株式会社
北海道 PVGS
月例で参加している、スモールサンゼミ札幌の今回の学び。
タイトルは「EV(電気自動車)という新しい産業」。
副題は「引っ張るのは新興企業群」でした。
講師である村沢義久氏のお話を拝聴するのは今回2回目。
前回拝聴した時のタイトルと、類似していたもんですから
実は今回、参加するのどうしようかなあって
躊躇いがあったんですよ。。。
(関係者の皆さん。スミマセン(>_<))
でね、結果参加して反省とともに
参加して、聞いてよかったなあと思います。
良かったと思う理由は2つ。
1つ目は、前回聞いた時から1年以上が経過しており
当然ながら内容がアップデートされているわけです。
ナルホド、アメリカのテスラ社の株式が
そんなに爆上げしてたのか!買っておけばよかった(爆)。
半分冗談で半分本気(笑)。
ま、株式の話は亜流で他に学びが沢山ありましたが(汗)。
2つ目は、実はこちらが、私にとっては大きな学び。
あらゆる業種業態に有益じゃないかと感じた
「ワンソース。マルチユース。」な発想。
EV(電気自動車)ってのは、その名の通り
電気エネルギーでモーターを駆動させて走るエコカーで
バッテリー(蓄電池)が搭載されているわけです。
現下においてはバッテリー価格が高いので
(要因はそれ以外にもありますが)
ガソリン車を凌駕する販売台数には及ばない。
目下、世界中のメーカーや関係者が高性能で低価格の
バッテリー開発を競っており今年の4月、アメリカのテスラ社が
一般家庭の1.3日分の電力使用量の蓄電量を有する
バッテリーを、99万円(税別)で発売するなどの動きもある。
だいぶ安くなったから買えそうですね!って話じゃなくて
要は、バッテリーというツールを
自動車を走らせる為だけに使うんじゃなくて
建物や自宅でもバッテリーの電気を使いましょうよ!
という発想や仕組みの拡大が
まさに「シングルソース。マルチユース。」
どの商品もサービスも、とある一つの事にしか使えません。
であれば、じゃあ、他に比べてどんだけ安いの?で
勝負するしかないワケです。
極論ですが、私もその荒波に巻き込まれた
太陽電池パネルは、正にその象徴と言えます。
日本勢は中国勢に完敗して今や見る影なし。
が、1つの商品やサービスが2つ、3つと
複数用途に転用、或は同時利用や応用が出来れば
お客さんに対して、コストメリットを訴求する点でも
かなり有効なんじゃないかと思います。
再エネ分野のプロダクトそのものを販売するビジネスは
商機なしと判断し、経営資源を割くのをヤメテ久しいですが
再エネ分野の変化から
今のビジネスに活かせる発想を頂けました。
「1度聞いた話だから、もういいや。」
「うちの業界とは関係ない話だよ。」
という短絡思考は機会損失。
お互いに気を付けたいですね。自省を込めて。
昨日、ある方との会話で「プロフェッショナル」とは?
何てことをあれこれ話しておりました。
プロフェッショナルについての定義を要約すると
1)専門的な仕事に従事している人や
専門的な仕事で評価を得ている人。
2)特定の分野に従事している人で
その中でも特に主たる収入を得る生業として
それに従事している人。
3)特定の活動に関して能力が高く、技能に優れる人。
となります。
ま、言われてみればその通りですが
私が大好きな番組の1つ
NHKのプロフェッショナル仕事の流儀では
番組の最後に出演者の方に「プロフェッショナルとは?」
という問いかけがされ、皆さんが
それぞれの定義や矜持を言葉にされてます。
今回は飲食のプロとの会話で、私なりに「これか!」と感じた
プロフェッショナルとは?があり
ちょいと書き連ねてみたいと思います。
一言で言えば「再現性に優れている」こと。
飲食の世界で言えば、プロの料理人が作る料理は
同じ料理であれば、昨日と今日で
味付けとかにバラツキが生じない。
変わる時は意図を持って、意識的に変えている訳です。
が「アマチュア」は残念ながらそうは中々、いかない。
2月10日のブログ(下記)にて
https://hokkaidopvgs.jp/date/2020/02/10/
プロの料理人がレシピを惜しみなく公開した話しに触れましたが
レシピを知って、それをマネしても
アマチュアは、そのプロを凌駕できない。
だからこそのプロだし「本物」のプロであるが故に
アマチュアが一見すると「え?いいんですか?」みたいな事を
いとも簡単に教えてくれる訳です。
自分の周りを見回してみても
私が心から信頼を寄せてお付き合いしている
本物の「プロ」の皆さんに共通している姿勢です。
言い換えれば情報を切り売りするのは
本物のプロとは言えず、お客さんに
「知恵」をお渡しできるのが、本物のプロ。
どうでしょう?
お金を払って仕事を頼んだり、モノやサービスを買う時に
こんな目線で見つめ直してみると「ああ、期待外れ。。。」が
激減するんじゃないかなと思います。
昨日フィナーレを迎えた、札幌の冬の風物詩「雪まつり」。
開幕直後から予想されていたとは言え
昨晩のニュースや今日の朝刊などで報道された「数字」を見ると
影響のデカさをヒシヒシと感じます。
前年比で約71万人、来場客が減少。。。
現在の統計手法となった1993年以降
過去5番目の来場客の少なさで終わってしまった。
北海道第2の都市である旭川市の人口が約35万人ですから
旭川市2つ分のお客さんが減っちゃった。
今朝の北海道新聞には、その要因として
以下の3つが挙げられていました。
1つ目はコロナウイルス問題による
中国からの団体客が大幅に減少。
2つ目はコロナウイルス問題を受け
皆さん(お客さん)が人混みを避けた。
3つ目は日韓関係悪化による韓国人旅行客の減少。
個人的には後日、より詳細な分析データを知りたいですが
私が思うに、上記のうち2つ目の要因が最も厄介だし
これを何とかしないと、ブログでも過去幾度か書いた
特定顧客への売上依存は危険ですよ!
だから、出来うる限り特定顧客への
依存度を下げて、顧客を分散化しましょ!
の実現を遠いものにしてしまう。
誰しも想定しない事態に遭遇し
それが特にマイナス要因であればあるほど
直接的かつ、インパクトの多い課題にばかり
目を奪われてしまいますよね。私だってそう。
が、既に悲しむべきフェイクニュースや
差別的な行動や言動が世界各地で起きていますが
今後、コロナウィルスの問題が収束し
中国からの団体客が再び押し寄せ(復活)たと仮定。
その時、やれやれこれで安心、良かったと
今回、人混みを避ける行動を取られた
お客様方がすんなりと戻るかどうかは、大いに疑問。
だって振り返ればそんな事例って、枚挙にいとまがない。
俗に言う「風評被害」ってやつです。
敢えてここでは事例を書き連ねませんが
皆さんも、大小問わず思い出す事例があると思います。
相手がお客さんであっても
むしろ大切だと思うお客さんであればあるほど
心無いお世辞を並べ立てたり
根拠なき安心やPRは厳禁とした上で
今回のようなマイナスの見込み違いを生じさせないよう
今のうちからお客様への対応、欠かさず忘れず。ですね。
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