
株式会社
北海道 PVGS
お客さまとの打ち合わせで、
いまや当たり前になった
キーワードが「ワークライフバランス」。
休息が重要であることは
言うまでもありませんし、
垰本泰隆も若いころのような
無理がきかなくなり(汗)、
体力の変化を
実感する場面が増えてきました。
一方で、こんな声を
耳にすることも少なくありません。
「しっかり寝ているはずなのに、頭が冴えない」
「休みを取っても、判断力が戻らない」
こうした違和感に対して、
非常に示唆に富む視点を与えてくれたのが、
脳神経外科医・東島威史さんの著書
『不夜脳~脳がほしがる本当の休息~』
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本書では、
脳の回復に本当に必要なのは
「睡眠」ではなく「刺激」である。
といった今までの常識を
覆す驚きの見解が示されています!
私たちが無意識に信じてきた
「疲れたら休む」
「脳は使うとすり減る」という前提を、
医学的知見をもとに見直しています。
本書によれば、
脳は睡眠中も完全に休んでいるわけではなく、
情報処理や老廃物の除去など、
むしろ活発に働き続けています。
そのため、「長く眠ること」自体が、
必ずしも脳疲労の解消につながるわけではありません。
むしろ、刺激の少ない生活こそが、
脳の機能低下や老化を招く要因になり得る、
という指摘は印象的でした。
特に、経営者やビジネスパーソンのように、
日々、判断と思考を繰り返す立場の人間にとって、
この視点は無視できません。
そして本書では、
脳は年齢に関係なく鍛え直すことができ、
適切な刺激を与えることで
「疲れにくい脳」に近づけると説かれています。
運動や身体活動が脳に与える影響、
感覚刺激の重要性、さらには
瞑想や呼吸といった
内的刺激による回復についても、
臨床経験を踏まえて解説されています。
『不夜脳~脳がほしがる本当の休息~』
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===ここから目次===
はじめに
序 章 脳は眠らない
第1章 刺激不足で脳は廃れる
第2章 脳の休息と睡眠
第3章 「疲労しらずの脳」の鍛え方
第4章 不夜脳を癒やす
おわりに
主要参考文献一覧
===目次ここまで===
忙しい人ほど、
「休み方」が分からなくなりがちです。
本書が示しているのは、
何もしない休息ではなく、
脳が求める刺激を
意識的に取り入れるという発想です。
新しい学びに触れること、
身体を動かすこと、
思考のスイッチを切り替えること。
それらが結果として、
脳を休ませ、同時に活性化させる。
この考え方は、
ワークライフバランスの上でも
示唆に富んでいます。
加齢による物忘れや
パフォーマンス低下に
悩んでいる方にとっても、
本書は決して悲観的ではありません。
「脳はまだ使える」
「やり方次第で取り戻せる」
そうした前向きなメッセージが、
医学的裏付けとともに語られている点に、
本書の価値があります。
『不夜脳~脳がほしがる本当の休息~』
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日々の意思決定に脳を使い続ける経営者、
ワークライフバランスに悩むビジネスパーソン、
そして、これからの自分の脳と
どう付き合っていくかを考えたい方に、
ぜひ一度、手に取っていただきたい一冊です。_
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