株式会社
北海道 PVGS
昨日は「リードVCとは何者か?」
「そのメリットは?」
について書きましたが、
https://x.gd/VZlwI
今日はその続き──
リードVCのデメリットについて
ああ、また敵が
増えるけれど(笑)
お伝えします。
1. 経営の自由度が低下する
リードVCが一定以上の
株式と発言権を持つことで、
経営者自身が思い描く
方向性やスピード感で
事業を進めにくく
なることがあります。
VCはファンド出資者への
リターンを重視するため、
経営判断に強く関与し、
時には経営陣と意見が
対立するケースも少なくありません。
2. 事務負担等の増加
リードVCと交わす
株主間契約にもよりますが
毎月の試算表提出などの
定例報告にはじまり
様々な報告義務や
事前に承諾を得る事項などの
業務負荷が増加します。
特に、スピード勝負の
スタートアップにとって、
こうした管理体制の強化が
経営判断のスピードを
むしろ鈍らせる
リスクは見過ごせません。
3.亭主が増える
リードVCが株主間契約で強い権限
(拒否権や優先株特権など)を持つと、
意思決定における
“亭主”になってしまいがちです。
結果として経営メンバーや
創業者の裁量が狭まり、
「本来やりたかったこと」に
ブレーキがかかることもあるでしょう。
4. ドミノ効果
リードVCの存在は
信頼につながる反面、
そのリードVCが
途中で株式を売却して
退出したりすると、
その影響力に付き合っていた
他のVCやエンジェル投資家が
一斉に姿を引く
“ドミノ効果”に
つながることもあります。
旗振り役が
旗を降ろすと周囲もひるむ、
そんな状況にはご注意を。
とまあ、
好き勝手に書きましたが(笑)
繰り返しになりますが、
メリットとデメリットは表裏一体、
光があれば必ず影がある。
リードVCは企業成長の
大きな味方である一方で、
「経営の自由度が下がる」
「持ち株比率の低下」
「厳しい制約」など、
見過ごせないデメリットも存在します。
ので、リードVCとの関係性や
自社の将来ビジョンを
しっかり見据えたうえで、
慎重に判断することが大切ですよ。
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