
株式会社
北海道 PVGS
……ここまで、
IPO準備の話を続けてきました。
(ちなみに昨日の内容は下記↓)
https://hokkaidopvgs.jp/date/2026/03/04/
・IPO準備は「作業」ではなく「診断」から始まる
・全部正しい情報が、かえって準備を止めてしまう
・最初の主治医は監査法人
・2030年IPOなら、2028年までに接触が必要
ここまで読むと、
こう思った方も多いはずです。
「じゃあ結局、
誰が“順番”を決めるんですか?」

今日は、その話です。
IPO準備が進まない会社に共通するのは、
「やることが多い」ことではありません。
本当の問題は、
優先順位を決める人がいないことです。
・やるべきことは分かっている。
・正しい情報も集めている。
・専門家の話も聞いている。
それでも進まない。
なぜか。
全部、横並びだからです。
監査法人は、
「最終的に求められる基準」を示します。
それは、IPOにおける
絶対に外せない“ゴール”です。
ただし、監査法人は
そのゴールまでの道順までは決めません。
・どこから着手するか
・どこにどれだけリソースを割くか
・今年はどこまでやるか
そこまでは、踏み込みません。
(踏み込む方も稀にいますがw)
ここを誤解すると、
IPO準備は一気に苦しくなります。
多くの会社で起きているのは、
全部が重要に見える状態です。
結果、誰も
「今はこれをやる」と決めない。
だから、止まる。
IPO準備において、
本当に必要なのは
優先順位を決める機能です。
言い換えるなら、
・やることを増やす人
ではなく
・やらないことを決める人。
この役割が不在のまま、
チェックリストだけが増えていくと、
準備は
重く、長く、苦しくなります。
ここで一つ、
はっきりさせておきたいことがあります。
IPO準備における最大の失敗は、
「全部を前倒しでやること」
ではありません。
本当の失敗は、
判断の軸がないまま走り出すことです。
だからこそ、
・診断を受け
・ゴールを理解し
・順番を決める
この流れが必要になる。
では、その
「順番を決める役割」は
誰が担うべきなのか?
ここで重要なのは、
“一人で決めるかどうか”ではありません。
“誰が最終的に判断責任を負うのか”です。
この話を始めると、
社外CFO、IPO責任者、経営陣の役割――
一気に論点が広がります。
ですので、
それは次回以降に、
腰を据えて書くことにします。
ただ今日は、
これだけ覚えておいてください。
IPO準備が進まないのは、
能力の問題でも
覚悟の問題でもありません。
優先順位を決める人が、
まだ定義されていないだけ。
診断の次に必要なのは、
作業ではなく「判断」です。

次回(来週)は、
その判断を誰がどう担うべきか。
垰本泰隆の現場感覚で、
整理していきたいと思います。
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