
株式会社
北海道 PVGS
きのうは、札幌証券取引所の新市場
「Sapporo PRO Frontier Market」について、

「資金調達の場ではない」
という本質をお伝えしました。
(詳しくは下記をご覧ください↓)
https://hokkaidopvgs.jp/date/2026/04/14/
では次の論点です。
「どんな企業が、この市場に向いているのか?」
ここを外すと、
検討そのものが無意味になります。
■まず結論
向いている企業には、共通点があります。
それは、
“成長の意思が明確で、外部にそれを開ける企業”
です。
■向いている企業の特徴
もう少し具体的に言うと、以下の通りです。
1)成長戦略を言語化できている
→「なんとなく伸ばしたい」ではなく、
どの市場で、どう勝つのかが整理されている
2)情報開示に耐えられる
→良い話だけでなく、課題も含めて外部に出せる
3)ガバナンスを受け入れる覚悟がある
→経営の透明性が高まることを
“制約”ではなく“武器”と捉えられる
4)外部の視点を取り入れたい
→閉じた経営ではなく、
第三者の目を入れる意思がある
■逆に、向いていない企業
一方で、明確に向いていないケースもあります。
・資金調達だけが目的
・社内の情報を外に出したくない
・経営の自由度を最優先したい
・短期的なメリットしか見ていない
こうした企業にとっては、
むしろ負担の方が大きくなります。
■本質は「上場」ではない
ここで重要なのは、
プロ市場は“上場そのもの”が価値ではない
という点です。
・自社の事業を言語化する
・外部に説明できる状態にする
・経営の透明性を高める
このプロセス自体が、企業を強くします。
結果として
上場するかどうかは、あくまでその延長線です。
■垰本泰隆の視点
この市場は、
「選ばれた企業だけのもの」ではありません。
むしろ、
“これから変わろうとする企業”のための市場
だと考えています。
規模の大小ではなく、
・変わる意思があるか
・開く覚悟があるか
ここが分岐点です。
■最後に
制度は、使う企業によって価値が変わります。
そして、その価値は
「使う前の理解」でほぼ決まります。
自社はどちら側なのか。

一度、冷静に整理してみてください。
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いよいよ、
札幌証券取引所において、新市場
「Sapporo PRO Frontier Market」
が開設されます。

これまで
東京証券取引所、
福岡証券取引所で進んできた流れが、
いよいよ札幌にも波及した形です。
■Sapporo PRO Frontier Marketとは何か?
この市場は一言でいうと、
「成長企業のためのプロ投資家向け市場」です。
一般的な上場市場と比較すると、
・上場基準が比較的柔軟
・プロ投資家(特定投資家)を対象
といった特徴があります。
一方で、
・情報開示の質
・事業の成長性
・ガバナンス体制
といった本質的な部分は、
当然ながら厳しく問われます。

