株式会社
北海道 PVGS
「4,000週間」
「4,700週間」
「6,400週間」。
上から順に
「80歳」
「90歳」
「122歳」。
全米でベストセラーの
『限りある時間の使い方』↓
イントロダクションに
書かれていた数字です。
んなもん計算すりゃ
誰でも分かる
当たり前のことでしょ?
はい。
そのとおりですが
●週間であらわすと
え、それしかないの?
なんて感じませんかね。
「80歳まで生きるとして
あなたの人生は
たった4000週間だ。」
という一文を
読んだ影響もあるが
垰本泰隆はそう感じた。
ということはどうせ
限りある時間を
有効活用しろ的な本だろ!
いえ、その真逆でした。
著者の
オリバー・バークマンさんは、
イギリスの全国紙
「ガーディアン」の記者。
外国人記者クラブ(FPA)の
若手ジャーナリスト賞を
受賞した気鋭のライター。
ガーディアンでは
心理学に関する人気コラムを執筆し
ニューヨーク・タイムズや
ウォール・ストリート・ジャーナルにも
記事を寄せている実力者。
そしてバリバリの
元「生産性オタク」。
そんな著者が
みずからの過去を顧みつつ
「生産性とは、罠なのだ」
と断言するところから
著作の本編は始まっていく。
内容を要約すると
時間管理ノウハウに陥るのではなく、
もっと本質的な視点から、
人間にとって時間とは何か、
どう付き合うべきなのかなど、
人生における時間の意味が書かれている。
そして
限られた時間に多くを詰め込む、
という生産性優位の考え方を否定し、
どうすれば実りある人生を送れるか、
その秘訣を説いていると思った。
いやはや・・・
垰本泰隆にとっては
衝撃的で目から鱗が落ちる内容だった。
『限りある時間の使い方』↓
気になった言葉は
数えきれないほどあったが
もっとも心に残ったのが
「かけがえのない成果を
手に入れるためには、
たっぷりと時間を
かけることが必要なのだ」。
「時間を有意義に使う」
「無駄な時間を過ごしたくない」
と思っている方は多いと思う。
だって垰本泰隆もそうだから(爆)
著者いわく、それはすでに
時間をうまく使おうという
脅迫観念の罠にハマっていると。。。
『限りある時間の使い方』↓
秋の読書に
じっくり読むことを
おススメしたい一冊でした。
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