株式会社
北海道 PVGS
20年間お世話になった
理容師のH田さんが
引退することになり、
昨日ラストの散髪をしてもらった。
人は誰しも
(もちろん垰本泰隆も)
いつの日か引退のときを迎え
後進にバトンタッチする日が来る。
なんてことは
私が言うまでもなく
誰もがご存じですから、
皆さんそれぞれに
事業承継の備えを
していると思います。
私も事業承継の
お手伝いを長年していますが、
事業承継で明暗を分けることを
今回のことであらためて思い返した。
それは何かというと、
お客さんとの
「関係性」を引き継ぐこと。
関係性とは、
人と人が結びついている
ありようのこと。
昨今は顧客情報を
ちゃんとデータ化している
会社が増えているので、
「情報」の引継ぎの
心配をすることは減っているが
「関係性」の引継ぎは
おざなりになっていることが多い。
以前もある現場で
「長年のお得意さんと
私が築いた関係性は
一朝一夕に引き継げないし
データにできるもんじゃない!」
なんて言われたことがあるが
ええ。ある意味その通りです。
なのでね、
それなりの時間をかけて
つまりは伴走しながら
後進に引き継ぎをすることが
欠かせないわけです。
これをすることなく
テクニカルな部分だけを
事業承継しても
早晩ほころびが出て
長年のお得意さんが
離れていくことになりかねない。
とくに中小企業の
事業承継においては
「関係性」の引継ぎが
その後の生命線であると
いっても過言ではない。
てなことを
若干センチになりながら(汗)
あらためて思ったのであります。
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先日ご紹介した
下記を読んでくださった方から
https://x.gd/pG7va
もう少し踏み込んだ
参考事例などはないですか?
という
問い合わせを頂戴しました。
ので、本日は
『スモールビジネスの教科書【実践編】』
![]() |
をご紹介します。
著者は、
戦略系コンサルを経て独立し、
現在は20以上のビジネスを展開。
それぞれが年商で
数百万円~から10億円を達成している
武田所長さん。
本書では
スタートアップのような
急成長を目指すのではなく
個人がゼロから
スモールビジネスを立ち上げたり
中小企業が
極力リスクを排除して
新規事業を立ち上げる時に
参考となる事例を紹介し
成功するためのポイントのみならず
失敗して大やけどしないための
撤退基準についても解説しています。
なので、
ド派手にかっこよく
事業を急拡大したい!
というお考えの方には
おススメいたしません(爆)
『スモールビジネスの教科書【実践編】』
![]() |
===ここから目次===
はじめに
本書の構成
協力してくださったスモビジオーナー
第1部 スモビジを開始する
第1章 儲かる情報を入手する
第2章 着手すべき事業を見極める
第3章 最初から売上が立つ事業とは何か?
第4章 参入初期の動き方
第2部 スモビジを軌道に乗せる
第1章 金払いのよい顧客を見つける
第2章 競争優位性を確立する
第3章 売れる営業・販売チャネルを発見する
第4章 事業を改善し勝ち続ける
第5章 失敗を次に繋げる
全体サマリー
FAQ
おわりに
===目次ここまで===
これは名言!
と思ったフレーズを紹介すると
「ビジネスの基本は
成長の波に乗ることであって、
自分で波を引き起こすことではない」
「安定した
稼ぎを生み出すには、
<大きくスケールしづらいが
最初からある程度儲かる>ビジネスを持つ」
独立開業や
新規事業という言葉で
バイアスがかかるのか、
つい独自性が高い
商品やサービスを作らなければ!
と考えがちですが
本書でも指摘しているように
独自性が高い商品やサービスの
生存率は極めて低いのが現実。
多額のリスクマネーを
調達できないかぎりは
上記に手を出すべきではない。
という著者の考えに
垰本泰隆も激しく同意です。
『スモールビジネスの教科書【実践編】』
![]() |
リスクを極小化して
小さくてもいいから
強い事業基盤を作りたい!
