
株式会社
北海道 PVGS
お付き合いがある経営者に、
登山好きの方がいます。
ちなみに私には、
登山の根性は皆無です(汗)。
ですので、私の願いはただ一つ。
「事故にだけは遭わないでください」
ということ。
そんな話をしていた際に
勧められたのが、『43歳頂点論』。
![]() |
正直なところ、タイトルを見た瞬間、
「いやいや、俺もう53歳だから
今さら関係なくない?」と思いましたw
ところが読んでみると、これがなかなか面白い。
そして妙に納得することが多かったのです。
著者は探検家・作家の角幡唯介さん。
代表作『極夜行』で知られ、
極地探検や長期単独行など、人間が極限状態で
どう生きるのかを追究し続けている人物です。
本書のタイトルについても、
著者自身が「独断と偏見」と前置きしています。
しかし、その仮説が実に興味深い。
探検や登山の世界では、
なぜか43歳で命を落とす
著名な冒険家が少なくないというのです。
植村直己。長谷川恒男。星野道夫。
いずれも歴史に名を残す探検家や冒険家です。
もちろん偶然の側面もあるのでしょう。
しかし著者は、
その背景に人間の成長曲線が
あるのではないかと考察します。
若さゆえの体力。
長年の経験による判断力。
その両方が最も高いレベルで
重なるのが43歳前後ではないか。
そんな仮説です。
私は探検家でも登山家でもありません。
しかし、VC→ベンチャー企業→その支援者、
という流れで仕事人生を歩んできました。
その中で出会った人脈。
身につけたスキル。
経験してきた成功や失敗。
そうしたものを振り返ると、本書で語られる
20代から30代の「膨張期」、43歳前後の「頂点期」、
そしてその後の変化についての話に
何度もうなずいてしまいました。
『43歳頂点論』
![]() |
===ここから目次===
はじめに
第一章 四十三歳までの膨張期
第二章 頂点としての四十三歳
第三章 四十三歳以降の減退期
あとがき
===目次ここまで===
本書を読んでいて特に印象に残ったのは、
「20代や30代の頃に最高だと思っていた活動が、
50代になっても最高であるわけではない」
という考え方です。
これは本当にその通りだと思いました。
若い頃は、
成長すること。
拡大すること。
挑戦すること。
勝つこと。
それ自体に大きな価値があります。
しかし年齢を重ねると、
価値観は少しずつ変化していきます。
どれだけ大きくするかではなく、
何を残すか。
誰と取り組むか。
どんな社会的意味があるのか。
そんなことを考えるようになります。
私も50代になり、20代や30代の頃と
同じモチベーションで動いているわけではありません。
むしろ、当時の価値観を
そのまま持ち続けることの方が危険なのかもしれません。
経営者の方々を見ていても同じです。
年齢を重ねても若い頃と同じ戦い方を
続けようとして苦しくなる人もいます。
一方で、年齢とともに役割を変え、
視点を高め、周囲を活かす側へ移行していく人は、
むしろ魅力が増していくように感じます。
人生には、それぞれの年代ごとの役割がある。
本書はそんなことを考えさせてくれました。
43歳を過ぎた方には、
これからの人生を考えるヒントとして。
若い方には、
今だからこそ全力で挑戦する
意味を考えるヒントとして。
おすすめできる一冊です。
『43歳頂点論』
![]() |
「もう若くないから」ではなく、
「今の年齢だからこそできることは何か」
そんな視点を与えてくれる良書でした。
=====================
↓ビジネスに役立つ気づきを配信!
メルマガ「ご縁ゴト」お申し込みは下記より↓
https://bit.ly/3o1Odl1
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | ||||