株式会社
北海道 PVGS
皆さん、民泊を利用されたことありますか?
私は、ないんですが(笑)。
6日の日経新聞に
アメリカのエアビーアンドビーのCEO
ブライアン・チェスキー氏の
インタビューが掲載されていたもんですから
今回は、これについて触れてみたいと思います。
エアビーアンドビーは、同社が運営する
ウェブサイトで、お家を貸したいヒトと
お家を宿泊目的で借りたいヒトを仲介してます。
既に、宿泊以外の仲介もしてますが。
民泊って言葉だけ聞くと
家主は空き家を安く貸して
借り手も、とにかく安く泊まりたい!
なんてイメージじゃないですかね。
私も記事を読むまでそう、思ってました。
モチロンそういうニーズもありますが
実に70%以上のユーザーは
値段を気にしておらず
ホスト(貸し手)の
人柄を重視しているそうです。
つまり、安い宿泊施設を
提供することが本質ではなく
ユーザーの皆さんも
安い施設を求めているのではなく
ホスト(貸し手)の人柄への信頼と
そこから得られる体験や経験に
価値を求め、お金を払っている。
極論を言ってしまえば
建物や設備はどうでも良くて
古くて粗末でもホスト(貸し手)が
信頼できれば、OKだというわけです。
で、ホスト(貸し手)に対する
信頼を判断する源泉が
既に利用したユーザーのレビューだと。
要は「クチコミ」ですよね。
だから「クチコミ」大事です!
それはそれで必要なんですが。。。
「クチコミ」の前に、やっておくべきことが
あるんじゃないかと思います。
で、やることは、そんな難しい話じゃなくて
自分が何者で、どんなことを考えているのかを
言葉に紡いで発信する
ことです。
万人受けする必要など全くなくて
素のママの自分を
自分が使い慣れてる言葉で発信する。
これ、民泊に限らず大手との競合に苦しんでるけど
うちは設備もリニューアルできないし
量や安さでは大手にはとても、かなわない。。。
なんてコトに悩まれている方にも
ヒントになるポイントだと思います。
そう、おカネをかけずに、
自分のアタマで汗をかいて
自分や自社を発信してみませんか?
ホント、我ながら反省しきりですが
ヒトは強制的に設定された
「締め切り」がないと、動かないもんですね。。。
東京事務所のビルが
来年3月末で再開発で取り壊されるので
退去せざるを得なくなりました(泣)。
という訳で?創業以来13年間、
ずーっと持っていて
溜まりに溜まった書籍や書類などを
今回の引っ越しを契機に
ばさっと断捨離することを決めました。
で、4日の金曜日に
移動時間やスキマ時間を使って
まだ5か月あるしなあ
何て呑気に構えながら
スケジュール表を眺めてましたらね
実は「時間」があんまりないことに
今更、気づいて「やばい」と思った訳でございます。。。
10月も始まったばかりですが
東京事務所にいられるのは「5日」しかない上に
その5日間の間も、打ち合わせなら何やらがあって
実質的に移転準備に使える時間は
実質「1日」しかない(焦)。
こうやって追い詰められると
気合いと力技に走りだすという
私の悪ーい癖が出てくるんです。はい。。。
が、今回はチョイと立ち止まり
来年3月までのスケジュールを見直し
移転準備に使える時間を算出してみました。
結果、1か月あたり「3日」は
移転準備に使えそうだと判明(^^;)
多少、平穏のココロを取り戻しました(笑)。
で、反省しながら思ったのがタスクごとに、
使える時間を「分けて」捉えなきゃダメだなと。
そう、こうやって使える時間を「分けて」捉えてみると
あと1年、いやあと3年は
「大丈夫だろう?」ナンて思ってたことが
いやいや待てよ、そんなに時間はないぞ!
となるんじゃないかと思う訳です。
過去、ご相談をお受けした
後継者への事業承継のお仕事でも
残念ながら、そういうケースが多かった。。。
お話をお聞きしてみると
いやあ、3年前から考えてたんですけど
まだ3年後だし、3か月位まえから
イロイロ始めればいいんじゃないかと思って
相談に来ました。みたいな(T_T)
この話は長くなるので(汗)
ここで止めときますけど(笑)
3か月で話を纏めるの、ムリです。。。
お客さんへの「納期」のような
外から設定される締め切りのようなものは
オーナー経営者の事業承継には「ない」ですから。
そういった自分ゴトの
「納期」の設定と「使える時間」を見誤って
取り返しがつかなくなる前に、時間を「分けて」
「使える時間」をシビアに算出することを
ホント、オススメします。
新千歳空港で多くの修学旅行生と遭遇して
先日の視察会で聞いた話を
ふと、思いだしてしまいました。
今どきの修学旅行は
少人数に分かれての「体験型」
スタイルが増えているんだそうです。
農家さんで収穫のお手伝いをしたり
漁船に乗って漁師体験したりなど。
こういう「体験」をすることで
学生さんが卒業後も
訪れた地域との交流が
続くキッカケになるとのこと。
別な言い方をすると、その地域に
「愛着」が湧き、忘れなくなる。
言われてみて、確かにそうかもと。
ワタシ、30年前に修学旅行で
行った場所は流石に覚えてますが(笑)
「したこと」の記憶、全くなし(汗)。。。
観光や旅行の世界においては
体験型プログラムは
珍しいものではなくなりました。
お客さんにしてみても
例えば今回、畑で収穫体験したら
次は漁船に乗って魚を取ってみたいなあ
てな感じで
大概の方は他の未経験なことをしたくなるものです。
なので、同じお客さんが
何度も同じ体験型プログラムを
リピートしてくれるのは
少々、難しんじゃないかと思います。
でも、修学旅行生の
その後の継続(リピート)が比較的
高いのは何故なんでしょうかね?
思うに、体験プログラムを提供される
ご本人が一緒に密接に参加する。すなわち、
「体験を共有」しているからではないかと。
体験プログラムの内容は忘れても
或は類似や競合が出てきても
代替のきかない「ヒト」に
共感を覚え、愛着が湧き
体験者(お客さん)は、リピートしている。
これ、農業漁業に限らず
他の業種業態でも大事にすべきコトです。
お客さんと体験を共有できることはないか?
一度、考えてみてはいかがでしょうか?
是非、体験の共有を実践して、お客さんが
自分や自社を、忘れられない存在にしましょ。
一度の出会いを継続に結びつけるために。
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