北海道PVGSは「地域活性化のプロデュース」を行う会社です

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在庫処分セールスをすると、それを持っている人は皆、とばっちりを食らう。

2023.11.30 (木)

 

おかげさまで
質問は複数頂戴しましたが
クレームは今のところ皆無なので

こないうちに
きのうの続きを書こうと思いますw
https://x.gd/RIqxk

一般的な商売ならば
商品在庫を赤字覚悟で
値下げ販売すれば
自社が損して終わるだけ。
(これも問題ですが)

が、
IPOに伴う公募増資の株式を
発行会社から買い取った証券会社が
上記と同じことをすれば
自社が損をするだけは済まない。

なぜか?

IPO、つまり上場株式の場合、
証券会社の他にも
その会社の株式を持つ
株主が大勢いるわけです。

万が一、証券会社が
自社が引き受けた株式を
在庫処分セールして
株価が下がったら

他の株主も
損をする可能性がある。

そうなれば
株式を買ってくださった
投資家は勿論のこと、

IPOを目指す会社からの
信用は地に落ち

それ以降に引受業務を依頼されることは
おそらく皆無になるでしょう。

つまり、証券会社にとっての商品である
IPOの公募株式を
「二度と」仕入れられなくなる
可能性があるわけです。

これが、
売れ残ってしまう事態を
絶対に避けるために

証券会社が、公募価格の設定に
極めて慎重になる理由の一つだと
私は考えています。

IPOを目指す会社の皆さんは
よーく覚えておいてね。

なぜならば、

大切な●●●を選ぶ
重要なポイントの一つでも
あるからです。

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公募増資の株式が売れ残ったらどうするんですか?というグッとくる質問。

2023.11.29 (水)

 

このあたりの話(下記)は
https://x.gd/o2v1l

皆さんの関心が高いようで
いろんなご意見や
ご質問をいただいております。

そのなかの一つに

公募増資した株式が売れ残ったら
株式市場で売却するんですか?」

という
これまたグッとくる質問を
下さった方がいらっしゃいました♪

この質問には残念ながら
垰本泰隆も断言できる答えを
持ち合わせていないですm(__)m

当事者である証券会社の方も
絶対に口を割らないでしょうしねw

なので、
憶測で述べるしかないですが

売れ残った場合は
何らかの方法で処分(売却)を
当然すると思いますね。

ご質問にもあるように
株式市場での売却も
選択肢の一つでしょう。

が、その際に
気をつけなければ
ならないことがありますよね。

株式投資をされている
皆さんは察しがつくと思いますが

一ぺんかつ大量に
売却注文を出したら、、、
普通は株価が下がっちゃいます。

へたすると
仕入価格よりも下がって
キャピタルロス(損)しかねない。

まあ、証券会社は
その道のプロですから
上記のような自分で自分の首を
しめるようなことはしないでしょうね。

それに、
証券会社にとっては
そもそも論として

「売れ残ってしまう」

こと自体が大きな問題であり
それを絶対に避けたいから

今までお知らせしたように
価格設定に神経質になるわけです。

他のご商売であれば
売れ残った商品を

在庫一掃セールで
赤字覚悟で売れば
自社が損をして終わるだけ。
(これはこれで大問題ですが)

が、証券会社の場合は
それだけでは済まされず
もう一つ大きな禍根を
生んでしまうのです。。。

それについては
業界関係者から
クレームが入らないかぎり(爆)

後日、触れてみたいと思います。

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IPO(新規株式公開)は、実は、最後の最後で利害が対立する。その理由。

2023.11.28 (火)

 

たくさんのコメントを
ありがとうございました!

ので、さっそく下記の続き
https://x.gd/gIq6v

「利害が一致している
はずなのに何故揉めるのか?」

の核心に
近づいてまいりたいと思います。

IPO(新規株式公開)にともなう
公募増資をおこなう際は

証券会社がその
新たに発行された株式を
仕入れて(買い取って)から
投資家に販売しますよ。

と昨日、ご案内しました。

で、この際に
証券会社が恐れることは
なにかといえば、、、

皆さんのご商売でも
同じだと思いますが

万が一、
仕入れた商品が
思うように売れずに
在庫の山になること。

そんなことになったら
困っちゃいますよね。。。

ので、
売れ残らないようにするため

ええ、ズバリ言っちゃうとw

仕入れ価格を少しでも
おさえようという
気持ちが働くわけですね。

公募増資をする会社は
1円でも多く調達したいので
当然、株価は1円でも
高い方がありがたい。

が、そもそも
IPOの公募増資の場合は
株価に比例した手数料を
証券会社が受け取るのではなく

上記に書いた通り
株式を仕入れてから売る。
(当然そこに
証券会社の取り分、即ち利益をのせて)

つまり、
利害が一致していると
一般に思われていることが
実は誤解なんですね。

まあ、このあたりは
実際に体験しないと
わからないことでして

私もCFOとして
初めてIPOを実現する際に
直面してハードな交渉を
する羽目になりましたから(爆)

てな思い出はさておき
IPO準備会社の皆さんは
ここのところをしっかりと
押さえておいてくださいね。

その他の留意点などは
書ける範囲でw
今後もご案内したいと思います。

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IPO(新規株式公開)する株式を買う(売る)プロセスが、こちらです。

2023.11.27 (月)

 

「え?たんに
仲介するだけじゃないの?」

下記の件で、
https://x.gd/Ff2tM

質問をくださった方と
個別にやり取りしていたら
そんな声をいただきました。

ので、ちょっと書きますと

IPO(新規株式公開)
する会社(以下、A社)は

ほとんどの場合
増資(公募増資)を行います。

増資なので、新たに
株式を発行するわけですが
その株式を買うのは
皆さん、誰だと思いますか?

