株式会社
北海道 PVGS
足元は調整局面ですが
総じて堅調と言える株式市場。
が、その恩恵を
感じるどころか
人手不足やインフレで
ますます厳しくなっている。。。
という声を
中小企業の経営者から
垰本泰隆は聞くことが多い。
各種報道などでも
その背景がいろいろと
取りざたされていますが
その根本原因は
これじゃないだろうか?
と、深く心に突き刺さったのが
『シンボルエコノミー
日本経済を侵食する幻想』でした。
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著者はベストセラーとなった
『資本主義の終焉と歴史の危機』で名高い
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経済学者の水野和夫さん。
本書はおそらく
政治家や大企業経営者
超富裕層が書いてほしくない
内容のオンパレードだと思います(爆)
その不都合な内容を
私なりに要約すると
日本が戦後から今に至るまで、
いかにアメリカの政策に振り回され、
富裕層(大企業)が
いかに労働者を搾取し、
今までの(今も)
政治改革などがいかに問題だったか?
その結果、日本はもとより
アメリカにおいても中間層が没落し、
一部のビリオネアだけが
恩恵を受ける世界になった。
その世界がタイトルにある
ROE(自己資本利益率)を引き上げて
資本を増殖させる世界である
シンボルエコノミーだと説き、
そのなれの果てが
今の株式市場だと
手厳しく指摘しています。
当然ながらこれらの批判は
感情論などではなく、
動かぬデータを持って
行われており、
先に挙げた方々は
ぐうの音も出ないでしょう。
と、ここまでの
内容だけを読めば
暗い気持ちになる方が
多いと思います。
が、決して簡単ではないが
これらの根深い問題を
どのように解決していくのか?
について著者は本書で
その処方せんを示しています。
『シンボルエコノミー
日本経済を侵食する幻想』
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===ここから目次===
はじめに
第1章
幻想のインフレ時代
第2章
経済成長という病
第3章
リアルエコノミーvs.シンボルエコノミー
第4章
中心の喪失
第5章
作られたバブルと、ビリオネアの増殖
おわりに
===目次ここまで===
現下で既得権益を
得ている方々にとっては
著者の処方せんは
不都合なことこの上ないですが、
多くの中小企業や
地域社会で活動する皆さんは
シンボルエコノミーに振り回されず
我が身を守るためにも
『シンボルエコノミー
日本経済を侵食する幻想』を
![]() |
読んでみることをおススメします。
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5年ぶりに再会したM社のOさん。
会社も仙台の街も
いろいろと変わっていましたが
ブランクを感じることなく
ミーティングが進みました♪
ひとえにOさんの
お人柄がなせる業ですが
(お世辞ではないですよw)
確実に目的を達成する
ミーティングをおこなう
ポイントはこれだ!と
強く感じたことがあります。
それは、巷間よく言われる
「今さら聞けない●●!」
を
「堂々と聞いちゃう」こと。
垰本泰隆も歳を重ねるほど
このワナに陥るので
気を付けています。
が、
人間誰しもプライドがあるし
経営者や管理職など
地位や立場がそれを
妨げることがしばしばです。
でもね、
聞くは一時の恥
聞かぬは一生の恥とは
よく言ったもので
聞いちゃった方が
やっぱりイイと思うんです。
だって、
大事なことを理解しないまま
話を進めてしまうと、
ファイナンスをはじめ
大事な経営判断を誤り
あとで後悔する羽目になるから。
私的にも
ストレートに聴いてもらった方が
ミスリードせずに済むしね(^.^)
人生の、経営者の
大先輩であるOさんに
あらためてそんなことを
教えてもらったので
今日はこんなことを
書いてみました♪
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ここ最近、
クローズアップされている
カスタマー・ハラスメント、
いわゆるカスハラ問題。
小売店や飲食業を中心に
スタッフさんに土下座を強要するなど
限度を超えた対応を
理不尽にせまる行為ですよね。
とくにBtoCビジネスを
営む皆さんは少なからず
頭を悩ませていると思います。
このカスハラ問題に対して、
東京都では
カスタマー・ハラスメント防止条例を
制定するなど、
行政も対策に乗り出しており、
民間では大企業を中心に
カスハラに対して毅然とした
対応を宣言するなどしています。
が、なにかと立場が弱い
中小企業ではなかなか
対策が進んでいないし、
「なにをどうすればいいのか?」
で、困っている会社も多い。。。
というわけで今日は
東京都が公開している
カスタマー・ハラスメントの
防止に関する指針(ガイドライン)を
ご紹介します(下記リンク参照)↓
https://x.gd/PyPDR
上記ホームページには
テキスト版とスライド版の
PDFが掲載されていますが、
垰本泰隆が読むかぎり
スライド版の方が
わかりやすいと思うので、
まずはそちらを
ざっと読んでみることを
おすすめいたします。
上記ガイドラインの
主な対象となるのは
BtoCビジネスを営む会社ですが、
BtoBビジネスを営む会社も
顧客や利用者のどのような行為が
カスハラにあたるかを知っておくと、
いざという時に
適切に相手に対応できますし、
従業員の皆さんの安心にも
つながると思うので、
うちはBtoBだから関係ない!
と、一刀両断せずにw
お時間のある時にでも
ご覧くださいませ。
さいごに、
IPO準備を中心に
BtoBドップリな私が
んぜカスハラ問題を
取り上げたのか?
