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常に「驕らず。謙り過ぎず。」が「適正取引」のコツ。

2020.01.08 (水)

 

 

 

私が13年前の、2006年に独立開業した直後より

大変お世話になっているBさん。

 

 

ベンチャーキャピタリストとしての大先輩であり

今はバイアウトファンドのパートナーとしてご活躍中です。

今までも、そして今も多くの諸先輩方に

何かと助けて頂いているお蔭様で、私は生きておりますが

中でもBさんには、相当にお世話になっており

独立直後の私に、100年以上の業歴を誇る

某企業さまの、経営改善の現場を任せて下さったり

私が比較的精通している

不動産でも特殊な分野のM&Aにおける

デューディリジェンスやフィジビリティスタディを

お任せくださったりと、足を向けて寝れません。感謝!

いわば私にとってBさんは、

大のお得意様のお一人でございますから

普通に考えたら私が平身低頭で、呼ばれたら

ハイ喜んで!と出向くのが、世間一般の常識ですよね。

 

 

なのに、Bさんはいつもご自分から出向いてこられ

上から目線ゼロで、いつも変わらずにフレンドリーです。

 

 

私の心は恐縮至極で一杯で、私がお邪魔しますと何度言っても

「いやいや暇だから、俺行くよ。」となっちゃう。

Bさんが暇な筈はないんです。良く分かる。

 

 

Bさんや私がお仕事とさせて頂いている

M&Aやバイアウトを取り巻く目下の状況は

圧倒的に「買い手市場」で、買い手からの引き合いが多い。

 

 

要は、買いたいヒト(会社)は多いが

売りたいと公言しているヒト(会社)が少ない。

 

 

物事すべからく「需要と供給」のバランスが

適正価格で折り合う前提の一つですから

前述のような状況だと、値段がつり上がりますね。

 

 

全部とは言いませんが今は「加熱」している。

つまり、適正価格より高めの取引が増えている。

私はそんな心証を抱いています。

が、Bさんは市場環境が良いときも、悪いときも関係なく

一貫して相手を尊重し「対等」の

スタンスを常に貫かれています。

その結果、Bさんのお仕事相手である

会社や事業を売却したいオーナーさんも

市場環境が良いからと浮かれることなく

両者が真に納得できる「適正」な取引が

私が拝見する限り、ずっと続いています。

 

人間誰しも、自分がオカネの払い手になると

「カネ払ってんのは、俺だぞ。」と思うのは

「行為」としては当然の「事実」です。

 

 

しかしながら

「払うのは俺だぞ。俺の言うことは何でも聞いて

当然だろうが。」的な

「優劣」をつけすぎると、市場環境が悪くなったときは当然

「金の切れ目が縁の切れ目」で手のひら返しされて

苦しむ訳ですよ。

最悪、市場環境が良くなっても
二度と、お客さんは戻って来やしません。

 

 

過熱気味のM&Aやバイアウト市場で

驕らず、謙り過ぎず、常に対等スタンスな

変わらぬBさんに接して、気を引き締め直したのでした。