株式会社
北海道 PVGS
コロナ対策として、色んな助成金制度が出てきてますねえ。
身内褒めで恐縮ですが、私が何にも指示してないのに(汗)
スタッフが気を利かせて、うちでも申請できるんじゃない?
的な資料を取り寄せて説明してくれました。
で、申し訳ないが私が出した結論は「申請しない」でした。
正直言ってうちだって、色々影響受けてますよ。
ふんだんにおカネがある訳でもなく
そりゃ、貰えるものはあり難く頂戴したい。
でもね、申請しないと決めた。理由は「時間」です。時間。
スタッフも私も、お客様サポートの一環で
助成金や補助金の申請やその後の手続きはもとより
事後の審査対応まで経験があるので
普通の人より手馴れていると自負してます。
で、スタッフに今回の助成金。申請完了まで半日で出来る?
って聞いたら「それはムリです」と即答。なので、ヤメました。
だって「緊急対策」なんでしょ?
手馴れている人間でも調べて、問い合わせて
書類書いて、申請して、などなどに数日はゆうにかかる。
ましてや今回は、初めての方が多い筈です。
助成金をご用意くださった関係者は怒るかもしれませんが
私の判断は「使えない」制度です。バッサリと断じます。
助成金の申請手続きに、スタッフや私の時間を何日も使ったら
その分だけ、お客様へのサービスご提供に使う時間が減る。
目先の売り上げはモチロンのこと、コロナ騒動が収束した後を
睨んだ種まきの時間も減る。即ち、将来の売上機会を喪失する。
補助金の申請代行などのサポートを提供してくれる
業者さんがいらっしゃいますから、費用対効果を考えて
専門業者さんにお願いする手もありますが
緊急対策ならばこそ、知識や経験に乏しく
「ヒトモノカネ」が不足している中小事業者さんが
「自分で」「簡単に」「最短で」
パパっと使えるツールにしなきゃ、意味がないんじゃないの?
と思うのは、私だけでしょうかね。
我々のようなこれらをサポートできる事業者は
出番が増えるのでビジネス的には嬉しいけど
サポート事業者にもキャパの限界があって
今の状況ではキャパオーバーしてる可能性も高いんですよ。
今に限らず、どんな時でも時間を「コスト」で費消せずに
「機会」を創出するために使う発想を、経営者は忘れずにです。
いや、経営者に限らず、全てのビジネスパーソンもですよ(*^_^*)
志村けんさんが、お亡くなりになった。
朝からメッチャ、ショックを受けた。
なんつっても子供のころ
ドリフターズにドハマリしてましたからね。
そこらかしこらでドリフターズの真似をして
親にめちゃくちゃ怒られて
ドリフのテレビ見るの禁止されたり(爆)。
小学校でもドリフのマネが流行り新聞丸めて
アチコチでポカポカと友達とやって
先生に怒られて廊下に立たされたり(汗)。
志村けんさんはスクリーンの向こう側の御方ですが
私にとっては、とーっても身近なヒトでした。
志村けんさんが体調不良を訴えられて
お亡くなりになるまでの期間と
3年前に亡くなった私の父が
容体が急変してなくなるまでの期間がほぼ一緒。
死因が肺炎というのも同じ。
偶然と言えばそれまでですが
一層、身近な自分ゴトに感じてしまいます。
でもね、頭では分かっちゃいる
理論や理屈は、理解できるけど
人は残念ながら
自分ゴトとして捉えることはできない。
こう考えると、関係各位が懸命に頑張っておられること
腐心されていることに理解は出来ますが、繰り返し世間に
特に若い世代に訴えている今の方法って、有効なのかなあ。
てなことを思わずにはいられない。
同居家族に高齢の方や
持病をお持ちの方がいない若い世代の方に
自粛しろっていっても「はい。分かりました。」とはならない。
と、私は思います。
だって、ビジネスでも殆どがそうですもん。
転ばぬ先の杖。今のうちにM&Aにしても、資金対策にしても
出来る準備をしましょうとアドバイスしても
誠に残念ながら多くの方はスルーします。
で、今のような状況に直面すると右往左往され
しかもタイムリミットギリギリに駆け込んできますから。
が、もはや支払い余力もなく
オカネを仮に頂いたとしても成す術がなく
残念ながらお断りをすると
「お前は鬼だ」と罵られることも結構あります。
私もビジネスですから頂くもんは、やっぱり頂きませんと。
何だか今日はショックが先立ち
とりとめのない文章になりましたが
お客さんは、メリットやリスクをいくら論理的に
繰り返し訴え続けたとしても、動かない。
それらが身近な自分ゴトにならない限り。
お客さんがどうすれば
身近な自分ゴトと感じて下さるか?
常に考え続けて、こちらがアクションしないと。
志村けんさんの死を無駄にせず
世情に再び笑いを取り戻すためにも。
志村けんさんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
一昨日の27日、日経新聞に掲載された記事に
衝撃を受けました。
衝撃を受けた記事とは、小西美術工芸社の
デービッド・アトキンソン社長のオピニオンです。
タイトルは「日本、脱・中小企業優遇策で成長を」。
記事のポイントを以下に要約しますと
1)日本企業は殆どが中小企業
2)中小企業は生産性が低い
3)中小企業が多いほど、国全体の生産性は下がる
4)生産性が低い→低所得→低収益
以上から、コロナ騒動ですぐ悲鳴を上げる企業が多い。
で、この構造問題を解決するには
全ての企業が大企業や中堅企業を目指すような政策をとり
中小企業への優遇策をやめること。
私的にはこの言説に対して、申し上げたいことが
山ほどありますが、各論の部分においては正しいなと
思うところもありました。
そして是非や賛否は別にして
私はデービッドさんを「凄い」と率直に思います。
凄いと思った理由は、顔も名前も晒したうえで
堂々と自分の考えを公の場で披露しきったことです。
恐らく、この記事をお読みになった中小企業の経営者の
皆さん方の中には、怒りに震えた方もいたかもしれない。
もしかしたら、すでにネットとかで炎上してるかもしれないし
会社や本人に、抗議や反論が寄せられているかもしれない。
が、一方で「よく言った!」「その通り!」と
拍手喝采している方もいるのではないかと思います。
そして言論は自由であるべきです。どんな時であっても。
私も中小企業の端くれですから、ぶっちゃけ
記事を読んで悔しい気持ちになりましたよ。
中小企業の皆さん、かように言われっ放しじゃあ
悔しくないですか?
悔しさを愚痴で終わらせちゃあ、意味がないですから
キッチリ生き残って見返してやりましょうよ。
したたかに生き残るために必要な武器となる情報を
必要として下さる皆さんに、来月からお届けしてまいります!
頑張りましょう!!!
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |