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一見すると役に立たないように感じるが、実はメッチャ役に立つのがコレ♪

2024.11.05 (火)

 

IPO(新規株式公開)の
仕事をしていると

「そんなルールがあるのか!」

という新たな発見が多々あります。

その最たるものが
俗に「行政法」と言われるもの。

(参考:行政法とは?
国や地上自治体(都道府県)が、
法律に基づき社会を形づくるために
必要なルールを定めた法律(個別法)の総称)

お客さんの営む商売に関わる
許認可などをはじめとする
さまさまなルールをはじめ、

私たちの日常生活に
深く関わりがあるものの
(たとえば運転免許など)、
なかば空気のような
存在ともいえる行政法。

日本の法律の
何と9割を占める行政法ですが
六法全書には出でこないので
くわしく知る機会がない。

というわけで今回は

『教養としての「行政法」入門』

教養としての「行政法」入門

読んでみた。

著者は行政書士の服部真和さん。

450ページを超える大著ですが、
法律関連書籍にありがちな
条文の解釈とかは殆どなく、

事例を多用しながら

「私たちが行政から
どんな制約を受けて、
それらをクリアするために
どんな手続きをすればよいのか?」

「行政の不作為等で
不利益を被った場合、
どんな対抗手段があるのか?」

などなど、
ビジネスのみならず
個人にも有益な知識を
得ることが出来ました♪

『教養としての「行政法」入門』

教養としての「行政法」入門

===ここから目次===

序 章 行政法の構成要素
第1章 要素1 行政法の基本原理
第2章 要素2 行政主体を知る
第3章 要素3 行政客体とは何か
第4章 要素4 行政作用を知る
第5章 要素5 地方自治という共同体
第6章 要素6 行政と私法領域
第7章 要素7 行政救済の手段
第8章 行政法を未来に繋ぐ
あとがき

===目次ここまで===

本書を読んで改めて
官公需の市場規模のデカさ(20兆円)と

実際に官公需の仕事をしているのは
日本の全事業者(法人のみならず個人も含む)の
わずか2%しかいないという
現状を再認識しました。

ビジネス的には
そんな未開のマーケットに
誰しも参入したいと思いますよね?

『教養としての「行政法」入門』で、

教養としての「行政法」入門

そのための端緒を
掴めると垰本泰隆は感じたので
官公庁の仕事をゲットしたい方は
手に取ってみてください。

私も本書を手元に置いて
折に触れてひも解きます。

=====================

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