株式会社
北海道 PVGS
南海トラフ地震の
臨時情報が昨日17時で
終了しましたね。
一部で防災用品などの買い占めで
品薄などが生じるなどの
問題が生じたこともあり、
その呼びかけが
適切だったかどうかを
政府が検証するそうです。
垰本泰隆も
今回の臨時情報に
思うところがあったが
それはさておきw
他者に意図を正しく
伝えることは本当に難しい。
そういった
コミュニケーションミスは
ビジネスの現場でも
枚挙にいとまがない。
そして、
コミュニケーションミスが
積み重なれば、
取引を失うなどの
重大な問題を
引き起こすことにもなる。
というわけで自省を兼ね
『「何回説明しても伝わらない」は
なぜ起こるのか?』↓を読んだ。
著者は、慶應義塾大学
環境情報学部教授の今井むつみさん。
認知科学と言語心理学、
発達心理学の専門家である著者が
認知科学と心理学の視点から、
本書で
コミュニケーションミスの本質と
その解決策を解説しています。
記憶に新しい
今年の正月に発生した
羽田空港での
海保機と日航機の衝突炎上事故。
第1章で
海保機と管制塔の
やり取りの一部を引用しながら
「ナンバーワン」という言葉を
解釈するときに生じた
誤解について解説しており
この一節を読むだけでも、
「言えばわかる。」
「話せばわかる。」が
じつは危ういことを知るだけでも
本書を読む価値があると思いました。
『「何回説明しても伝わらない」は
なぜ起こるのか?』↓
===ここから目次===
はじめに
第1章
「話せばわかる」は
もしかしたら「幻想」かもしれない
第2章
「話してもわからない」
「言っても伝わらない」とき、
いったい何が起きているのか?
第3章
「言えば→伝わる」
「言われれば→理解できる」を
実現するには?
第4章
「伝わらない」
「わかり合えない」を越える
コミュニケーションのとり方
終章
コミュニケーションを通して
ビジネスの熟達者になるために
おわりに
===目次ここまで===
私がポイントだと感じた箇所を
いくつか下記に紹介します。
>間違っているのは
「言い方」ではなく「心の読み方」
>そもそもコミュニケーションの前提には
「スキーマ」があります。
>私たちはそれぞれが頭の中に、
「当たり前」を持っており、
その「当たり前」は皆、
同じわけではありません。
>「伝えたいことがうまく伝わらない」原因は、
この「当たり前」の違いを越えることができなかったり、
認知の力がうまく働かなかったりすることにある。
>意図読みが得意な人は、
テストでも出題者の意図を
うまく読み取ることができるため、
正答できることが多い。
本書は平易な表現を多用し
読みやすいとは思いますが
いわゆる
ハウツー本ではないので
即効性を求める方には
向いていないと思います。
ので、
じっくり時間をかけても
コミュニケーションミスの
本質を理解し
対処療法ではなく
根本解決をしたい方は、
『「何回説明しても伝わらない」は
なぜ起こるのか?』↓を
ぜひ、読んでみてください。
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