株式会社
北海道 PVGS
一昨日は「株式引受契約」
https://hokkaidopvgs.jp/date/2025/10/21/
昨日は「株主間契約」についてお話ししました。
https://hokkaidopvgs.jp/date/2025/10/22/
このあたりの契約
似ているようでいて
実はそれぞれ役割が違います。
今日はその“3つめ”
いわば投資実行の設計図ともいえる
「投資契約書」についてお話しします。
ひとことで言えば投資契約書とは
「出資の条件を定めた、全体の取り決め書」。
株式引受契約が「お金を出す約束」
株主間契約が「出資後の関係の約束」で、
投資契約書は
その2つをつなぐ“全体ルール”です。
投資契約書には
たとえばこんな内容が盛り込まれます。
・投資金額や株価の条件
・投資実行までの前提(デューデリや法的確認)
・表明保証(虚偽がないことの確認)
・投資後の報告義務やコベナンツ(経営上の約束)
・契約違反時の対応(解除・損害賠償など)
垰本泰隆がこの契約で特に意識しているのは、
「数字や条文よりも、“信頼の温度”を整えること」。
書面上はお金のやりとりの契約でも、
実際は、
“これから一緒に事業を伸ばしていく仲間”
との約束です。
だからこそ条件交渉の場で
「どう伝え、どう理解するか」が
お互いの信頼関係を左右します。
言い換えれば
株式引受契約が「投資のスタート地点」
株主間契約が「関係を続けるルール」、
投資契約書は
「その全体を束ねる“信頼の設計図”」。
投資家と企業の双方が安心して
次のステージへ進むための
いわば“共創の地図”なんですね。
最後に今日のキーワードを
垰本泰隆なりにまとめると、
「投資契約書は
“条件の羅列”ではなく、“信頼の設計図”である。」
てな感じかな(^.^)
以上、本日は3日間にわたる
契約さん兄弟のラスト
投資契約書について簡単に解説しました。
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