株式会社
北海道 PVGS
昨日(8月26日)付のブログで↓
https://hokkaidopvgs.jp/date/2025/08/26/
上半期のIPO(新規株式公開)件数が28社と
前年同期比で約26%減、
特に東証グロース市場では
半減の18社にとどまるなど、
さまざまな変化に言及しました。
で、すでに2ヶ月が経過しておりますがm(__)m
下半期のIPOを展望するうえで、
垰本泰隆が注目しているポイントなどを
ざっくり書きたいと思います。
≪1.足元に迫る大型IPO?≫
半導体製造向けのフォトマスクメーカー
テクセンドフォトマスクが、
約3,000億円規模のIPOを予定しており
東京証券取引所の上場承認は
9月下旬ごろを想定していると、
8月26日にロイター通信が報じました。
(原文英語につき要約)
これが事実であれば
かなりの大型案件として市場の注目を集めると思います。
≪2.世界市場の潮目は「慎重だが前向き」≫
EY Japanによるグローバル調査によると、
2025年下半期は「慎重かつ前向きな見通し」とのこと。
景気の状況次第ではあるが、
上期より回復する可能性があります。
上記1で書いたような
大型IPOの登場などもありそうですが、
審査等のキャパなども考慮すると
通年では70社前後にとどまるという
EY Japanの見通しに私も賛成です。
≪3.上場審査のハードルはより高まる≫
昨日触れたオルツの粉飾決算問題などもあり、
上場審査が一層厳しくなることは間違いないでしょう。
それに加えてIPOを目指す企業は成長性や
ビジネスモデルの明確化が
より一層厳しく求められると思います。
≪4.地方・プロ市場と監査・主幹事の構造変化も継続≫
上半期に見られたように、
地方上場ではSBI証券に代わり
フィリップ証券や東洋証券といった新顔の主幹事参入が進み、
監査法人も大手から中小へシフト
(ビッグ4 → 約40%、中堅小規模 → 約60%)する流れは、
下半期も続くと思います。
また東京と福岡のプロマーケットからの
ステップアップ上場といった
多様な上場経路の活用も増えると思います。
以上、各種報道なども
参考にしながら私見を述べましたが
2025年下半期、IPO市場が
どのように形を変えていくのか引き続き注目してまいります。
そしてこれらの結果
数年後に問題になると私が考えていることを
日を改めてお伝えしたいと思います。
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