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ワインとチーズが不足する原因は「雪不足」。

2020.01.09 (木)

 

いやあ、それにしても今年の札幌はホント積雪が少ない。

とは申せ自然のこと。いつ、ドカッと雪が降るかは

神のみぞ?天のみぞ?知る話ですが。。。

キャスターバックをゴロゴロと転がし

移動する身である私は助かりますし

札幌市では毎年、除雪の費用だけで

150~200億円位のコストがかかっており

その除雪費用が減るとか、皆さんが毎朝、苦労されてる

除雪の手間や時間が減るとか、良いこともあります。

んがしかし、来月に迫った毎年200万人以上を集客する

冬のメインイベント「さっぽろ雪まつり」。

雪不足で雪像建設、ピンチですよ。。。

除雪で収入を得ている方々は、商売あがったりだし。

何とも露骨な言い回しですが

誰かの「得」は誰かの「損」なワケです。

そしてさらに深刻な話が。。。

その道のプロが大変な危機感を抱いている

今の状態(雪がない状態)で春を迎えると

今年の「秋」がヤバくなる恐れが大いにある訳です。

「ワイン」と「チーズ」が。

積雪は確かに生活者にとっては

除雪やら何やらで厄介者の面がありますが

「ワイン」と「チーズ」にとっては「守護神」です。

冬の間、ブドウの「木の根」や、牛が食べる「牧草の根」が

雪に覆われるお蔭で「凍結」から守られる。

が、その雪がないと「根」が「凍結」してダメになっちゃう。

となると、ブドウも牧草も収穫できなくなって、原料が激減。

ワインの生産量も減り、

牛乳の収量も減り、チーズの生産も減る。。。

となれば?価格は上昇し、道産ワインやチーズを

今年の秋は手軽に楽しめなくなる恐れ、大ですよ。。。

そうは言っても自然のことなので

如何ともしがたい、仕方ないでは

それを生業とされている方は済まされない。

ビジネスのリスクヘッジだけに、スポットを当てて考えれば

商社などが通常行っている、原料調達の代替ルートの確保や

調達ルートの分散化とかを、今のうちから仕込んでおかないと

秋になって「売るモノ」がなくなるかもしれない。

今、目の前で起きていることが、先に何をもたらすのか?

を読むチカラ。

経営者には必須ですね。

そして北海道にとって、雪は欠かせぬ自然の恵みだということを

「いやー、歩くの楽だわ」

と単純に喜んだ、己を猛省しております。

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