の
「持続可能な未来を拓く、熱に関わるさまざまな取り組み」で、
馬渕工業所の「オフグリッド5kW級ORC発電システム」
が掲載されました。
https://mabuchi-engineering.com/news-260106/

掲載いただいたクリーンテクノロジーは、
クリーン環境や清浄化技術の最新動向を伝える総合専門誌です。
https://www.nikko-pb.co.jp/products/detail.php?product_id=6101
ORC発電システムは、
工場や事業所から発生する
「廃熱」と呼ばれるまだ使える熱を、
電力として取り出す仕組みです。
廃熱といえば、これまで
「仕方のないもの」
「捨てられてしまうもの」という
印象が強かったのではないでしょうか。
現場で何気なく発生している“熱”を、
もう一度価値あるエネルギーとして
取り戻す発想には、技術だけでなく、
現場での観察と問い直しが欠かせません。
このたび、専門誌で
巻頭特集という位置づけで
取り上げていただけたのは、
技術そのものの価値に加えて、
「廃熱を再考する視点」が
社会的に求められている兆しだと感じています。
社外取締役という立場は、
傍観者ではなく当事者として
現場と経営をつなぐ役割でもあります。
私自身、この取り組みが
単なる設備の話にとどまらず、
「エネルギーとの向き合い方そのものを変える可能性」
として社会に広がっていくことを願っています。
廃熱は、身近で当たり前に発生していますが、
価値として取り上げられることはまだ多くありません。
当たり前だと思っていたものを見直すこと。

これこそが持続可能性を考える上で、
とても大切な視点だと思っています。
ご興味ある方は、
ぜひ下記ニュースをご覧くださいませ。
https://mabuchi-engineering.com/news-260106/
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年末年始、
今年の営業戦略や営業目標を
立てた、あるいは見直した、
そんな方も多いのではないでしょうか。
昨日の仕事始め。
垰本泰隆も、早速お客さまと
「今年、営業としてどこに力を入れるべきか」
「数字をどう行動に落とすか」
そんな話をしていました。
年始にこういう議論ができるのは、
とても健全だと思います。
一方で、少し気になることもあります。
それは、
「戦略や目標は正しい。
でも、実行段階で止まってしまう」
そんなケースが、決して少なくないことです。
年末年始に読んだ一冊の本が、
この違和感をとてもきれいに
言語化していました。
それが『仮説起点の営業論』です。
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この本の中で語られている営業の定義が、
とても印象に残っています(以下)。
≪営業の価値とは、
顧客が取り組むべき課題に気づかせ、
その課題に向き合う決断をする手助けをすること≫
そう、営業で重要なのは
商品を説明することでも、
価格を調整することでもありません。
顧客自身が、
「なるほど、そこが問題だったのか!」
と腹落ちし、前に進む。
その瞬間をつくるのが
営業の役割だ、という考え方です。
そして本書で繰り返し
語られているキーワードが「仮説」です。
ただし、ここでいう仮説は、
完成度の高い立派なものではありません。
間違えてもいい。
粗くていい。
後から修正すればいい。
大切なのは、
仮説を持たずに顧客と会うのではなく、
「こういう課題があるのではないか?」
という仮説を持って、顧客と対話することです。
『仮説起点の営業論』
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===ここから目次===
新書版まえがき
はじめに
第1章 なぜ仮説を立てられると「成果を出せる」のか?
第2章 仮説は「間違えてもいい」「完璧でなくていい」
第3章 この5つの視点から「仮説のアイデア」が生まれる
第4章 仮説を「論理的に考え、伝える」技術
第5章 実践!「仮説構築から交渉まで」の営業論
おわりに
参考書籍・参考資料
===目次ここまで===
ほとんどの場合、営業目標の
数字としては間違っていません。
が、問題は、その数字に至るまでの
「顧客との会話の設計」があるかどうか、
だと私は思っています。
・顧客は何に困っているのか?
・どこで意思決定が止まっているのか?
・本当の論点はどこにあるのか?
これらを仮説として持ち、
顧客と一緒に検証していく。
このプロセスがあるかどうかで、
営業戦略は「机上の空論」にも
「動く戦略」にもなります。
私自身、
昨日のお客さまとの議論でも、
この「仮説を持って話す」
という前提があるだけで、
会話の深さがまったく違うと
改めて感じました。
正解を言い当てる必要はありません。
むしろ、
「一緒に考えましょう」
というスタンスの方が、
結果的に前に進むことが多い。
営業とは、
売ることではなく、
決断を前に進めること。
年始のこのタイミングで、
一度立ち止まって考えるきっかけとして、
とても良い一冊だと思います。
『仮説起点の営業論』
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もし、今年の営業を
去年の延長線で終わらせたくないのであれば、
まずは一つ、
顧客に対する仮説を立ててみてください。
粗くて構いません。
対話の中で、必ず磨かれていきます。
それでは今年も一緒に、
良い仕事を積み重ねていきましょう♪
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