
株式会社
北海道 PVGS
今や生成AIが、企画書も記事もメールも、
あっという間に書いてくれる時代になりました。
垰本泰隆も日々活用しており、
その利便性と効率性には大いに助けられています。
一方で、お客さんと会話していると、
「便利なのは分かるが、
自分たちの仕事が奪われるのではないか」
という不安の声も聞こえてきます。
とりわけ、文書作成を主業とする方ほど、
その懸念は切実です。
しかし、
はっきりしていることがあります。
生成AIは文章は書けても、
人間が持つ「感覚」までは理解できません。
というわけで
そんな感覚を描けるようになり
生成AIができないことを
できる人になるための一冊、
『プロが教える 億を稼ぐ文章術』
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を紹介します。
タイトルだけを見ると、
「ライター向けの本で、自分には関係ない」
そう考える経営者やビジネスパーソンは少なくないでしょう。
実際、本書のメインコンテンツは、
ライターとして生計を立て、
さらに大きく稼ぐためのノウハウです。
にもかかわらず、
私がこの本を紹介したい理由は、
この本の本質は「文章」
ではなく「傾聴」にあるから。
本書の著者は、
『東京貧困女子。』の作者としても知られる、
ノンフィクションライターの中村淳彦さんです。
貧困、格差、社会的弱者といった、
極めてセンシティブなテーマを
長年にわたり取材してきた方であり、
その現場で求められてきたのは、
表面的な言葉ではなく、
相手の奥にある本音を引き出す力でした。
・言葉にされない違和感
・一瞬の表情の変化
・沈黙が持つ意味
・声色や間ににじむ感情
こうした非言語情報をどう捉えるか。
それこそが、本書のノウハウの中核です。
『プロが教える 億を稼ぐ文章術』
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===ここから目次===
はじめに 億を稼ぐ文章の書き方をお伝えします!
第一章 文章を資産にして複利で稼ぐ
第二章 億を稼ぐための「ブルーオーシャン戦略」
第三章 取材とは「相手に興味を持って傾聴」すること
第四章 人から聴いた言葉を文章にする
第五章 書いた文章を一晩寝かせて「推敲」する
あとがきにかえて–文章マネタイズの基本は「商業出版」です。
===目次ここまで===
目次を眺めるだけでも分かる通り、
語られているのは表面的な文章術よりも、
相手を深く理解するための姿勢と技術です。
たとえば本書で紹介されている、
相手の核心に一気に迫る
「ピックアップ・クエスチョン」
取材失敗時に再接近する
「環境を変えて語りを引き出す5つのポイント」
これらは、取材の現場だけでなく、
・部下との1on1
・顧客や取引先との商談
・トラブルやクレーム対応
・M&Aや事業承継におけるヒアリング
といった、経営や
ビジネスの現場でそのまま活用できます。
人は、こちらの説明が上手いかどうかよりも、
「どれだけ自分の話を理解しようとしてくれたか」
で心を開きます。
生成AIの進化によって、
「書く」という行為そのものの価値は、
今後ますます変わっていくでしょう。
しかし、
・何を聞くべきかを見極める力
・相手が語らない部分を感じ取る力
・本音を引き出すための場づくり
こうした力は、AIには代替できません。
『プロが教える 億を稼ぐ文章術』
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本書は、文章で稼ぎたい人のための
実用書であると同時に、
人を動かす立場にある
すべての経営者・ビジネスパーソンにとっての
必読書だと私は感じました。
よければぜひ読んでみてください。
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昨日、旧知の二人と
打ち合わせをしていた際に
話の流れで不動産の話題になりました。
ご存じのとおり、
ここ数年の不動産価格は上昇基調。
そこに金利の上昇傾向も重なり、
住宅購入を検討している方にとっては、
なかなか厳しい環境が続いています。
「今、買って本当に大丈夫なのか」
