株式会社
北海道 PVGS
本日は朝から5件のアポが入り
時節柄を考えればあり難い限りです(#^.^#)
最初のアポは新規にご縁を頂戴した不動産業を営まれるA社長。
ギラギラ感が全くない穏やかな方。
今の状況下、物件開発などで
それなりに影響も生じつつあるものの至って冷静で
既に次に打つ手を考えている。
私へのご依頼も今の苦境を凌ぐために
何とかしてくれじゃなくて
この先にやって来るであろうチャンス
不動産的に言えば「買い場」を逃さないために
今、すべきこと、してはいけないことを
第三者目線でシビアにチェックし
遠慮なく示唆してくれとのことでした。
いつも以上に身が引き締まり背筋が伸び、気合いが入りました。
私はAさんが、目先に惑わされずに今から次を睨んで
手を打てるのは、Aさんが何気なく発した次の言葉が
全てではないかと感じました。
「私はお客さんと狭く深く付き合っているので
目先は自助努力で乗り切れます」
Aさんが仰る「狭く」とは、お客さんの
数を増やすことを主たる目的にしないという意味。
「深く」とは、法令やモラルに反しない限り
自社の業種業態に拘らず、お客さんが求めるものや
必要なモノを、何でもご提供するという意味。
私も日々念頭に置いていますが
今日は改めて深い示唆を頂いた心持ちです。
「深く」は心情的に抵抗を覚える方は少ないと思いますが
「狭く」は相当に勇気がいりますよね。
私だって無意識のうちについつい
客数の拡大がアタマをよぎっていますから(爆)。
でもお互いに勇気を出して
「狭く」を意識の俎上にのせましょう。
苦しいときほど、その真価が発揮されますから。
福岡では公私に渡り、飲食店経営者さんとの
お付き合いが多めでございます。
今回の件で悲喜こもごもではあるものの
お付き合いのある皆さんは総じて、頑張っておられます。
このご時世でも満席だったりしますし(凄)。
私の気付きの範囲ではありますが、福岡の飲食店さんで
堅調に推移されているお店に共通するポイントは
以下の通りかなと思います。
1)メニューはお任せか単一でオペレーションを効率化し
結果、食材ロスをも低減している。
2)お客様の来店のみに依存せず、出前やケータリングにも
対応している。
他にもたくさんありますが、主だったものは上記の2つです。
で、これらの取り組みは別に今回慌てて始めたんじゃなく
皆さん、従来からやっていた取り組みなんです。
まさに「平時の備えが有事に生きる」ですね。
上記2つの取り組みの背景にある論理は
飲食店に限った話ではなく
私のような無形サービスをメインとする事業者や
他の業種にも非常に参考になると思います。
上記1)は、言い換えれば「生産性の向上」
「コスト削減」であり、私がお付き合いしているお店は
調理を行うのは1人です。それで充分回る。
上記2)は、言い換えれば「横展開」「売上間口の拡大」
更に別な言い方をすれば「ワンソース、マルチユース」です。
今の時代、受注システムやデリバリーなど
自社でリソースを抱えなくても、外注で何とでもなりますしね。
私の周囲でも特需に便乗的なご商売に衣替えしようとしたり
政府の資金繰り支援を首を長くして待っている方が
チラホラと出てきて、相談も受けましたが
キツイ言い方をしますと、これらは風任せであり、他力本願。
物事の本質的解決になりません。
風が止まれば、また同じ苦しみが待っている。要は先送り。
政府の資金繰り支援も、いずれは始まるでしょうが
始まるまでのタイムラグに、耐えられますか?
今からでも遅くないので直ぐに
出来ることに取り組みましょう。
で、その取り組みは、今だけ生きる取り組みではなく
平時に戻っても有効な一打であることが大切です。
そういうご姿勢とご決意をお持ちの方に関しては
惜しみなく全力でお手伝いさせて頂きます。
お互いに頑張りましょう!
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