株式会社
北海道 PVGS
全国紙では殆ど報道されませんが、北海道は名寄市にある
某大企業傘下の工場が
再来年の2021年12月に、閉鎖するそうです(T_T)
地域経済に与える影響が甚大で
撤回要請の動きも出てきています。
私も名寄に仲良くして頂いている
お取引先とのご縁があるので
このニュースには強い関心があります。
首都圏のように企業が、星の数ほどある地域ならば
チョット言い方があれですけど(;_:)
1社、2社の企業や工場がなくなっても、
殆ど話題にもなりません。
首都圏全体からすれば、1社の企業や工場が
首都圏全体の雇用などにもたらす
「影響力」は余程の大企業でない限り
まあ、小さいですから。
だって、首都圏全体の経済や雇用という
「分母」がデッカイですから。
そして首都圏全体から見れば
1社あたりへの雇用の「依存度」も小さいわけです。
しかし、北海道に限らず
地方都市においてはそうはいかない。
首都圏より「分母」が小さい訳ですから
与える影響が甚大なの、よく分かります。
だから、何が何でも撤退するな!雇用を守れ!!
何てことは、一切、申し上げません。
だって、純民間企業ですよ。
投資採算が合わずに赤字続きなら
会社、潰れちゃうじゃないですか。
私自身もクライアントさんの
地方への工場進出のプロジェクトを
お手伝いさせて頂いた一方
その逆、経営が厳しくなって
リストラせざるを得なくなり
撤退の手続きや交渉もしてきました。
んで、その経験を
一言で言ってしまいますとね
「行きはよいよい。帰りは怖い。」です。
そりゃ進出が決まった時は
もろ手を挙げての大歓迎で
地元のメディアにも取り上げられ
地元の皆さんにも本当に
よくして頂きました。今でも感謝してます。
が、撤退するとなった時は
そらもう、非難ゴウゴウの嵐。。。
ココロの病になりそうでした(泣)。
で、結論(爆)。
両者(地域と企業)にとって、
「依存は恐怖」だというコト。
地域の立場としては
1社への雇用依存度が高いと
その1社が撤退したら
一気に雇用が喪失し
それに伴う地域経済の悪影響が生じる。
一方、企業側からすれば
撤退に伴うコストや手間が首都圏地域に比べると
手間やコストに加えて
係る人間の疲弊度が半端なくかかる。
これ、経験者として、断言します。
足して2で割るような
単純な処方せんがないことは
重々分かったうえで、敢えて一言。
地域で言えば特定の企業への
企業で言えば特定の取引先への
「依存度」を、どうやって低く抑えるか?
に、チカラと知恵を尽くすべきでは?
特定への依存から解放された方が
両者にとって、ハッピーではないかと思うのでした。
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