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訛りがあっても、堂々と進もう。

2019.12.28 (土)

 

今週の木曜日に期せずして

錆びついていた英語を使う機会がありました(汗)。

そんな四方山話を休憩中に、お客さんとしておりましたら

お相手のNさんが10年以上前、アジアの某国に赴任されていて

英語力ゼロの状態からでも、まあ、何とかなったんですよ。

なんて話になって、一冊の本を紹介してくださいました。

国連に勤務されていた明石康さんが

英語で苦労したヒトの体験談を集めた

「英語のバカヤロー!」という本。


英語のバカヤロー! 「英語の壁」に挑んだ12人の日本人【電子書籍】[ 古屋 裕子 ]

Nさん曰く、以下の言葉を読んで

心の壁を乗り越えて、話せるようになったと。

明石さんが本で断言されている

「訛りのない英語には魅力がない」という言葉。

非英語圏、英語以外を母国語とする人達は

国連のような国際的な舞台でも臆せず、

お国訛りのある英語で喋っているが

殆ど理解できるし、意思疎通が出来たんだそうです。

「日本人は完璧主義というか
 メンツを重んじるせいか、自分の訛りを気にしすぎる。」

「勝負は内容。自分なりの英語でやると腹を括ることが大事」

だと。

いやあ、勇気を貰いました(笑)。

で、思ったのがコレって英語に限った話じゃないなと。

例えばPCやスマホのOSやアプリなど、

リリース(発売)された段階では完全無欠なモノは殆どなくて

バグとかを後追いでアップデートしていく。

 

でもその後の結果を見れば、そんな彼ら(企業)が

市場のシェアを席巻していることは、

皆さんも良くご存じだと思います。

不真面目に、いい加減には論外ですが

「行き過ぎた完璧主義」は進歩のブレーキになりますね

訛りや多少のバグで躊躇せずに

ビジネスも何事も先ずは一歩、踏み出していきたいですね。

マインドチェンジが容易でないことは

私自身も毎日痛感し、悶絶しておりますので

書いて自分に、言い聞かせております(爆)。

対極と脅威を、味方に付けてシナジーを生む。

2019.12.27 (金)

 

業種も業態も異なるお客さまとの会話で、共通したテーマが一つありました。

オンライン(インターネット)と

オフライン(リアル)を「地続き」で考える、という話。

私がお会いした皆さん、それぞれの分野で

オンラインとオフラインを「対極・脅威・ライバル」として

捉えるのではなく両者の良さを活かして、うまく融合させて

ビジネスを展開しておられます。

ネット販売の台頭で、リアル店舗はどんどん

パイを食われてるといった、ネガティブな情報ばかりが

頭に残りがちですが

オンラインはよくよく考えてみれば

目的を達成するための一つの手段ですからね。

モノを売るにしても、サービスを売るにしても。

既に一部で取り組みが始まっている

リアル店舗でモノを売らずに、来店したお客さんの声や

意見を集め、その「データ」を「モノ」を売っている

メーカーさんに売るという動き。

で、実際のモノはネットで売る。

従来の発想の逆をいっている上に

従来にはなかったキャッシュポイントが、発生しています。

そう「データ」が、商品として売れている。

競合してパイを食い合うのではなく

両者の良さを融合してみると

従来はアタリマエのように「タダ」で

処理されていたモノやコトが

収益化できる可能性があったりします。

オンラインとオフラインの関係のみならず

パッと見「対極・脅威・ライバル」と捉えられがちな

モノやコトを、自分たちのビジネスと「地続き」に

出来ないもんかなあ、なんて視点。先入観を捨てて、

年末年始にボンヤリでもよいので

考えてみてはいかがでしょうか。

 

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