きのうも相談に
のったのですが
じつはIPO準備でも
役に立つからなんです。
それについては
また後日、ご案内します!
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ああ、行く前に
読んでおけばよかった・・・
先週、
久々に大阪に長逗留した
垰本泰隆は
日本総合研究所の調査部長で
チーフエコノミストもある、
石川智久さんの
『大阪 人づくりの逆襲』
![]() |
を帰京後に読んで
そう思ったのでした(爆)
著者は私も
25年以上ご縁がある
大好きな街の一つ、
福岡の出身ですが
大阪勤務の際に
その魅力にドップリと
ハマったようです(^.^)
(わかる気がしますw)
そんな著者が
ダイキンやパナソニックなどの
世界で活躍する企業が
なぜ大阪をはじめ関西から出てくるのか?
その秘密を丹念な調査でひも解き
わかりやすい言葉で解説しており
サクサクと読めちゃう一冊です♪
『大阪 人づくりの逆襲』
![]() |
===ここから目次===
はじめに
第1章
日本企業復活のカギは、大阪にあった!
第2章
じつは今も昔もすごい、関西の会社の強み
第3章
「おもしろがり体質」
第4章
人が集まる、人が育つ、大阪の会社の底力
第5章
大阪から学ぶ、日本が元気になる人づくり提言
おわりに
===目次ここまで===
個人的には第3章
「おもしろがり体質」に
激しく同意で
先週大阪で参加した
スタートアップ交流会でも
これがいい方向に
働いているなあと感じた♪
その他にも
ささる教えがたくさん
紹介されていますが、
なかでも
「船場商人かるた」の、
商売訓(以下は抜粋)
い:生命より ノレン大切
ろ:論より商売
ち:塵も積もれば、在庫となる
り:利は、もとにあり
た:足りぬ足らぬは工夫が足りぬ
む:無理押・返品天に唾
て:出掛けの挨拶、帰りの報告
も:モノ売る前に、自分売る
せ:節約は、モノを生かして使うこと
す:「すまん」ですまぬ支払日
現代でも古びることなく
通ずる教えだと思います。
『大阪 人づくりの逆襲』
![]() |
できれば大阪に行く前にw
もちろん大阪に行かなくても(笑)
タイトルにある
人づくりに活かせる本書を
経営者は管理職の方は
是非、読んでみてくださいませ。
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「決算書を
読めるようになりたいが
なにかおススメの
勉強法とかはありますか?」
と、仕事がら日常的に聞かれます。
決算書の読み方については
山ほど解説書が出ているし
YouTubeとかでも
会計士さんとかが
解説している動画が
これまた山ほどあります。
ので、
お好きなのをどうぞ!
ではアレなのでw
垰本泰隆が年末年始に読んで
これはイイ!と思った
『財務3表だけではつかめない
ビジネスモデルを視る技術』を
![]() |
ご紹介します。
著者は銀行を経て
事業会社でCFOをつとめた後
財務コンサルタントとして独立した
村上茂久さん。
本書がイイと感じた理由は
決算書の読み方を
初歩からわかりやすく
解説しているだけでなく、
タイトルにもあるように
決算書からは見えてこない
ビジネスモデルの見方まで
豊富な事例を挙げながら
解説しているからです。
なぜそれがイイと感じたか?
一例をあげると、決算書は
ハッキリ言って最悪な(爆)
債務超過の会社。
一般的には
倒産寸前の会社ですが
商売も銀行との関係も
きわめて良好な
債務超過の会社があると言ったら
にわかに信じられないですよね。。。
でもね、そんな会社の代表格が
誰もが知るあのスタバだったりします!
なぜそうなのかを知ることが
決算書の上辺だけを見て
分かった気になるリスクを避け
皆さんの会社の財務戦略を
向上させるうえで
大いに参考になると思うのです。
『財務3表だけではつかめない
ビジネスモデルを視る技術』
![]() |
===ここから目次===
はじめに
第0章
「企業分析:7つの定石」について
第1章
企業の収益構造を把握するP/L
第2章
企業のビジネスモデルが見えてくるB/S
第3章
キャッシュの使いみちを把握できるキャッシュ・フロー計算書
第4章
時価総額から見る企業の評価と分析方法
第5章
なぜ、企業の経営指標ではROEが重視されるのか
第6章
企業の未来予想が描かれている中期経営計画の読み解き方
第7章
今後の企業分析には不可欠となるESGの視点と、非財務情報に関する統合報告書の勘所
第8章
上場目論見書等を読み解くことで企業のIPOを分析する
第9章
赤字でも成長を続けるSaaS企業の分析方法
第10章
コーポレートガバナンスは企業にどのような影響を与えるのか
おわりに
筆者紹介
参考文献
===目次ここまで===
これまた一般的に
赤字続きの会社は
銀行融資など受けられないと
思われていますし
それは一面の事実である一方
たとえば
スキマバイトで有名なタイミーは
上場前の大赤字の段階で
100億単位の融資を銀行から得ています。
何故そんなことが可能だったのか?
についても、
読めば納得の説明がされており
スタートアップはもちろんのこと
中小ベンチャーの経営者
財務担当者が知っておくべきことが
本書は満載です♪
『財務3表だけではつかめない
ビジネスモデルを視る技術』
![]() |
400ページを超える大書ですが
手元に置いて必要なときに
ひも解く一冊としておススメです!
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