「もう少し待った方がいいのではないか」
こうした迷いを抱えている方は、
きっと少なくないはずです。
そんな話をしている中で思い出したのが、
不動産コンサルタントである
後藤一仁さんの著作
『中古マンション これからの買い方・売り方』
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本書は、いわゆる
「今は買い時か、売り時か」といった
短絡的な答えを示す本ではありません。
むしろ、
「どんな環境でも後悔しない判断をするための考え方」を、
非常に丁寧に言語化してくれている点に価値があります。
物件価格の見方、エリアの考え方、
ネット情報の読み解き方、内見時のチェックポイント、
資金計画、災害リスク、そして売却時の戦略まで。
中古マンションを軸にしながらも、
不動産取引全体を俯瞰できる構成になっています。
===ここから目次===
プロローグ 「住まい」の選択でお金の損得が決まる
第1章 「資産価値の高いマンション」の探し方
第2章 「購入のものさし」をつくる
第3章 「本当に買っていいマンションか?」をウェブで見極める
第4章 内見して購入申込をする
第5章 ローンで困らない「資金計画」を立てる
第6章 大災害から命と資産を守る「安全なマンション」の見分け方
第7章 売却を成功させるために流れをつかむ
第8章 売却の成功は「不動産会社選び・最初の価格設定」で決まる
第9章 最高の売却を実現するための「必勝パターン」
===目次ここまで===
住宅購入予定者や売却予定者にとって、
『中古マンション これからの買い方・売り方』
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が心強いのは、
「判断を人任せにしない」ための
軸を与えてくれる点です。
営業担当者の言葉を
鵜呑みにするのでもなく、
ネット情報に振り回されるのでもなく、
自分自身の“ものさし”で
考えるための視点が、
随所にちりばめられています。
そして、ここからが、
垰本泰隆が特に強く感じたポイントです。
本書は、住宅購入・売却を考えている人だけでなく、
不動産営業マン、さらには高額商品を扱う
すべての営業パーソンや会社にとっても、
非常に示唆に富む一冊だということです。
なぜなら、ここで描かれているのは、
「顧客がどこで不安を感じ、どこで迷い、
何が整理されれば意思決定できるのか」
というプロセスそのものだからです。
価格が高く、検討期間が長く、
失敗したときの後悔が大きい商品ほど、
営業に求められるのは、
押し切る力ではなく、判断軸を一緒につくる力です。
その意味で、
本書に書かれている考え方や構成は、
不動産という枠を超えて、
営業やマーケティングの本質を突いていると感じました。
売却の章で語られる
価格設定や不動産会社選びの話も、
「どうすれば顧客にとって
納得感のある取引になるのか」
という視点で貫かれています。
ここにも、営業をする側が
学ぶべきヒントが数多くあります。
『中古マンション これからの買い方・売り方』
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不動産価格の上昇、金利の上昇。
確かに環境は厳しくなっています。
しかし、だからこそ、
「どう判断するか」が、
これまで以上に重要になっているとも言えます。
住宅購入予定者、
売却予定者の方はもちろん、
不動産営業に携わる方、
そして高額商品を扱う営業パーソンにとっても、
一度は手に取っておいて損のない一冊だと思います。
「後悔しない選択とは何か」
その問いに、静かに、
しかし確かなヒントを与えてくれる本でした。
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来年に向けて少しずつ
仕込みを始めている会社も多い時期ですね。
年末が近づくと、自然と
「来年はどう動くか」
「どこに一手打つか」
という話になります。
実は昨日も、あるお客様と
垰本泰隆はそんな話をしていました。
その流れの中で話題にのぼったのが、
東京都中小企業振興公社の
「令和7年度 展示会出展助成プラス」 です。

