北海道PVGSは「地域活性化のプロデュース」を行う会社です

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アレを言われるのが、一番こわいんですよ。。。

2020.09.25 (金)

 

ひさびさに岐阜県多治見市へ行ってまいりました(^.^)

滞在時間2時間弱でしたが(汗)。

目的は某金融機関(T社)さんとの
包括的な業務提携に関する件。

具体的なお仕事としては
T社さんのお取引先の企業さんに対して

私どものメンバーが講師となって
セミナーや研修をご提供したり

T社さんのお取引先企業さんへ
成長支援・事業承継・M&A
株式上場準備のコンサルティングを
ご提供したりといった内容です。

ご担当者から役員さんまで
うち揃ってお出迎え下さり
背中にピリリと緊張感が走りましたが

5分と経たずに和やかモード(^.^)
具体的な話がサクサクと進みました。

話がサクサク進んだ理由は身内褒めで恐縮ながら
パートナーのMさんがT社さんと培っていた

人間(信頼)関係です。

T社さんいわく
Mさんの仕事ぶりはよく知っていますよ。

なんたって紹介したお客さんから
感謝されていますしねと。

そしてこう、仰いました。

私ども(T社)が一番恐れるのは
お前の紹介で損したぞと
紹介したお取引先さんに言われることなんですよと。

損した!って聞くと

お前が勧めた(紹介した)
株や投資信託を買ったものの値下がりして損したぞ!

とかが思い浮かんじゃいますね。。。

でも今回、T社さんが仰った「損」とは
お金の「損」じゃないんですよ。

なにかと言うと、宙ぶらりん状態という「損」。

別な言い方をすると
いつまでたっても結果がでないという「損」。

たとえばと前置きされて、T社さんが話された事例。

お取引さんがM&Aで企業や事業を買いたいといわれ
M&Aの専業会社さんを紹介した。

M&Aの専業会社さんは、M%A以外の手段は提供しない。

なのでニーズにマッチする案件が出てこない限り宙ぶらりん。

待てど暮らせど頼りなしで、いつまでたっても結果が出ない。

のでお取引先さんは
相談したり書類を作った時間を「損」したと言われた。

ところがMさんに相談し
お取引先さんと膝をつきあわせ
そもそもなぜ、買いたいの?を突き詰めていった結果

M&A以外の手段で
お取引先さんが望む結果を出してくれたと。

Mさんは幅広いスキルを持ち
頼りがいはあるが無論、万能ではない。

そのMさんが信頼し
Mさんが持っていないスキルや経験をもつ
Oさんと私を連れてきた。

この3人を中心とした
チームで対応してくれる提案を断る理由がありませんよと。

ありがたく思うとともに
改めて背筋が伸び気合が入りました!

そんな私の決表明はさておき(汗)

今日のオチとして申し上げたいのは

そもそも、何故?そうしたいの?

を突き詰めていけば
最適な手段が見えてきますよ。ということ。

でも、突き詰めるためには
それを的確に引き出してくれる伴走者の役割が欠かせません。

経営者の皆さん、悩みや課題を解決するために
話を訊いて、思いの向こう側を
引き出してくれる伴走者はいますか?

もしおられなければ
私どものチームが喜んでお引き受けします(^.^)

私どもでなくても(爆)
取引金融機関やブレーン選びの時に
この人(会社)は思いを引き出せる伴走者なんだろうか?

なんて目線で視てみるとよいですよ。

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左上がキナ臭い?それは要注意ですよ。よく観て!

2020.09.24 (木)

 

さてさて一昨日から続いている
なぜウソをつく(粉飾決算)のか?
シリーズでございます。

きのうも書きましたが
粉飾決算をおこなう動機の
もっとも大きなものは銀行対策。

でも疑問が湧きませんか?

銀行はお金を貸すために
そして貸した後のフォローで

それこそ毎日、決算書を見ている
いわば決算書を観る「プロ」です。

そうそう簡単に
だますことはできないんじゃないの?