「そりゃ公募なんだから
不特定多数の投資家が
A社の株式を買うんでしょ?」

「その仲介をするのが
証券会社でしょ?」

と、思われている方が存外多い。

ええ、最終的には
そうなるんですが

その前に
ワンクッションあるんです。

A社の株式は
投資家が買う前に

いったん証券会社が
A社から買うんですよ。

つまり、
皆さんのご商売と一緒。

証券会社は
A社の株式という
商品を仕入れて

お客さまである投資家に
A社の株式を販売する。

これは引受業務
(アンダーライティング)
呼ばれる証券会社の業務の一つです。

なんて用語解説はさておきw

ここに以前、下記で書いた
https://x.gd/Ff2tM

「利害が一致している筈なのに何故?」

の答えが隠されているわけです。

もう気づいちゃったと思いますが(^.^)
今日はここまでにしますので
ちょいと考えてみてくださいね。

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すべての企業人が今、絶対に知っておくべき企業。

2023.11.26 (日)

 

四半世紀前の
昔ばなしで恐縮ですが、

垰本泰隆が20代半ばの頃に
ベンチャーキャピタル(VC)で
働いていた時のこと。

その勤務先のVCが
台湾の交通銀行と合弁で
台湾でVCを設立しており

そこの社長
(台湾人。以下Aさん)が来日され

私が当時投資をした
日本の半導体ベンチャー企業の
視察のアテンドをしました。

その際、視察先の社長が
Aさんの豊富な知識に舌を巻き
その情熱に感動していた。

その際に私も
Aさんから様々な薫陶をいただき

なかでも
「日本は凄い国だ。
君はその国の一員として
誇りを持って全力で働き
日本と世界に貢献しなさい!」

と言われたことが
今でも忘れられない。

そんな生き方が
出来てるか否かは
読者の皆さんの審判に委ねますがm(__)m

そんな思い出があるので
台湾企業の動向や
半導体ビジネスへの
興味関心を持ち続けており、

『半導体ビジネスの覇者』
~TSMCはなぜ世界一になれたのか?~

半導体ビジネスの覇者 TSMCはなぜ世界一になれたのか?

偶然見つけて即買いし
読んでみました。

著者は台湾人の
科学技術ジャーナリストである
王百禄(わん・ばいるー)さん。

皆さんもご存じのとおり
TSMCは世界最大の半導体企業。

現在、約1兆円を投じて
熊本の菊陽町に工場を建設中です。

今夏に熊本を訪れた時にも
その熱量を肌で感じましたが

周辺の土地相場が1年で
約2割も上昇するなどTSMCのパワーは
日本の地域経済にとっても
凄いインパクトをもたらしています。

本書では、
そのTSMCの今に至るまでの歴史や

創業者である
モリス・チャンさんの素顔、

TSMCが持つ
7つの競争優位性や、
技術開発の秘話、
今後10年の展望などを
あますところなく紹介しています。

かつて半導体において
世界トップを走っていた日本が
復権するために
何をすればいいのかをはじめ

グローバル市場で
戦っていくためのヒントを
半導体業界以外の方も
学べる一冊だと思います。

『半導体ビジネスの覇者』
~TSMCはなぜ世界一になれたのか?~

半導体ビジネスの覇者 TSMCはなぜ世界一になれたのか?

===ここから目次===

推薦文
日本の読者の皆さんへ
序文
第1章 護国神山、TSMC
第2章 TSMC誕生の奇跡
第3章 モリス・チャンとは何者か
第4章 TSMCの七つの競争優位性
第5章 TSMCの技術開発秘話
第6章 今後10年を展望する
謝辞
解説
原注
著者・訳者紹介

===目次ここまで===

少子高齢化で縮む市場など
とかくネガティブな風潮ばかりが
目立って久しい日本ですが
台湾の人口は日本の約2割。

そのほかにも
地政学上のリスクなどを
台湾は背負っているにも関わらず

TSMCのような
世界を席巻する企業が
生まれているわけです。

『半導体ビジネスの覇者』
~TSMCはなぜ世界一になれたのか?~

半導体ビジネスの覇者 TSMCはなぜ世界一になれたのか?

うちは半導体とは無縁の世界だ!

と決めつけずに
日本の経営者の皆さんに
一読をおススメしたい一冊です。

=====================

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