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親会社が子会社に、売れない商品(不良在庫)を押し付けるのは・・・

2022.11.17 (木)

 

おかげさまで
軌道修正が終わったのでw
おとといの続きを↓
https://bit.ly/3TDs3nV

なぜ
持株比率が20%未満でも
関連会社と判定されたり

持株比率が50%未満でも
子会社と判定される
場合があるのか?

垰本泰隆が思うに
もっとも重要な理由は
(制度の意図、目的)

「嫌なこと」

を、
押し付けないようにするため。

子会社の例で
順を追って説明すると

1)親会社に
売れない商品(不良在庫)が
資産計上されていたとする。


2)このままいけば
親会社は監査法人から
不良在庫の処理を
迫られる(損失計上)
ことになる。


3)損失を出すのが
嫌だと考えた親会社は
それを子会社に押し付ける(爆)
(親会社から子会社に売却)


4)結果、親会社は
決算で損失を出さずに済む。

ということを
防ぐためにも
親会社と子会社は
連結決算といって

企業グループ全体の
貸借対照表や損益計算書
(連結財務諸表)を
作成する必要がある。

経理処理などの
細かな説明は省くけど

ひとことで言えば上記の例
親会社から子会社への
押し込み販売は「意味なし」。

連結決算上は消えません(笑)

ので、意図的に
持株比率を50%未満にすれば・・・

なんてことを
考える輩が出てきても
そうは問屋が卸さんよ!

というわけです(^.^)

40代前半以下の方は
ピンとこないと思うけど

垰本泰隆が20代半ばに
都市銀行や大手証券が
潰れまくった金融危機があった。

そのときも
上記の概念に似たような
ことがされていたんです。。。

垰本泰隆は
そこで人生観が
大きく変わり今に至るが
(超省略m(__)m)

当時から変わらぬ思いは

膿は必ず吹き出し
嘘や隠し事はいずれバレる。

そしてそれが
後になればなるほど
再起不可能になること。

経営者のみならず
個々のビジネスパーソンも
肝に銘じてくださいね。
(もちろん垰本泰隆も)

____________________

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