はい。その通りだと思います。

だから騙す方も必死ですよ(爆)。

人間、追い詰められたら何とやら。。。

時と場合によっては銀行はおろか
プロ中のプロである
公認会計士すらあざむいちゃう。。。

だからといって
当事者である事業者の皆さんが

M&Aによる企業の買収で
手痛い損失を出したり

売掛金の回収を簡単に
あきらめる訳にはいきませんよね。

くどいようで恐縮ですが
詳細の調査はプロの力を借りるとしても

キナ臭さを感じる鼻は
是非、養っていただきたいと思います。

ので本日は具体的に
見るべきポイントを1つお伝えします。

一番よく見ていただきたいのが
貸借対照表(バランスシート)の
資産の部(左側)の流動資産です。

流動資産のなかには
売掛金・商品在庫などがあります。

この売掛金や商品在庫の数値を
おととい申し上げたように
3期分、比較して見てくださいませ。

たとえば3年間
売上がほとんど横ばいなのに
売掛金や商品在庫が不自然に増えている。

こういった動きをみて
「ん?」なんだか怪しくないか?

と感じることができる「観」を
持っていただければと思います。

M&Aによる企業買収なんて聞くと
攻めて拡大だ!的なイメージが先行しますが
あたりまえですが守りと備えも大事。

取引先の新規開拓や拡大でも
同じことが言えますよね。

攻守のバランスを保つためにも
比較して観る力を
持っておいて損はないですよ(^.^)

観る目を養いたいと
思っておられる皆さま
下記までお気軽にメールをくださいませ!
info@tetraforce.jp

ご要望に応じた
研修プログラムを
ご提案させていただきます(^.^)

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あの悪事に手を染めてしまうのは、●●への対策。。。

2020.09.23 (水)

 

今日はきのうの続きで
なぜ中小企業が粉飾決算という

終わりの始まりとなるようなウソをつくのか?

について語ってみたいと思います。

中小企業が粉飾決算に
手を染める理由は十中八九
銀行対策だと私は思っています。

さくじつも少し書きましたが
決算が赤字続きとなって
最悪、債務超過になった場合

銀行はお金を貸してくれるどころか
貸しているお金を回収しようとします。

黒字倒産なんて言葉がある通り
赤字になったから会社がつぶれるんじゃない。

カネがなくなる、カネが底をつくから
会社はつぶれてしまうんですよ。

私が言うまでもなく
中小企業経営者の皆さんは
そのことがよーく分かってますから

借り入れという
お金の調達手段をなんとしても
守り抜きたいので

粉飾決算に手を染める人が出てくる。。。

まあほとんどの方は
そんな悪さはしないですけどね(*^^*)

25年間でざっと2,000社の決算書を
私は見てきましたが

粉飾決算が判明したのは
20社くらいですから
経験則に基づく割合は1%くらいかな。

なんだ、そんな低い確率なら
あんまり心配する必要ないじゃんか!

そもそも、よその会社の決算書なんて
銀行やタオモトのような仕事をしない限り
見ることもないしさ。

なんて思われるかもしれません。

ま、それも確かにそのとおりで(汗)
今回、こういった話に触れたのは

最近ご相談やご質問が増えている
中小零細事業者さん同士のM&A

もしくは個人が
中小零細事業者さんを買いたい
引き継ぎたいというニーズに
おこたえする一環としてです。

なぜなら大企業同士のM&Aのように
そんなに多額の費用をかけて
専門家に調査を依頼するのは
規模や予算を考えると難しいですから。

となれば
買い手自身が決算書を読み解く目を
ある程度は持った方がいいわけです。

そしてこの決算書のウソを見抜く力は

たとえば新たな取引を始める相手先が
売掛金をちゃんと払ってくれるだろうか?

なんて判断にも役に立ちますよ。

今日も長くなったので(汗)
ここまでといたしますが

粉飾決算を見抜くポイントは
明日以降にお届けしますので
引き続きお付き合いくださいませ(^^;)

 

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