ここで重要なのは、
この市場を資金調達の場として
単純に捉えないことです。
いわゆる一般市場のように、
広く投資家から資金を集めることを
前提とした仕組みではありません。
むしろ、
「企業の情報開示を通じて信用力を高める」
「外部の視点を取り入れ、経営を磨く」
そのための“仕組み”と捉えるべきです。
■すでに動き始めている企業
実は昨日、
早くもこの市場への上場について
具体的なご相談をいただきました。
制度が整った瞬間に動く企業は、やはり早い。
こうした企業に共通しているのは、
「上場するかどうか」ではなく、
「この仕組みをどう経営に活かすか」を
考えている点です。
■経営者に求められる視点
今、問われているのは非常にシンプルです。
「うちはまだ早い」と考えるのか。
それとも
「今から準備を始める」と考えるのか。
上場そのものはゴールではありません。
・自社のビジネスモデルを言語化する
・成長ストーリーを描く
・ガバナンスを整備する
これらを進める過程そのものが、
企業価値を引き上げていきます。
結果として上場するかどうかは、
その延長線上の話です。
■垰本泰隆の視点
今回の
Sapporo PRO Frontier Marketの開設で、
中小ベンチャー、スタートアップが
プロ市場という選択肢を持つこと自体の
意味は大きいと考えています。
特に、
・地方企業の知名度や信用力の向上
・それに伴う人材採用力の強化
・外部の視点を経営に取り込む契機
こうしたテーマを考えている企業にとっては、
極めて有効な“経営ツール”になり得ます。
■最後に
動く企業は、もう動き始めています。
この市場を使うかどうかは別としても、
「知っているかどうか」
「検討しているかどうか」で
数年後に大きな差がつきます。
まずは全体像を正しく理解することからです。
詳しくは
札幌証券取引所の公式ページをご覧ください。
https://www.sse.or.jp/frontier#
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アメリカとイランの停戦交渉。
残念ながら、合意には至りませんでした。
こうした国際情勢は、
企業活動にも、そして私たちの生活にも
確実に影響を及ぼします。
ただ、だからといって、
「世界がどうなるか分からないから仕方ない」
と他力本願でいるわけにはいきません。
会社も、生活も、自分で守るしかない。
そんな問題意識から手に取ったのが、
『世界を解き明かす地政学』
![]() |
著者は、あのベストセラー
『13歳からの地政学』でも知られる田中孝幸さん。
![]() |
日本経済新聞の
モスクワ支局員やウィーン支局長を歴任し、
40か国以上で現場取材を重ねてきた方です。
本書では、
・地理
・国際社会のシステム
・時間
という3つの視点から、
世界を読み解いていきます。
『世界を解き明かす地政学』
![]() |
===ここから目次===
まえがき 地政学が重要になった世界
第1章 地球儀からの視点
第2章 世界を動かすシステム
第3章 時がもたらす変化
あとがき
===目次ここまで===
たとえば、
・なぜ中国外務省の幹部は強硬な態度を取るのか
・なぜロシアは簡単に戦争をやめられないのか
・なぜアメリカ・イスラエルとイランは対立するのか
ニュースでは断片的にしか触れられない
「背景」と「構造」が、
非常に分かりやすく整理されています。
そして重要なのは、
単なる知識として終わらせないこと。
こうした構造を理解することで、
・日本政府はどう動くのか
・為替やエネルギー価格はどうなるのか
・企業活動にどんな影響が出るのか
といった“先読み”のヒントが得られます。
世界の問題は、簡単には解決しません。
だからこそ、
「知らないこと」が最大のリスクになる。
そう感じさせられる一冊でした。
『世界を解き明かす地政学』
![]() |
経営者やビジネスパーソンのみならず
普段のニュースだけでは見えない
“構造”を知りたい方にオススメです。
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思ったように売れない。。。
ビジネスの現場では、
ある意味「日常茶飯事」です。
垰本泰隆のもとにも、
そうした相談は
日々寄せられます。
一方で、こんな声もあります。
「まさか、
こんなに売れるとは思わなかった!」
いわゆる“嬉しい悲鳴”です。
ここで少し立ち止まって考えたい。
売れなかった場合、
私たちは必死に原因を探し、
改善策を講じます。
では、
売れた場合はどうでしょうか?
実のところ
「なぜ売れたのか?」を、
深く掘り下げていないケースが
意外にも多いと私は感じます。
これは、かなりもったいない話です。
なぜなら、そこにこそ
「再現性のヒント」があるからです。
というわけで今回は、
まさにこの視点を鍛えてくれる、
『なぜ売れる?
謎解きで楽しむマーケティング入門』を紹介。
![]() |
本書では、
言われてみれば「なぜ?」と思う
ヒット事例が多く登場します。
たとえば、
・健康志向の時代にヒットした
「メガマック」
・ゲーム好きに見向きもされなかったのに売れた
「ニンテンドーDS」
・道ばたで拾えると言われた
「綿ロープが1,000円」で売れた理由
・安くもないのに支持された
「サトウのごはん」
こうした事例に共通するのは、
“事前の予想を裏切った成功”であること。
本書は、これらを
単なる成功談で終わらせず、
「なぜ売れたのか?」を
マーケティング理論で
解き明かしています。
『なぜ売れる?
謎解きで楽しむマーケティング入門』
![]() |
===ここから目次===
はじめに
第1章
健康ブームなのに
メガマックがヒットしたのはなぜ?
第2章
日本より高い価格のユニクロが、
所得が低い中国やアジアでなぜヒットしたのか?
第3章
「迷い猫、探してます」ポスター、
プロ猫探偵の成功率が高いのはなぜか?
第4章
ゲーム好きに見向きもされなかった
ニンテンドーDSがヒットしたのはなぜか?
第5章
「こんなもの道ばたで拾える」と
バイヤーに言われた
1000円の綿ロープがなぜ売れたのか?
第6章
後ろめたくて安くもないのに
サトウのごはんはなぜヒットしたか?
第7章
万人無視で市場が小さい
「偏愛めし」がなぜ成功したのか?
おわりに
===目次ここまで===
本書の事例は
BtoCが中心です。
しかし、
その背後にある構造は
きわめて普遍的です。
・顧客は何に価値を感じたのか?
・なぜ競合ではなく、それを選んだのか?
・どのタイミングでスイッチが入ったのか?
こうした問いは、
BtoBでも本質的に同じです。
むしろBtoBこそ、
「売れた理由の言語化」が
弱い企業が多い。
だからこそ、差がつく。
売れなかった理由を
分析するのは当然です。
しかし、
売れた理由を言語化し、
再現可能な形にする。
ここまでやって、
初めて“戦略”になります。
この視点を持つかどうかで、
単発の成功で終わるか、
持続的成長につながるかが決まる。
そんな示唆に富んだ一冊、
『なぜ売れる?
謎解きで楽しむマーケティング入門』
![]() |
営業担当者の方はもちろん、
中小企業経営者の方にも
強くおすすめします。
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今日はちょいと告知です。
垰本泰隆が
社外取締役を務める馬渕工業所で、
ORC発電システムの
開発責任者である遠藤聡が、
来週4月17日(金)に
東京・お茶の水で開催される
セミナーへ登壇することになりました。

今回は、並居る大企業と
肩を並べての登壇です。
これ、実は結構すごいことでして
(関係者として素直に嬉しいところです)
なぜかと言うと、
エネルギーや発電の分野は、
どうしても資本力や規模が
モノを言う世界だからです。
その中で、
地方の中小企業が
積み上げてきた技術が、
同じ土俵で語られる。
これは単なる一事例ではなく、
時代の変化の一端だと感じています。
ORC発電システムは、
工場などから出る未利用熱を
電力に変える技術です。
https://machinochikara.com/orc2/

決して派手ではありませんが、
エネルギー効率を底上げする、
極めて本質的なソリューションです。
そしてこうした技術は、
現場での試行錯誤の
積み重ねからしか生まれません。
企業規模ではなく、
どれだけ本質に向き合ってきたか。
その積み重ねが、今回のような形で
少しずつ評価され始めているのだと思います。
もしご関心のある方は、
ぜひチェックしてみてください。
現場で何が起きているのか、
かなりリアルな話が聞けるはずです。

▼セミナー詳細はこちら
https://www.tic-co.com/seminar/20260419.html
こうした動きが広がっていくことで、
同じように挑戦している中小企業にとっても、
一つの現実的な道筋になっていくはずです。
引き続き、こうした現場発の動きも
しっかり追いかけていきます。
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