株式会社
北海道 PVGS
「ニトリ」
「ホーマック」
「ツルハ」
高い知名度の屋号をもつ、
上記3社に
共通することをご存知ですか?
上記3社はすべて
北海道で生まれた企業
(以下、北海道企業)。
道民の皆さんにかぎらず
道外の皆さんも
名前を耳にしただけでなく
お店に行ったこともあると思う。
で、北海道企業の3社に
もう1つ、
大きな共通項があることに
気づかれましたでしょうか?
そう。
北海道企業の3社は小売業。
北海道企業の3社が
ことごとくトップクラスの
小売業になれたのは何故?
道内のクライアント先で
垰本泰隆が講師をつとめている
講座でも役に立つかなあ(^^;)
なんて思いもあり
「奇跡の小売り王国
北海道企業はなぜ強いのか」↓
を、読んでみた。
著者は北海道新聞社
経済部デジタル委員の
浜中淳(はまなか・じゅん)さん。
著作では
上記3社のほかにも
北海道で生まれ
今や全国区となった
「アークス」や
「アインズ&トルペ」。
北海道では
大手コンビニでも勝てない
「セコマ(セイコーマート)」。
北海道内でしか
事業展開できない制約が
あるにもかかわらず
売上高3千億円を超える
「コープさっぽろ」。
これら北海道企業の
成り立ちから
今日に至るまでの
苦労や失敗、そして
成功のいたった秘訣が
著者の丹念な取材と
調査にもとづいて
網羅的に紹介されている。
垰本泰隆は各社の強みや歩みを
断片的には知っていたが
「奇跡の小売り王国
北海道企業はなぜ強いのか」↓
を、読んだことで
北海道企業各社が成功に至った
詳細な背景を体系的に知ることができた。
著作の中で
もっとも印象に残ったのが
現イオン名誉会長の
岡田卓也さんが
20年以上前の
1999年に札幌で開かれた
フォーラムでの基調講演で
語った言葉が
今日の小売りの姿を
ピタリと予言していたこと(凄!)
そして岡田卓也さんが
語っていた波濤をのり越え
北海道企業の各社が
日本の小売業でトップクラスに
成長したという事実。
そして北海道企業の最大の強みは
広大で人口(都市密度)の少ない
小売業には極めて不利な北海道で
企業としての足腰が鍛えられたこと、
小売業の皆さんには
もちろん読んでほしいけど
人口減少や過疎化による
商圏人口の減少等に悩む
地方で事業をしている経営者に
大いに参考になること間違いなし。
くわえて先に話題となった
ニトリとホーマック(DCM)による
島忠のTOB(株式公開買付)の
顛末や背景についても書かれており
M&Aの学びにもなると思う。
「奇跡の小売り王国
北海道企業はなぜ強いのか」↓
ぜひ、ご一読を!
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