
株式会社
北海道 PVGS
……さて。
IPO準備シリーズ、
少し間が空きました(汗)
読者の方からすると
「IPOの話、どこまで進んでたっけ?」
という感じかもしれませんm(__)m
なので、
ここまでを一度整理します。
・IPO準備は「作業」ではなく診断から始まる
・全部正しい情報が準備を止める
・最初の主治医は監査法人
・2030年IPOなら2028年までに接触
・そして、準備が止まる最大の理由は
優先順位を決める人がいないこと
(ちなみに前回の内容は下記)
https://hokkaidopvgs.jp/date/2026/03/05/
では、その優先順位。
誰が決めるのか?
結論から言います。
IPO準備会社において、
その役割を担うのはCFOです。

ただし重要なのは、
主幹事証券や監査法人との意思疎通です。
CFOが独断で決める。
これはうまくいきません。
IPO準備には
監査法人、主幹事証券、
弁護士、税理士など
多くの専門家が関わります。
それぞれの意見は、どれも正しい。
でも、全部は同時にできない。
だからこそ必要なのが
経営側の判断です。
主幹事証券や監査法人と
合意形成したうえで
「今年はどこまでやるか」
「まず何から着手するか」
これを決めるのが経営の役割です。
そして、
その実務を担うのがCFOです。
IPO準備がうまく進む会社には
一つの共通点があります。
それは
CFOが主幹事証券や
監査法人よく会話していること。

この関係ができると、
優先順位は自然と整理されます。
逆にここが弱いと、
IPO準備はすぐに迷子になります。
診断の次に必要なのは
作業ではなく判断。
そしてその判断を回すのが
CFOの役割です。
次回は、
ここをもう一歩踏み込みます。
CFOは実際に
どんな順番で判断していくのかを
整理してみたいと思います。
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来週水曜日、
いよいよ決勝の舞台です。
垰本泰隆が取締役を務めている
馬渕工業所の代表・小野寿光さんが、
https://machinochikara.com/orc2/

全国の予選を勝ち抜いた企業とともに、
ピッチイベントの決勝大会に登壇します。

ここまで応援してくださった皆さま、
本当にありがとうございます!
今回のイベントは、東京ニュービジネス協議会
スタートアップ・メンタリング・プログラム(SMP)

第23回決勝大会です。
このプログラムは、
起業家の事業成長を支援するための
メンタリング型プログラムで、
上場企業の経営者などがメンターとなり、
実践的なアドバイスを行うことでも知られています。
今回の決勝大会では、
予選を勝ち抜いた6社が登壇し、
年間優勝をかけて最終ピッチを行います。

