株式会社
北海道 PVGS
20年来、公私に渡りお世話になっている
某証券会社の部長であるNさん。
当時、私が株式上場準備責任者として勤務していた
ITベンチャー企業の主幹事をして下さった
証券会社の担当者がNさんでした。
以来、互いに職場も役割も幾度か変遷しましたが
公私に渡り仲良くお付き合いをさせて頂いております。
ただ、Nさんと私の間で一つだけ、変わらぬ関係があるんです。
Nさんはいわば「フック」の天才であり、営業の神様。
で、そのNさんが「フック」したお仕事を
私がしっかりと受け止めて
細かな実務や仕上げをするという関係。
あ、私もモチロン営業します。むしろ営業が好き。
元来がベンチャーキャピタルの営業育ちですから。
ですが、Nさんとの付き合いで早々に悟ったことがあります。
Nさんの「フック力」には叶わないなということに。
ならば私は(失礼ながら)Nさんが、あまり持ち合わせてない
株式上場準備やM&A、企業再生に関する実務の遂行能力に
磨きをかけて、相互補完の関係になった方が
良いんじゃないかと思い、今に至ってます。
だからNさんと私は「師匠」「師事」の関係ではなくて
互いの強み弱みを補完しあう「パートナー」になれた。
あ、あのヒト凄いなあ!あの人みたいになりたいなあ!
と憧れて、「師事」するのも確かに一手ではあります。
でもね、ヒトモノカネに限りある小規模な組織や
個人事業主などは「追いつく」ために「師事」するよりも
弱みを補完しあう「パートナー」が断然良いと思います。
弱みは「克服」ではなく「補完」の方が
コストも時間も、はるかに節約できるなと
Nさんとお話ししながら、思ったのでした。
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