
株式会社
北海道 PVGS
お客さんとの会話で、
毎日といっても過言でないほど
話題に出るのが人材育成の話です。
垰本泰隆は主にCFO人材の
育成を担っていますが、
正直に言って
「これが絶対の正解」という
方法論はありません。
もしあったら、
今ごろもっと楽してます(笑)。
とはいえ、
それで終わってしまっては
皆さんの役に立たないので(汗)、
今日は一冊の本をご紹介します。
『最強トヨタの最高の教え方』
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この本を読んで、
まず衝撃だったのは、
多くの人が無意識に抱いている
「トヨタ像」が
音を立てて崩れたことでした。
トヨタといえば言わずと知れた
日本最強、世界一の自動車メーカー。
水も漏らさぬような
緻密で完成された
人材育成プログラムが存在する。
私は完全に、
そう思い込んでいました。
ところが本書で著者はそれを
はっきりと否定します。
「そんなものは、ない」と。
著者の山本大平さんは、
トヨタ自動車を経て、
その後コンサルタントとして
数多くの企業の人材育成・組織開発に
関わってきた人物。
トヨタという組織を内側から知り、
その後はトヨタの外で
人を育てる難しさと向き合ってきた。
だからこそ、
本書で語られる内容は
単なるトヨタ礼賛ではなく、
極めて再現性の高い
「教え方の本質」になっています。
では、
トヨタは何をやっているのか?
そのあり方を一言で表すなら、
本書で繰り返し語られる
「具体を教えない」という姿勢です。
『最強トヨタの最高の教え方』
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===ここから目次===
はじめに
第1部 「正解」ではなく自分だけの「答え」を探せ
・第1章 トヨタが仕事の「型」よりも大切にしていること
第2部 トヨタの先でたどり着いた「最高の教え方」
・第2章 メソッド(1)シナリオ質問法
・第3章 メソッド(2)安全な失敗の設計図
・第4章 メソッド(3)ミッション・ドリブンな権限移譲
・第5章 メソッド(4)戦略的ネットワーキング
・第6章 メソッド(5)サードドア発見力
・第7章 メソッド(6)「現地現物」から「一次情報原理主義」へ
第3部 なぜ、「教えない」教え方が最強なのか?
・第8章 変化の時代に価値を持つのは
「答え」ではなく「問い」を生み出す力
おわりに
===目次ここまで===
トヨタは、答えを与えません。
やり方を細かく示しません。
マニュアルで思考を縛ることもしません。
その代わりに、問いを投げる。
・考えさせる。
・試行錯誤させる。
・失敗させる。
ただし、
致命傷にならないよう
「安全な失敗」は、きちんと設計する。
その積み重ねによって、
「自分の頭で考える力」
「問いを立てる力」
が、個人の中に残っていく。
そして、
その集合体としての強さが、
トヨタという組織をつくっている。
ここで個人的に
強く腹落ちした点があります。
トヨタの代名詞であるカイゼン。
あの手法を制度として導入しても、
多くの会社が、うまくいかない理由。
「やり方」だけを真似して、
「問いを生み出す力」を育てていない。
本書を読んで、その理由が
はっきりと言語化されました。
世の中の変化は速く、
今日の正解が明日の不正解になる時代。
だからこそ、教えすぎない。
答えを渡さない。
『最強トヨタの最高の教え方』
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人を育てるとは、
知識を与えることではなく、
考える力を奪わないこと。
経営者や管理職に限らず、
すべてのビジネスパーソンに
薦めたい一冊です。
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