なぜ、（事実上）
東京プロマーケット
（以下、ＴＰＭ）で
資金調達がむずかしいのか？

きのう書いた件の↓
https://bit.ly/3G2Ak1y

続きを書きますね。

最大の理由を
ひとことで言っちゃうと

「流動性」が低いから。

一般的な株式市場とちがい
プロ投資家しか売買に
参加できないことに加え

ＴＰＭで流通している
株式数が少ないことが挙げられる。

つまり

「売りたいときに売れない」

「買いたいときに買えない」

ことが多いため
会社が新株発行による
資金調達をしようとしても

その株式を引き受ける
投資家が二の足を踏んでしまう。。。

ということです。

えー。それじゃあ
上場した意味なくね？

なんて声を
いくつもいただいたが
ある意味そのとおりです（爆）

ま、これについては
今後の改善を期待したいですが

一方でこの流動性の低さ
すなわち流通株式が
少なくても上場できることに

メリットを感じて
ＴＰＭへ上場する会社もある。

先日書いた上場手続きの
簡便さも理由の一つですが↓
https://bit.ly/3UgZDB2

ほかにも理由があります。

さて、なんだと思いますか？

垰本泰隆に
ご相談くださった方々は
復習をかねて考えてみて
くださいね(^.^)

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きのう
お知らせしたＴＰＭの件↓
https://bit.ly/3UgZDB2

読んでくださった方々から
いろいろ質問を頂戴したm(__)m

個別に回答させて
もらいましたが
今日はずばり

最大のデメリットを
お伝えしたいと思います。

それは・・・

ＴＰＭ上場会社で
新株発行による
資金調達をした会社は
現時点において存在しない。

誤解をおそれず
言いかえれば
新株発行による
資金調達は、事実上できない。

事実上と書いた理由は
法律や証券取引所の
規則が禁じていないということ。

じゃあ、なんで
資金調達できないの？

と、思うのは無理ないし
質問もたくさんいただいた。

この答えは
すこーし長くなりそうなのでｗ
明日以降にお届けしますね。

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最近増えつつあるのが
ＴＰＭへの上場相談。

ＴＰＭとは
TOKYO PRO Marketの略で

東京証券取引所
（以下、東証）が
運営する株式市場の１つ。

プライム・スタンダード・
グロースといった
東証が運営する
株式市場（以下、一般市場）との
大きな違いは

ＴＰＭで株式を売買できるのは
株式投資の知識や経験が豊富な
プロ投資家（＝特定投資家）
に限定していること。

プロ投資家しか
参加できないようにすることで、
多くの人々が参加する一般市場よりも
柔軟な上場基準になっている。

ま、ひらたく言っちゃうと

上場したい会社にとっては
一般市場よりも
上場準備にかかる
手間と時間が
少ないのがメリット(^.^)

ということです。

へえ。だったら
まずは登竜門として
ＴＰＭに上場するのが
いいってこと？

なんて質問も
よく受けるんですが
一般市場に比べれば
デメリットもあると
垰本泰隆は考えます。

なにごとも
メリットもあれば
デメリットもあるのは世の常。

ので、次回以降
メリットとデメリットを
掘り下げてご案内しますね。

それらを多面的にみて
判断をするように
してくださいませ。

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「ポルシェや高級スーツの機能は
クジャクの羽根と同じ。」

月間250万PVを達成している
健康・科学系ブログ
「パレオな男」の著者で

ベストセラー作家でもある
鈴木祐（すずき・ゆう）さんの新作

『ヒトが持つ
８つの本能に刺さる
進化論マーケティング』

ヒトが持つ８つの本能に刺さる 進化論マーケティング

にあったのが冒頭の一文。

いったい何のこと？
ですよねｗ

10万本の科学論文を読破し、
600人を超える学者・専門医に
インタビューを行った
サイエンスライターである

鈴木祐さんは著作の中で

「高級品を買いたくなる
本能とは何だろうか？」

と疑問を立てた上で

「人々が高級品を買うのは
性的シグナリングのためではないか？」

と仮説を立て
著作のタイトルにある
進化論のアプローチで
これをひも解いている。

進化論？それってまさか！

はい。有名な
ダーウィンの進化論です。

その進化論の
考えかたをビジネスに
応用したものが

「進化論マーケティング」。

その内容を網羅的かつ
わかりやすく書いてあるのが

『ヒトが持つ
８つの本能に刺さる
進化論マーケティング』

ヒトが持つ８つの本能に刺さる 進化論マーケティング

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
≪目次≫

プロローグ：
ヒトの欲望を科学する
たった１つの考え方

ステージ１：
人類の欲望を生み出す
８つの本能

ステージ２：
刺さる本能を見極める
２つの手法

ステージ３：
刺さる本能の種類を
増やす７つの問い

ステージ４：
ユーザー体験を
デザインする６２の技法

エピローグ：
本能ダッシュボードで
行動を起こす
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

マーケティングについては
書籍もセミナーも
あふれかえるほどあり

なかには

「これだけやれば大丈夫！」

「必勝法を教えます！」

なんてのも多く
そういった類が
お好きな方には
本書はおススメいたしません。

著者は冒頭で

進化論マーケティングの
「実践」は、決して
簡単なものではありません。

と、正直に断言している。

文書自体は平易ですが
用意されている５つのワークは

それなりに頭で汗をかかないと
やり終えることは無理だと
垰本泰隆は感じている（爆）

が、故にこそ
本質的かつ普遍的で
あらゆるビジネスに
応用が効くと思います。

垰本泰隆の
保存書籍の一冊となった

『ヒトが持つ
８つの本能に刺さる
進化論マーケティング』

ヒトが持つ８つの本能に刺さる 進化論マーケティング

頭で汗をかくことを
いとわない方には
おすすめしたい一冊です。

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普段の土曜日では
体験したことがないほど

東海道・山陽新幹線が
混んでおりました・・・

車中からみた
京都駅のホームは
とくにすさまじい人出（驚！）

コロナ禍で3年近くも
みなさん旅行を
我慢していたうえに

全国旅行支援の後押しで
需要爆発といった
ところなんでしょうね。

緊急事態宣言の最中
仕事で新幹線にのったとき
私を含め2名しか
乗車しておらず(+_+)

ショックを受けた
鉄男の垰本泰隆は
賑わいが戻ったことを
うれしく思う一方

大混雑は苦手で
行列とかは大きらい（爆）

ので、盆暮れ正月や
ゴールデンウィークは
東京の自宅に引きこもりますｗ

なーんて相矛盾した
心情の吐露はさておき

全国旅行支援が終わったあとは
どうなっちゃうのかなあ・・・

てなことを
ふと思ったのであります。

だって

「安いから行く！」

って人は、
安くなければ
（支援がなくなれば）

行かなくなるよねえ。。。

ま、でも、その代わり
安さに左右されず
混雑をさけていた
常連さんが戻ってくる。

なら、いいんですが
そうは問屋が卸さない。

てなことも
ありうると思うのは
垰本泰隆だけでしょうか。

コロナ禍まえの
インバウンドブームにおいて
観光公害と言われた影の部分。
（以下、参考記事↓）
https://bit.ly/3T6vWRR

結果、良質な常連さんが
二度と戻ってこなくなり
そのあとのコロナ禍で
後悔した事業者も
少なからずいたはずです。

今の活況に
水を差す気はないが
ブームはいずれ終わるもの。

経営者の皆さんには
釈迦に説法でしょうが
そのことをお忘れなきよう。

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