株式会社
北海道 PVGS
程度の差こそあれ
企業活動に欠かせない法務業務。
弊社グループにも弁護士が在籍しています。
そして弁護士ではない私の役割は
弁護士のカウンターパート。
恒常的に発生するこの役割。
超ザックリ分けると
過去を処理する仕事と
未来に対峙する仕事があります。
どっちも大事なんだけど
個人的には未来に対峙する仕事がいいw
過去の処理は
目的も効果測定もクリアだけど
それを達成した後のモチベーション維持が難しい。
なので、過去にばかり
目が向いてしまうと
エライことになっちゃうので
過去と未来のバランスのとり方や
関与してくださる方々の意識やパワーを
徐々に未来にシフトする
タイミングを見極めませんとね。
難しいけど、
このギアチェンジを
適切なタイミングでやらないと
大事なエンジンがオーバーヒートする。
燃え尽き症候群に陥らぬよう目配りすることも
俯瞰すべき立場にある者にとって大切な仕事です。
繰りかえし報道されている人材不足。
中堅中小企業では
業種業態を超えた普遍的かつ
構造的とも言える問題になっています。
この話題には
私も過去、幾度も触れていますが
スパッと解決できる妙案はない。
でもね、あえて申し上げれば
中堅中小企業こそ人材ではなく
人財にこだわって欲しいと思います。
単純な増員では構造変化はない。
ビジネスで最も大切な、利益率は改善しない。
そして
人材は代替可能だけど、人財は代替不可能。
企業は人が構成しているもの。
人材が多くを占めているようではその分だけ
他社に代替される可能性が高まる。
人財のシェアを高める努力。
怠らず、アキラメズに続けていきたいですね。
今日は早くから
福岡でも台風襲来が伝えられ
仕事先でも混乱に備えて
早めにオフィスから撤収という
正に、備えあれば患いなしの
対応に救われた一日。
結果は想定よりも
大きな混乱が生じることなくなにより。
生命身体に直結することは
喉元過ぎれば熱さを忘れる
ことなく、これからも
慎重に備えていきたいですね。
一方、ビジネスにおいては
リスクに備えることや
多方面から検証することは
言うまでもなく当然のこと。
が、備えすぎて、考えすぎて
いつまでたっても動かないのは
かえってリスクが増大する。
本日の会議で
あれもこれも考えすぎて
決断できないパラドックスに
陥っている方がおられて
社長と私で考えていることを
全て聞いて
私が論点整理をして
クライアントの社長が明瞭な決断と
期日を定めた指示を行う場面があった。
担当者が話すリスクの各論は
実に詳細に検証されていて
ケチのつけようがないほど立派。
でもね、なにごともやる前から
全部ヘッジすることなんて土台無理。
なので、バックアッププランを
立案したうえで兎に角、行動する。
勿論、最終責任はマネジメントが取ることを約束。
喉元過ぎれば熱さを忘れることなく
羹に懲りてあえ物を吹くにならず
備えあれば患いなしを実現する。
リスクとリターンのバランスを
考えて行動するのが全てにおいて妙。
この世に絶対がないことを
常に念頭に置くからこそ
謙虚になることができる。
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