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全国から毎週視察が殺到するマチは、かつては若者が逃げ出す過疎のマチだった。

2024.02.17 (土)

 

「仕事を創る!」

というスローガンのもと

某地方都市で産官学が連携した
プロジェクトに参画したのを機に

『豊岡メソッド』を読んでみました。

豊岡メソッド 人口減少を乗り越える本気の地域再生手法 (日本経済新聞出版)

本書は
世界各地で女性の教育、雇用・起業、
ジェンダーギャップ解消などに
取り組んでいる大崎麻子さんと、

日本経済新聞記者を経て、
現在はフリーランスの秋山基さんの共著。

タイトルにある豊岡とは
垰本泰隆も何度か訪れた兵庫県豊岡市。

豊岡は
コウノトリの野生復帰や
城崎温泉でその名を知られており

今では
人気移住先ランキングや
住みたい田舎ランキングで
それぞれ第1位に輝くなど
地域再生の優等生です。

が、かつては
若者が逃げ出す過疎のマチで
とくに若い女性の
流出が激しかった豊岡。

上記は多くの地方において
他人事ではない問題ですよね。

多くの地域が悩む
これらの問題の真因を
豊岡では市長を筆頭に
関係者が苦闘の末に突きとめ

それを解決するための
KPI(重要業績評価指標)を設定。

そしてその改善に
取り組んできた詳細を
赤裸々に紹介しているのが

『豊岡メソッド』です。

豊岡メソッド 人口減少を乗り越える本気の地域再生手法 (日本経済新聞出版)

===ここから目次===

はじめに
序 章 “構え”を作る
第1章 なぜ豊岡は“戦略的”なのか
第2章 働きやすく、働きがいのある職場をつくる
第3章 ジェンダーギャップ解消でまちづくりを
第4章 変わり始めた企業
第5章 動きだす人々
第6章 地域の魅力を生かす
終 章 豊岡メソッド
あとがき
付録
引用参考文献

===目次ここまで===

地方の人口減少の原因は
出生率の低下ではなくて、
女性の社会減であること。

そして上記の問題が
生じる真因は
ジェンダーギャップであること。

私も地方で仕事をすると
ジェンダーギャップを感じるし

これは地域問題のみならず
とくに地方の中小企業の
人材採用難の真因であると
私は感じました。

『豊岡メソッド』

豊岡メソッド 人口減少を乗り越える本気の地域再生手法 (日本経済新聞出版)

地域活性化に取り組む
産官学の皆さんに
ぜひ読んでいただきたい一冊です。

=====================

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