来年に向けて、
・新しい顧客を開拓したい!
・新商品・新サービスを外に出していきたい!
・営業を“待ち”から“攻め”に変えたい!
そう考えている会社にとって、
展示会は今でも有効な打ち手のひとつです。
ただ一方で、
「展示会は出展費用もかかるし、準備もそれなりに大変。」
「効果が読めない中で、そこまで踏み切れるか。。。」
という悩みも、よく聞きます。
そうしたハードルを下げてくれるのが、
今回の展示会出展助成プラス です。
展示会出展にかかる費用や、
関連する販促費用などについて、
一定の助成を受けられる制度になっています。
実は今回の募集は
締切が来週の月曜日と、かなりタイトです。(汗)

ですが、
・もともと展示会出展を検討していた
・来年の事業計画に展示会や販路開拓が入っている
・申請書類を急ぎまとめられる体制がある
こうした条件に当てはまるなら、
チャレンジしてみる価値は十分あると思います。
助成金は
「必ず取らなければならないもの」ではありません。
通ればラッキー♪くらいの距離感でいい。
ただ、申請を考えるプロセスそのものが、
来年の戦略を整理する良い機会になることは多いです。
・来年、何を売りに行くのか?
・誰に、どこで、どう伝えるのか?
それを言語化するだけでも、
年末の“仕込み”としては悪くありません。
時間は限られていますが、
少しでもピンと来た方は、
ぜひ急ぎ公式ページをチェックしてみてください。
年末の一手が、
来年の景色を変えることも、実際にあります。
(公式ページは以下)
東京都中小企業振興公社
令和7年度 展示会出展助成プラス
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/r7tenjikai.html
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今日はちょっと
嬉しいお知らせを共有させてください。
去る12月11日に開催された、
経済産業省の総合資源エネルギー調査会
省エネルギー・新エネルギー分科会(第49回)。

日本のエネルギー政策の方向性を議論する、
いわば「国の公式な会議」です。
この委員会で公開された資料の中で、
私・垰本泰隆が社外取締役を務める
株式会社馬渕工業所のORC発電システムが、
具体的な技術事例として紹介されました。

▼経済産業省 公式WEB
省エネルギー・新エネルギー分科会(第49回)
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/sho_energy/049.html
▼公開資料(74ページに掲載)
https://bit.ly/3N5DrLm
ORC発電とは、
これまで多くの現場で
捨てられてきた80℃前後の低温廃熱から
電気を生み出す技術です。
理論や研究段階にとどまらず、
実際の産業現場で使われている技術が、
国の政策を議論する場で取り上げられた。
ここに、今回の本質的な意味があります。
省エネや脱炭素は、
もはや「理念」ではなく、
「現場でどう実現するか」が
問われる段階に入っています。
ORC発電は、
未利用だったエネルギーを活かし、
CO₂削減とエネルギー効率向上の
両立を可能にする、
極めて実践的な解の一つです。

社外取締役として馬渕工業所に関わる中で、
こうした“現場発”の技術が
社会や政策とつながっていくプロセスを
目の当たりにできたことを、
私自身、非常に意義深く感じています。
中小企業の技術であっても、
社会課題に本気で向き合えば、
国の議論の俎上にのる。
今回の出来事は、
その確かな証明だと考えています。
以上、
中小企業の皆さまにとって、
少しでもご参考になれば幸いです。
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経営者や事業責任者が、
自社の成長戦略を“外の目”にさらし、
真剣なフィードバックを受ける場。
そんな緊張感と学びに満ちたピッチイベントが、
いよいよ明日(12月17日)開催されます。
垰本泰隆が社外取締役をつとめる
馬渕工業所の代表である小野寿光さんが、
東京ニュービジネス協議会(NBC)主催のピッチイベント

「第22回 スタートアップ・メンタリング・プログラム(SMP)」に登壇します。
↓NBC公式イベントページはこちら↓
https://www.nbc-world.net/C21/view_news/MzY0tjQ2BAA
本プログラムは、IPOやM&Aを経験した
上場企業オーナー経営者や実務経験豊富な
審査員・メンター陣の前で事業戦略を発表し、
率直なフィードバックを得られる公式ピッチイベントです。
登壇企業には成長志向の経営者が名を連ね、
登壇後には実践的な助言や
ネットワーク構築の機会が提供される場となっています。
馬渕工業所は
これまで培ってきた確かな技術力に加えて、
環境・エネルギー分野を含む
新たな価値創出に挑戦する事業基盤を持つ企業です。

本ピッチでは小野さんが
事業の現状や将来戦略を自ら説明し、
成長の鍵となる論点や経営判断の背景を率直に語ります。
同社の経営を見てきた私としても、
このピッチは、経営者・事業責任者・
起業家の視点で学びある機会となると確信しています。
観覧は無料で、申し込みはまだ可能です
(NBC会員の紹介があれば非会員の方も参加可)。
直前ではありますが、
以下のような方にとって価値ある場になると考えています。
・企業成長のリアルな議論を現場で見たい方
・経営戦略の実践プロセスに関心のある方
・技術と事業の進化に関心のある方
▼ 観覧お申し込みはこちら(無料)
https://share-na2.hsforms.com/1hu7u8YrpROKv8B3WejED6Qnn04j
会場で、次の一手を考えるための
ヒントを持ち帰っていただければ幸いです。

私も会場で皆さまにお会いできるのを
心よりお待ちしております!
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