会場で小野さんをサポートしながら、
この挑戦の瞬間に立ち会います。
もしご都合がつきましたら、
ぜひ会場で応援いただけたら嬉しいです。
会場には
・起業家
・投資家
・上場企業の経営者
・新規事業担当者
など、多くの方が集まります。
新しい出会いや刺激も多い場になると思います。
【イベント概要】
■イベント
SMP(スタートアップ・メンタリング・プログラム)
第23回決勝大会
■日時
2026年3月18日(水)18:00~
■会場
オルクドール・サロンTOKYO(日本橋)
■参加費
リアル参加:5,000円
オンライン参加:無料
■詳細・申込
https://www.nbc-world.net/M02/event_detail/M7Y0Nje2AAA
私も会場にいますので、
もし来られる方がいらっしゃいましたら
ぜひお声がけください。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
そして何より、
小野さんの挑戦を応援していただけたら嬉しいです♪
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春の兆しが見えてきましたが、
今年も北国では
想定外の大雪に見舞われたり、
かたや2月にもかかわらず
初夏の陽気になったりと、
今や「想定外が当たり前」に
なったと感じるのは
垰本泰隆だけではないでしょう。
人間社会も同じです。
中東では戦争が始まり、
世界情勢は混迷。。。
まさに、想定外の連続です(爆)。
こういう世情では、
陰謀論や怪しい風説も
広がりがちですが、
不安に振り回されるのではなく、
むしろ「想定外を味方につけよう」
と説く本があります。
それが
『想定外を楽しむ』です。
![]() |
著者の鎌田浩毅さんは
火山学者であり、
奇抜なファッションでも有名な
京大人気ナンバーワン教授。
その独特の視点から語られる人生論は、
実に面白く、しかも非常に真面目です。
著者は言います。
東日本大震災以降、日本列島は
「1000年に一度の超・想定外の時代」
に突入したと。
そんな時代を生きるヒントとして
提示されるのが
「心のマグマ」という考え方。
火山のマグマのように、
人の内側にもエネルギーがあり、
それをうまく燃やすことが
人生の推進力になるというわけです。
この本の面白いところは、
火山の話だけではありません。
宮沢賢治、夏目漱石、野口英世など
誰もが知る偉人の言葉や人生を
火山学者の視点で読み解く。
その解釈が独特で、
思わず「なるほど」と唸らされます。
週末は療養で外出禁止と
医者から言われた私は、
家で暇を持て余していたので一気読み(笑)
人気教授と言われる理由が
よく分かりました♪
『想定外を楽しむ』
![]() |
===ここから目次===
はじめに
第1章 「想定外」の時代の思考法
第2章 変革の時代のマグマ
第3章 理不尽に抗するマグマ
第4章 創造のマグマが噴き出すとき
第5章 悲しみを結晶化させる
第6章 復讐をめぐる問い
第7章 終わらない青春のマグマ
おわりに
===目次ここまで===
当然ながら、
本書の受け止め方は
人それぞれでしょう。
しかし確かに言えるのは、
不確実性の時代は
これからも続くということ。
むしろ著者の言葉を借りれば、
日本は今
「1000年に一度の想定外の時代」
のど真ん中にいます。
そんな時代を生き抜くために。
「想定外」を恐れるのではなく、
むしろ楽しむ。
『想定外を楽しむ』
![]() |
そんな発想をくれる一冊でした。
ぜひ、読んでみてくださいませ。
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ずばり本質を突いた言葉って、
時に不愉快になることもありますよね。
いわゆる
「耳の痛いこと」ってやつです(笑)。
垰本泰隆だってもちろんあります。
未熟な一人の人間だものw
そして立場上、
そんな耳の痛いことを
相手の方に言わざるを得ない場面も
少なくありません。
昨日の夕方も、
起業家との壁打ちで
そんなシーンがありました。
言い方には気をつける。
でも
配慮しすぎると
真意が伝わらない。
なかなか
悩ましいところです。
そんな私の悩みが、
いかにちっぽけなものかを
突きつけられた一冊に出会いました。
それが
『働かないおじさんは
資本主義を生き延びる術を知っている』
![]() |
著者は侍留啓介さん。
三菱商事、
マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、
現在は
バロック・インベストメンツ代表として
経営コンサルティング、
資金調達支援、M&A支援などを
手掛けている私の同業者と言える方。
この経歴だけ見ると
タイトルの
「働かないおじさん」とは
真逆の人物に見えますよね。
でも、
このタイトルには
ちゃんと意味があります。
その核心が書かれているのが
第3章で、ある意味衝撃でした。
『働かないおじさんは
資本主義を生き延びる術を知っている』
![]() |
===ここから目次===
はじめに
第1章 ハリボテの資本主義
1 何が資本主義を生み出したのか
2 宗教としての資本主義
第2章 キャリアアップという幻想
1 奴隷と企業人
2 「努力教」に背を向けて
第3章 資本主義ゲームを生き抜くための処方箋
1 資本主義はやめられないのか
2 個人としてどう生き抜くか
おわりに
===目次ここまで===
この本の核心を
私なりにざっくり言えば、
資本主義はゲームである、
ということです。
そして、
そのゲームのルールを
理解しないまま
「努力」
「キャリアアップ」
だけを信じて
突き進むことの危うさを
鋭く指摘しています。
特に衝撃なのは第2章。
「キャリアアップは幻想」
とまで言い切っています。
多くのビジネスパーソンや
起業家予備軍の人が読めば、
おそらく頭をハンマーで
殴られたような衝撃を
受けると思います。
が、私の
30年近い職業人生を
振り返ってみると
悔しいけれど
書かれていることの多くを
認めざるを得ない。
それが正直な感想です。
…と、ここまで書くと
なんだか
暗い話に聞こえますね(笑)
でも
この本の価値はそこではありません。
むしろ、
・激変し続けるこれからの時代に
どう生きるのか?
・資本主義というゲームの中で
個人はどう振る舞うべきなのか?
そのヒントが
随所に散りばめられています。
起業を目指す皆さんにも
ぜひ読んでほしい。
最近は起業の
明るい面ばかり語られがちです。
でも光があれば必ず影がある。
起業する前に
知っておいたほうがいい
資本主義のリアルが
この本には書かれています。
ビジネスパーソンも起業家も
一度は読む価値のある一冊です。
『働かないおじさんは
資本主義を生き延びる術を知っている』
![]() |
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……ここまで、
IPO準備の話を続けてきました。
(ちなみに昨日の内容は下記↓)
https://hokkaidopvgs.jp/date/2026/03/04/
・IPO準備は「作業」ではなく「診断」から始まる
・全部正しい情報が、かえって準備を止めてしまう
・最初の主治医は監査法人
・2030年IPOなら、2028年までに接触が必要
ここまで読むと、
こう思った方も多いはずです。
「じゃあ結局、
誰が“順番”を決めるんですか?」