という個人や
中小企業の皆さんは
ぜひ読んでみてくださいませ。
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「仕事を創る!」
というスローガンのもと
某地方都市で産官学が連携した
プロジェクトに参画したのを機に
『豊岡メソッド』を読んでみました。
![]() |
本書は
世界各地で女性の教育、雇用・起業、
ジェンダーギャップ解消などに
取り組んでいる大崎麻子さんと、
日本経済新聞記者を経て、
現在はフリーランスの秋山基さんの共著。
タイトルにある豊岡とは
垰本泰隆も何度か訪れた兵庫県豊岡市。
豊岡は
コウノトリの野生復帰や
城崎温泉でその名を知られており
今では
人気移住先ランキングや
住みたい田舎ランキングで
それぞれ第1位に輝くなど
地域再生の優等生です。
が、かつては
若者が逃げ出す過疎のマチで
とくに若い女性の
流出が激しかった豊岡。
上記は多くの地方において
他人事ではない問題ですよね。
多くの地域が悩む
これらの問題の真因を
豊岡では市長を筆頭に
関係者が苦闘の末に突きとめ
それを解決するための
KPI(重要業績評価指標)を設定。
そしてその改善に
取り組んできた詳細を
赤裸々に紹介しているのが
『豊岡メソッド』です。
![]() |
===ここから目次===
はじめに
序 章 “構え”を作る
第1章 なぜ豊岡は“戦略的”なのか
第2章 働きやすく、働きがいのある職場をつくる
第3章 ジェンダーギャップ解消でまちづくりを
第4章 変わり始めた企業
第5章 動きだす人々
第6章 地域の魅力を生かす
終 章 豊岡メソッド
あとがき
付録
引用参考文献
===目次ここまで===
地方の人口減少の原因は
出生率の低下ではなくて、
女性の社会減であること。
そして上記の問題が
生じる真因は
ジェンダーギャップであること。
私も地方で仕事をすると
ジェンダーギャップを感じるし
これは地域問題のみならず
とくに地方の中小企業の
人材採用難の真因であると
私は感じました。
『豊岡メソッド』
![]() |
地域活性化に取り組む
産官学の皆さんに
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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日経平均が
史上最高値にせまる今日この頃♪
そんな明るいムードの最中、
逆行するような話を
きのうは聞いておりました。
https://x.gd/lA9xv
入手した資料や詳細の情報は
講演者の会社が
有償で提供しているものなので
この場で引用はできませんがm(__)m
垰本泰隆は
とあるデータに違和感があった。
そのデータとは
2023年度上半期の
都道府県別の倒産件数。
おおくの都道府県で
前年同期比で倒産件数が
増加している中、
昨年ひさしぶりに訪れた
某件の倒産件数が
前年同期比で際立って
減少していたこと。
「それの何が問題なの?
喜ばしいことじゃない!」
はい。
数字だけ見れば
その通りなんですが
私が当地を訪れた際、
現場で感じたことと
乖離があると感じたのです。
私が当地で依頼された
仕事内容をはじめ
三日間滞在したなかでは
「総じて厳しいなあ。。。」
という感覚だったから。
この違和感については
講演者に質問をさせてもらい
後日回答をいただく予定なので
予断を持たずにそれを待ちますが
自省をこめて
あらためて思ったことがあります。
それは、
心理学でいうところの
「確証バイアス」
人は自分が信じていることを
裏付ける情報だけを探し、
自らに不都合な情報を
無視する傾向がある。
その結果として、
より一層自らの
偏った考えを強化してしまう。
他人に迷惑をかけなければ
何を信じようが
偏った考えを持とうが
個人の自由だけれど
経営者やリーダーが
確証バイアスのみに依拠して
経営やビジネスの判断をしたら?
ええ、私が言うまでもなく
会社もビジネスも
危険にさらされてしまう。
とはいえ確証バイアスは
私もそうだけけど(汗)
誰しもが持っているもの。
なのでね、
確証バイアスが
私にもあるのだ!を
お互いに忘れることなく
アンテナを張り、
ときに不都合な真実に向き合い
学び続けるしかないと思います。
そんな学びをしたい!
と思われる方はぜひ、
スモールサン日曜大学↓
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スモールサンゼミ↓
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に参加してみてね♪
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他に気を取られないうちに(笑)
お約束通りきのうの↓
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続きを書きます。
新株発行などの
エクイティファイナンスで
株式市場から資金調達を
おこなう以外に
IPO(新規株式公開)すると
会社にどんなメリットがあるのか?
いくつもありますが、
まずお知らせしたいのが
銀行借り入れに際しての
経営者の個人保証が外れることです。
下記のとおり昨年から、
https://x.gd/y810T
経営者の個人保証を
見直す動きがありますが、
垰本泰隆の現場感覚では
銀行が積極的に
「社長、個人保証を外しますね!」
なんて
自らが不利になることを
案内するとは思えない(爆)
なので、
会社自らが求めて
いかないと思います。
と、
脱線したので話をもどすと
IPO準備会社の場合、
上場を控えたタイミングで
主幹事証券会社
(東京プロマーケットの場合は
Jアドバイザー)から必ず、
銀行に対して
個人保証を外すよう
働きかけることを要請されます。
そして私の経験則では
例外なく個人保証が外されます。
なぜならば
IPOする会社は必ず
監査法人による監査を受け
それに基づいて決算書類を
作成し開示するからです。
くわえて、
銀行取引の幅も広がる。
もっとあけすけに言えば
貴社と取引したい!という
銀行が増えることで
金利などで
有利な取引条件を
引き出せるようになる♪
つまり、
新株発行などの
エクイティファイナンスで
株式市場から資金調達が
それほどできなかったとしても
銀行借り入れに代表される
デットファイナンスでの
資金調達にはプラスにはたらく。
以上をまとめると
会社にとって生命線である
資金調達手段が
多様化することが
IPOのメリットの一つだと
私の経験則からも確信しています。
以上、お金にからむ
IPOのメリットを書きましたが
そのほかについても
折をみてご案内しますね。
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