北海道PVGSは「地域活性化のプロデュース」を行う会社です

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黄金株は、誰がなんのために持つの?なぜ必要?⇒ざっくり言うとこんな感じ。

2025.07.24 (木)

 

もったいぶらずに早く書いてよ!

という声を昨日の件で
https://x.gd/v86vo

沢山いただいたのでm(__)m

拒否権付き株式(以下、黄金株)を

「誰が持つの?なぜ必要?」

について書きますね。

「誰が持つの?なぜ必要?」
については法律上は誰でも持てますが、

「会社を譲った後の先代経営者」や
「創業者や創業家」が持つケースが多いですね。

会社を譲った後の先代経営者が持つ理由

事業承継後、後継者が
誤った判断をしないように
最後のストッパーとして機能するため。

創業者や創業家が持つ理由は、
会社の哲学や大事な理念が、
いたずらに破壊されないように守る役割。

もうちょっと踏み込むと
長年つきあってきた社員や取引先などを、
会社の突然の売却や資産流出による混乱から守る。

というわけで垰本泰隆は黄金株を、
信頼関係の不完全さを
埋めるための制度と考えています。

「信頼してるけど、念のため」

「応援したいけど、ブレーキも必要」

そんな微妙なバランスを果たすのが黄金株。

とはいえ
たった1株しかなくても、
その権利は絶大なわけで
使うときは要注意です!

権限が強すぎるため、使い方次第では
会社の意思決定を妨げる「毒」にも成り得ます。

安易な設計は後々思わぬ
トラブルの火種になる。。。

発行や運用には
専門家の支援と、丁寧な設計が不可欠です。

お考えの方は、くれぐれも慎重に。

というわけで、ご相談は
下記までお気軽にどうぞ♪
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「その決定、ちょっと待った!」と言えるのが「拒否権付き株式(黄金株)」。

2025.07.23 (水)

 

先日(7月17日)の
メルマガとブログでは、
VC(ベンチャーキャピタル)が
なぜ優先株を欲しがるのか?
https://x.gd/LMu65

その裏側を少し深掘りしました。

が、
「まだ書いてないことが
あるでしょ!」という声を
週末にいくつもいただいたので、

今日も引き続き
「種類株式」シリーズ、

今回のテーマは、
「拒否権付き株式(黄金株)」についてです。

ちょっと刺激的な名前ですよね。

「拒否権」なんて聞くと、
ケンカ腰な感じがしますが(笑)、

これはとても実務的で、
大人な仕組みだと
垰本泰隆は考えています。

というわけでまずは、
「拒否権付き株式って、なに?」
を説明しますね。

拒否権付き株式を
簡単に言うと、

「この株式を持っている人が
『ノー!』と言えば、
特定の重要な決定ができなくなる」。

そんな特別な力を持つ株式のことです。

よくあるケースでは、
以下のような重要事項に対して
「拒否権」が設定されます。

・会社の解散

・定款変更

・新株の発行

・M&A

・事業譲渡

・役員の選解任

つまり、
「この決定、ちょっと待った!」
と言える
ストッパー役の株式です。

次に
「誰が持つの?なぜ必要?」

ですが、
ここは重要なポイントなので、
日を改めて書きたいと思います。

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多芸多才な専門家が提唱する、SNSの荒波を乗り越え、AI時代を生きるコツ。

2025.07.22 (火)

 

参議院選挙は終わったものの
ホッと一息には
ほど遠い政治状況になり
はてさてどうなることやら。

皆さんもそれぞれ
いろんな思いや考えを
お持ちだと思います。

垰本泰隆も思うところ
多々ありますが
それはさておき、

今回の選挙でも
SNSに流れる様々な情報や
AIで作成された動画などが
よくも悪くも話題になりました。

今や選挙のみならず、

日常でも情報発信や、
交流などで欠かせぬ
ツールとなったSNSと

SNSのみならず
さまざまなシーンで使われ
進化し続けているAI。

そんなSNSやAIと
どのように付き合うべきか?

これまた賛否両論、
百論噴出しておりますが

そのなかで私が
これは良質な道しるべの
一つであると感じた、

『きみに冷笑は似合わない。』

きみに冷笑は似合わない。 SNSの荒波を乗り越え、AI時代を生きるコツ (日本経済新聞出版)

今日は紹介します。

著者はAI研究者として
PKSHA Technologyを創業し
同社の上場を実現、

その後は
マネックスグループの取締役に転身、

さらには作家として
第22回『このミステリーがすごい!』で
大賞を受賞と

多芸多才な山田尚史さん。

著者は本書で
AI研究者の立場から
AIの今後やそれに伴う社会の変化、
それに対する問題意識を書いています。

その具体的な例の一つとして
SNSとの付き合い方や
アテンションエコノミーの
弊害に触れたうえで、
それらにどう対応すべきか?

人として、ビジネスパーソンとして
本来やるべき大切なことや

AIに脅かされない
働き方のヒントなど
示唆に富む内容が
書かれています。

『きみに冷笑は似合わない。』

きみに冷笑は似合わない。 SNSの荒波を乗り越え、AI時代を生きるコツ (日本経済新聞出版)

===ここから目次===

はじめに
令和の世には夢が足りない

第1章
本当のところ、AIで世の中はどれぐらい変わるのか

第2章
タイパにとらわれず、時間割引率を見直す

第3章
SNSの荒波を乗り越える方法

第4章
フェイクとハルシネーション時代のコミュニケーション術

第5章
経営者になってわかった、成功するための心構えとスキル

第6章
自己責任主義の功罪

おわりに
大切なのは、自分の人生を一生懸命生きること

===目次ここまで===

とくに第3章
SNSの荒波を乗り越える方法は、
今まさに必要とされるスキルだし

第5章
経営者になってわかった、
成功するための心構えとスキルは

老若男女問わず
起業を目指す方や後継者は
知っておくべき内容だと思います。

≪自動化された世界で、
あなたの仕事は
「ボトルネック」を探すこと≫

という
私がもっとも印象に残った
一文を紹介しつつ

『きみに冷笑は似合わない。』

きみに冷笑は似合わない。 SNSの荒波を乗り越え、AI時代を生きるコツ (日本経済新聞出版)

おススメです。

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すぐ使えて、一生役立つ!頭の中を整理して、見える化する方法がコレだ!

