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人が育つ、ドンキの”非常識”マネジメント!社長に意見は求めていません。ハンコだけくださいw

2024.12.02 (月)

 

同じ店なのに、
一つとして同じ店はない!

なんて言ったら
なにそれ?と思われるでしょうw

が、その店の名は
みなさんもよくご存じで

垰本泰隆も出張先などに
あれば思わず立ち寄ってしまうドンキ。

屋号は同じでも
中身は一つとして同じものがない。

一流と言われる大企業などでは
ブランドや信用を傷つける行為として
禁じ手ともいえるそんなやり方の秘密は

想像を超えた現場への
徹底した権限移譲にある。

そしてその結果、
売上2兆円を超える
押しも押されぬ大企業になった。

そこに至る歩みについて
ぶっちゃけトーク的に
書いているのが

『ドンキはみんなが
好き勝手に働いたら
2兆円企業になりました』

ドンキはみんなが好き勝手に働いたら2兆円企業になりました

本書はドンキの運営会社
PPIH社のCEO吉田直樹さん、
同社上席執行役員の森谷健史さん、
博報堂クリエイティブディレクターの
宮永充晃さんによる共著。

タイトルにもある
売上2兆円を達成するまでの戦略を
イマイチパッとしなかった
ドンキのプライベートブランド商品の
立て直しに取り組む話を中心に紹介していますが

書きぶりは一般的なビジネス書とは
明らかに一線を画しており

どうしようもないダメエピソードや
上場企業とは思えないカオスぶり
社長や上司の言うことは
歯牙にもかけない現場など(爆)

多くの会社が隠蔽したくなるw
内容が満載で面白過ぎた一方
読み終えたあとに
ある種の清涼感を感じた。

その理由を
私なりに言語化すると

泥臭くアホらしく
人に笑われるような
ドンキのチャレンジのいずれもが、

ガチ真剣な顧客思考と、
経営の本質に基づいて
いるからだと思うから。

『ドンキはみんなが
好き勝手に働いたら
2兆円企業になりました』

ドンキはみんなが好き勝手に働いたら2兆円企業になりました

===ここから目次===

はじめに

序 章
社長から見ても「ドンキって変」なんですね(笑)

第1章
「情熱価格」をリニューアルしなければならなかったワケ

第2章
「ドンキに行ってみたい」と思わせるブランディング戦略

第3章
「ドンキらしさ」の正体

第4章
「驚き」と「正直」ドンキらしい情熱価格にする方法

第5章
ドンキの「ヒット商品」はこうして生まれる

第6章
「教えてお客さま」ドンキ流マーケティング戦略

第7章
ドンキのマネジメントとは「マネジメントしない」こと

第8章
社員もバイトも「みんな好きに」やりなよ!

おわりに
ブランドとは?その答えが「ドンキ」と「情熱価格」

謝辞

===目次ここまで===

私がもっとも印象に残った
本書の言葉は以下3つ。

≪みんなの75点より誰かの120点≫

≪「格好いい店」というのは、得てして
主語が自分(自社)になりがちです。
つまり、会長が言った
「格好いい店はつくるなよ」とは、
主語が自分になっていることへの戒めでもある≫

≪当社の権限委譲には4つの要素があります。
「明確な勝敗」「タイムリミット」
「最小限のルール」「大幅な自由裁量権」がそれです≫

ドンキは今や超大企業ですが
上記をはじめ本書に書いていることは
中小企業にとって役立つことが
たくさんあると私は思います。

『ドンキはみんなが
好き勝手に働いたら
2兆円企業になりました』

ドンキはみんなが好き勝手に働いたら2兆円企業になりました

商品開発や
マーケティング関係者のみならず
中小企業経営者をはじめ
ビジネスパーソンは読んでみてください。

=====================

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