株式会社
北海道 PVGS
名古屋を拠点に、インバウンドを中心とした
旅行業を営まれているA社さん。
インバウンド以外のお仕事も
モチロンされておられてますし
お仕事でも10年来、
北海道とも所縁をお持ちです。
今回ご無理を申し上げて
お忙しい中、ご来札頂き
札幌のお会社さんとの
マッチングをさせて頂きました。
私の仕事はドメスティックがメインですが
今年の5月まで外資系のお客さんの
お仕事が多かったこともあり
ある程度は外国の方々への
理解を深めたつもりになってましたが(汗)
いやはや恥ずかしい
Kさんと私じゃ全然、理解の厚みが違いました。。。
私がやってたのは
来日される方をお迎えして
日本での諸々をサポートするお仕事。
お客さまのニーズありきとはいえ
仕事を進めるうえでは
日本の法律や慣習ありき。
相手に合わせるというよりも
相手に日本の事情を
理解してもらって進めるがメイン。
つまり、こっち(日本)側は「変わらない」。
が、旅行業の場合
当然といってしまえばそれまでですが
生活習慣や、特に宗教上の戒律など
相手(お客さん)が「譲れない」モノがある。
なので、こっち(日本)側が「変わる」必要がある訳です。
ま、その相手とビジネスがしたければですけど。
で、「自分」が変わるためには
自ずと、相手(お客さん)への
事前の理解レベルを格段に
深める必要がある訳ですよ。
故に、世界各地に行かれて
現地でリアルに体験をして
相手(お客さん)と話をされた
生身の情報の蓄積、相手への理解が
Kさんは半端なく厚いワケです。
相手への理解を深め
ピント外れなサービスを
しないようにする為には
単に「対面」すりゃ、いいもんじゃないなと。
特に初期段階では
自らが赴いたほうが断然イイ。
ステージに応じて
対面・体感する「場所」にも
しっかりと、コダワリましょう。
今やテレワークやノマドワークで
いつでもどこでも、仕事が出来る便利な世の中。
なので東京に本社や
オフィスを構える必然性も薄れ
地方にヒトモノカネが分散する!
地方の方が東京より
家賃も安いし、通勤地獄からも解放!
ところが現実は
そうなるどころか益々もって
東京一極集中が加速している。。。
何故なんでしょうかね??
このへんのテーマについては
様々な専門家が様々な分析を
されてますんでね
私の出番は一切ありません(笑)。
ので、ひょんなことから
札幌に拠点を構えて今に至る
私の思うところを述べたいと思います。
正直に言うと札幌に拠点を持っておく
絶対的な必要性は、全くない。
東京だけに拠点を集約しても
仕事そのものに支障はないんです。
東京にずっと居るほうが、身体も楽だし
移動時間も費用も節約できる。
なのに札幌に拠点を持ってるのは
「合理的」理由がメインではなく
「非合理的」理由がメインだなと
自分で自分を振り返って思ってます。
で、その「非合理的」な要因のうち
最も大きなウェイトを占めるのが
ヒトとの繋がり。仲間と呼べるヒトの存在。
今、ワタシを仲間として
迎え入れて下さっている
皆さんとの最初の出会いと
付き合いのキッカケは
全てビジネスでございました。
んが、最近では
ビジネスで全く貢献出来ていないし(汗)
取引とかも殆どないんですけど(反省)
ヒトとしての付き合いが
益々、深まってる感じがする訳です。
でもね、毎日会うとか
そういう表面的な話じゃないですよ。
そして逆に言えば
仲間の存在が今なかったならば
ワタシはトウの昔に札幌を去っていた。
家賃も高く電車も混んでて
決して住みよいとは言えない東京に
ヒトが続々と集まってくる理由が
合理的要因だけとは、とても思えない。
その裏返しとも言えますが、
地方がコストの安さなどの
外的環境要因の快適性において
東京より優れている面があるのに
ヒトが流失し続ける理由には
ヒトがそこを離れてゆく
非合理的な要因が必ず、ある筈です。
この「非合理的」な要因。
突き詰めていくと不都合かつ、
容易ならざるヒトの深奥に係るコトが
噴出してくるやもしれません。
が、非合理な要因に目を背けていたら
東京一極集中の波を
止めることは恐らく出来ない。
仲間に恵まれた僥倖に感謝し
だからこそ大切であるが故に
今日は(も)僭越至極な私見を
お礼の意味で、書き記します。
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