株式会社
北海道 PVGS
普段、飛行機や新幹線で移動する際は、ほぼ毎回
爆睡しておりますが(笑)昼過ぎから読み始めた本に
ハマりまして、羽田空港到着までに一気に読了した
「タニタの働き方革命」。
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体脂肪計を始めとする各種のヘルスメーターで高いシェアを持ち
「健康」をキーワードに、タニタ食堂や健康メニューのレシピ本
など、祖業を基軸に広くビジネスを展開する株式会社タニタの
社長である、谷田千里さんと株式会社タニタの編著です。
3年ほど前でしょうか。とある講演会で谷田社長のお話を聞く
機会があり、参加する前に友人にその話をしたところ
谷田社長が高校で同じクラスだったと。。。
恥ずかしながら全く覚えておらず(汗)講演会終了後
ご挨拶した際に谷田社長もご記憶になく、救われました(笑)。
ま、そんな私的な話はさておき読了した
「タニタの働き方革命」。
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が、巷間言われている「働き方改革」本とは
全く違っております。
テーマはズバリ「会社員」と「フリーランス」のいいとこ取り。
本のポイントを要約すると、希望するタニタの正社員は
一旦タニタを退職して「個人事業主」として改めてタニタと
「業務委託契約」を結ぶ。
個人事業主として主体性を発揮する環境づくりをすることで
「働き方改革」に結果として繋がっていく。
14年前から正にこれを実践している私としては、超絶共感!
なのでのめり込むように読了しました。
もう一つ、この本がとても新鮮だったのが「編著」であること。
谷田社長がタニタでの取り組みを谷田社長の目線だけで披歴する
のではなく、タニタの役職員の皆さんがインタビュー形式で
それぞれの立場・目線で今回の取り組みを赤裸々に語っている。
なので必ずしも皆さんの考えや意見は谷田社長と
ぴったり合致という訳ではなく
見解の相違や不安、問題点なども書かれている。
私はこの構成、凄く大切だと思いました。
私自身が会社の役員と、個人事業主を両立した生き方をして
分かったことは、当然ながら良いことばかりじゃなくて
不安要因や、会社員にないリスクも日々実感しているから。
不安やリスクなどを美辞麗句で隠すことなく
問題や課題も詳らかに披露されていることで
この本の内容への信頼と共感が高まりました。
この姿勢、ビジネスにおいて言えば
揺るがぬファン顧客を作る源じゃないかと思う。
世の中に完璧な人間が存在しないとの同様に
どんな会社も、どんな制度も
短所や矛盾、問題は必ず存在しています。
短所や矛盾や問題は、走りながら、やりながら
問題や課題を一つづつ、改善解決していけばいい。
やってみないとわからないコト、沢山ありますから。
谷田社長も、まずやってみて、やりながら変えていけばいい。
というお考えをお持ちのようです。
何故「ようです」と書いたかというと
本人が持論で述べているのではなく
本でインタビューに答えている
タニタの役員の方のコメントですから。
今の閉塞感を打破したい!活性化したい!
主体性を発揮するには?させるには?どうしたらいいの?
何てコトを漠然とでも考えたり
悩んでいる経営者の皆さまはもとより
これから社会に出る方も、若手中堅の方にもオススメできる
「まずはやってみる」一歩のキッカケとなる著作
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だなと、私は強く感じました。
本が好きなのでスキマ時間に、ほぼ毎日
読書をしております。今回、読了した本が
ひふみ投信の社長である藤野英人さんの著作
「投資家みたいに生きろ」。
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藤野さんとは20年ほど前に
CFOを務めていた会社が上場する際に行う
「ロードショー」でお会いして以降
今もFacebookでゆるーく繋がっています。
「ロードショー」って言っても映画じゃないです(笑)。
「ロードショー」は英語で新製品、新作など新しい物を
大衆に広めるという意味の語句で
資本市場の業界で使われている、いわば「業界用語」です。
具体的には、新たに株式上場をする
(証券取引所から上場承認を受けた)企業が
機関投資家、その代表例としては、皆さんからお預かりした
年金などを運用している年金基金などに対して、
上場する企業が自社のプレゼンをします。
プレゼンの目的は機関投資家の皆さんに
自社の価値(価格)を評価してもらうため。
これを基に株式上場する際の「株価」が決められて
広く世間の皆さんが購入されるというのが
企業が証券取引所から上場承認され
株式上場するまでの間の重要な流れです。
で、本題に戻ると本のタイトルが「投資家」
から始まるので、何だが投資のテクニックや
投資の指南本みたいに誤解されるやもしれません。
勿論、そんなくだりもありますが
そこが本質ではないと感じました。
株を買え!投資しろ!金儲けしろ!ではなく
タイトル「投資家みたいに生きろ」の「みたいに」が本質。
即ち、投資家的「思考」。
この本を読んで得るものは「スキル」よりも「スタイル」。
スキルがあることは素晴らしいし
それがビジネスで武器の一つになるコトは
間違いのない事実だと私も思うし
スキルは身につけ、磨き続けねばならない。
が「スキル」は必ずしも「応用」が利くとは限らず
特定の分野でしか発揮できない面がある。
皆さんも、社労士さんに税金の相談しないだろうし
相談された社労士さんも、困っちゃう。
が、普遍性の高い「思考・スタイル」を身につけると
著者である藤野さんが著作で繰り返し訴えているように
投資家じゃなくても、その思考やスタイルが
私達ヒトリヒトリの日常生活や様々な取捨選択に
取り入れることが出来て、今の悩みや将来への不安を
解消する一助になる。
誰しも即効性のある(ありそうな)テクニックや
手に職的な「スキル」に、ついつい目が向きがちになりますが
時には立ち止まって「思考・スタイル」を学び考える時間を
持つように心がけたいですね。
藤野さんの「投資家みたいに生きろ」是非、読んでみて下さい。(↓下記より購入できます↓)
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