
株式会社
北海道 PVGS
日々、壁打ち相手を務めていると、
こんな言葉を耳にすることがあります。
「私のような凡人が、
イノベーションなんて起こせる自信がありません」
んー。そうかなあ。
凡人の垰本泰隆はw
この言葉にずっと違和感を抱いてきました。
なぜなら、これまで多くの
経営者や事業責任者と向き合ってきて、
いわゆる“天才”と呼ばれるような人は、
ぶっちゃけ超少数派だからです。
本人は至って普通。
派手な経歴があるわけでも、
突き抜けた才能を誇示するわけでもない。
それでもイノベーションを起こし、
事業を前に進めていく人たちがいる。
そんな私の実感を、
そのまま言語化してくれた一冊に出会いました。
それが
『超凡人の私がイノベーションを起こすには』です。
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著者は日本経済新聞社の記者、
杜師康佑(とし・こうすけ)さん。
世の中では
「イノベーション」という言葉が使われるたび、
特別な才能や天才的ひらめきが
前提であるかのように語られがちです。
が、イノベーションとは、
選ばれた一握りの人だけの
ものではないことが、本書を読めばよくわかります。
ごく普通の人が
イノベーションを起こすための
ヒントとなるアイデアや事例を、
ストーリー形式で書いてあるので、
読みやすさも抜群ですよ♪
壁打ちの現場で
私が目にしてきた変化の瞬間も、
決して派手なアイデアや
劇的なひらめきから生まれてきたものではありません。
むしろ、
・現場の違和感を言葉にできたとき。
・「当たり前」を疑い始めたとき。
・何度も話すうちに、考えが整理されていったとき。
そうした積み重ねの先に、イノベーションが生まれる。
本書を読みながら
「まさにこれだ」と、何度も頷かされました。
そして本書は、
「自分は凡人だから、イノベーションは起こせない」
という思い込みを、
声高に否定するのではなく、
静かに外してくれる点に価値があると思います。
・現場を見る。
・考える。
・話す。
・試す。
・振り返る。
この営みを愚直に
続けていける人であれば、
誰にでもイノベーションは起こせる。
本書は、そのことを理屈ではなく、
実感として腹落ちさせてくれる一冊でした。
『超凡人の私がイノベーションを起こすには』
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===ここから目次===
はじめに
第1章 イノベーションは天才のものだ、という誤解
第2章 「超凡人」とは何者なのか
第3章 凡人がイノベーションを生む思考の型
第4章 現場から生まれるアイデアの正体
第5章 試行錯誤を続ける力
おわりに
===目次ここまで===
最後に、もしあなたが、
・「自分には特別な才能がない」と感じている。
・「イノベーションなんて、自分には関係ない」と思っている。
・日々、現場と向き合いながらも、突破口が見えずにいる。
・アイデア不足ではなく、考え方の整理に悩んでいる。
そんな状態にあるのなら、
この本はきっと、肩の力を抜いてくれるはずです。
凡人であることは、弱みではありません。
むしろそれは、イノベーションに
最も近い立ち位置なのだと、
改めて教えてくれる一冊、
『超凡人の私がイノベーションを起こすには』
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ぜひ読んでみてください。
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