今日は、その話です。
IPO準備が進まない会社に共通するのは、
「やることが多い」ことではありません。
本当の問題は、
優先順位を決める人がいないことです。
・やるべきことは分かっている。
・正しい情報も集めている。
・専門家の話も聞いている。
それでも進まない。
なぜか。
全部、横並びだからです。
監査法人は、
「最終的に求められる基準」を示します。
それは、IPOにおける
絶対に外せない“ゴール”です。
ただし、監査法人は
そのゴールまでの道順までは決めません。
・どこから着手するか
・どこにどれだけリソースを割くか
・今年はどこまでやるか
そこまでは、踏み込みません。
(踏み込む方も稀にいますがw)
ここを誤解すると、
IPO準備は一気に苦しくなります。
多くの会社で起きているのは、
全部が重要に見える状態です。
結果、誰も
「今はこれをやる」と決めない。
だから、止まる。
IPO準備において、
本当に必要なのは
優先順位を決める機能です。
言い換えるなら、
・やることを増やす人
ではなく
・やらないことを決める人。
この役割が不在のまま、
チェックリストだけが増えていくと、
準備は
重く、長く、苦しくなります。
ここで一つ、
はっきりさせておきたいことがあります。
IPO準備における最大の失敗は、
「全部を前倒しでやること」
ではありません。
本当の失敗は、
判断の軸がないまま走り出すことです。
だからこそ、
・診断を受け
・ゴールを理解し
・順番を決める
この流れが必要になる。
では、その
「順番を決める役割」は
誰が担うべきなのか?
ここで重要なのは、
“一人で決めるかどうか”ではありません。
“誰が最終的に判断責任を負うのか”です。
この話を始めると、
社外CFO、IPO責任者、経営陣の役割――
一気に論点が広がります。
ですので、
それは次回以降に、
腰を据えて書くことにします。
ただ今日は、
これだけ覚えておいてください。
IPO準備が進まないのは、
能力の問題でも
覚悟の問題でもありません。
優先順位を決める人が、
まだ定義されていないだけ。
診断の次に必要なのは、
作業ではなく「判断」です。

次回(来週)は、
その判断を誰がどう担うべきか。
垰本泰隆の現場感覚で、
整理していきたいと思います。
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