株式会社
北海道 PVGS
福岡の地でビジネスパートナーと
課題として話し合った内容を、今日はご紹介します。
ちなみに福岡のビジネスパートナーとは
主に、IPO(株式上場)の準備業務や
M&A(会社の買収・合併)などの仕事を一緒にしております。
今回、福岡でご一緒したお仕事は
M&Aのデューデリジェンスというものです。
デューディリジェンスとは、会社や事業を買う側が
相手先の会社のことを調べることです。
調べる内容は主に、相手先の会社の
決算書が正しく作られているか?とか
資金繰りは大丈夫か?といった財務内容や
商売上必要な取引などで、相手先の会社にとって
あまりにも不利益な(一方的な)契約が結ばれていないか?
といったリーガル(法的)な内容などです。
ま、自分がした仕事の説明はこの辺で止めとくとしまして(汗)
話題になった話が何かというと
特に中小企業のオーナー経営者さんが、心の中では
「誰かに会社を、事業を引き継いで欲しい。」
と思われていても、それを表だって言えない方が
やはり多いなという今の状況。特に首都圏以外。
何故か?その理由を、端的に言ってしまえば
「誤解」される恐れがあるから。
具体的にいうと
社長だけ会社(株式)を売って
逃げんじゃないの?あの会社大丈夫?
って取引先とかに思われて
信用や取引をなくしたらどうしよう。。。とか
社長だけ会社(株式)を売って
自分だけずるいな!って役職員に思われて
皆がやる気をなくし
下手したら会社を辞めちゃうんじゃないか?とか。
多分に誤解ですがそれだけ、M&Aはナーバスだし
M&Aは、慎重に丁寧に進めないと
ダメだということでもあります。
ま、丁寧に慎重には、M&Aに限った話じゃありませんが。
そして考えてみれば、M&Aに限らず
お客さんが意思決定に迷われるのは
「不安」「ワカラナイ」「見えない」の三要素が殆ど。
我々業界人も「安心してお任せください」なんて
安っぽい言葉を吐いてるだけじゃダメ。
お客さんの「不安」を取り除かれるまで
お客さんが「分かる」まで手を尽くしてご説明し
お客さん自身が「見えた!」と「膝を叩いてくださる」
トコロから、全てが始まるを、改めて肝に銘じます。
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