2025.07.18 (金)

 

むずかしいことを、わかりやすく!

垰本泰隆も
常日頃から意識して
取り組んでいる(つもり)ですが

言うは易く行うは難しで
日々、試行錯誤しております(汗)

昨日もまさに
そんなことを考えながら
ミーティングや作業に
取り組んでおりましたが

皆さんも仕事で
そんなことを感じることも
多いんじゃないかと思います。

というわけで今日は
最近読んだなかで
これはイイ♪と感じた

『構造化思考のレッスン』

構造化思考のレッスン

紹介します。

著者は(株)学びデザイン
代表の荒木博行さん。

本書は
「コウゾウ」というロボットが
主人公の山本君の家に
モニターキャンペーンで
送られてくるところから始まります。

社会人2年目の山本君は

会議のメモや
顧客へのプレゼン資料を
任されたものの
整理がイマイチで

上司や顧客からの
冷ややかな反応に悩んでいる。

そんな山本君が
コウゾウと対話をしながら

著者が提唱する
「構造化の5P」を学ぶ姿が
ストーリー仕立てになっており

サクサク読める上に
超わかりやすかったです(^.^)

『構造化思考のレッスン』

構造化思考のレッスン

===ここから目次===

プロローグ
Chapter1 構造化とは何か?
Chapter2 構造化の5P
Chapter3 構造を表現する
Chapter4 構造化を実践する
Chapter5 構造化の難所を乗り越える
Chapter6 構造化が持つ本質的な力
おわりに

===目次ここまで===

先に書いた「構造化の5P」とは、

Purpose:
目的(何のために構造化するのか?)

Piece:
断片(具体的に何があるのか?)

Perspective:
視点(目的と断片をつなぐキーワードは?)

Pillar:
支柱(どのくらいの単位でまとめるのか?)

Presentation:
表現(最適なビジュアル形式は?)

これらを解説する類書は
いくつか読みましたが

それを自分ゴトに
落とし込むことが
ナカナカむずかしい。。。

が、繰り返しになるが
本書はロボットのコウゾウと
山本君が対話をしながら

山本君の具体的な悩みを
解決していく仕立てになっており

読者が疑似体験できるので
類書とは一線を画すと
私は感じて紹介する次第です。

『構造化思考のレッスン』

構造化思考のレッスン

「ちょっと何言ってるか
いまいちワカラナイなあ」

てなことを
お客様や上司から
言われて悩んでいる
ビジネスパーソンをはじめ、

社内研修の教材としても
おススメの一冊です。

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なぜVCは“優先株”を欲しがるのか? 〜その本音と仕組みを読み解く〜

2025.07.17 (木)

 

先日書いた
「種類株式ってなんですか?」が
https://x.gd/4MbgN

想定以上に読まれており(感謝!)、

なかでも
≪なぜVCは「優先株」を
持ちたがるのか?≫について

「もっと具体的に教えて!」
という声を多くいただきました。

というわけで今回は、
関係者が眉をひそめるのを
覚悟のうえで(爆)

種類株式の中でも
ベンチャーキャピタル(VC)が
大好きな「優先株」について、

なぜ彼らがそれを欲しがるのか?
どういう中身なのか?を、
もう少し深掘りしてみたいと思います。

■VCはなぜ「普通株」ではなく
「優先株」を求めるのか?

創業したばかりの
スタートアップに出資するというのは、
ぶっちゃけリスクの塊です。

まだ利益も出ていない、
時には製品すら
完成していない会社にお金を出す。

なのでVCからすれば、
「普通株を持って、
他の株主と同じような権利で
満足している場合じゃない」

というのが正直なところ。

したがって、
VCが欲しがるのは、
「優先的に保護される権利」
が組み込まれた株式。

つまり「優先株(優先株式)」
が欲しいというわけなんですね。

ではその「優先」って
具体的にどういうこと?
という話です。

優先株には以下のような
特典がついていることが多いです。

1)残余財産の優先分配権(清算優先)
会社がM&Aや清算されたときに、
会社の財産を他の株主より分配される。
つまりは“先に”お金を回収できる仕組み。

2)参加型条項(Participating Preferred)
上記1)を受け取ったあと、
さらに普通株主と同じ
分配も受け取れるという
いわば“ダブル取り”のような条項。

3)株式売却の承認権
経営陣が勝手に株を売れないよう、
VCが一定の制限や承認を要する仕組み。

4)希薄化防止条項(Anti-dilution)
後続の資金調達で株価が下がったとき、
自分の保有価値を調整して守る条項。

「せっかく高値で出資したのに…」
という事態を避けるための仕組み。

こうして見ると、
VCにとって優先株って
「美味しい権利のセット」
のように見えることでしょう。

でも、VCが過剰に
権利を主張しすぎると、
会社との信頼関係が崩れたり、
他の投資家との交渉が
難しくなったりもするので、
やはり“バランス”が大切。

実際、優先株の内容って、
ひとつひとつ交渉の上で
決まっていくことが多い。

なので、
VCとのすり合わせの
はじめの一歩として、

「優先株」の
仕組みを知ることが、
とても大事だと
垰本泰隆は考えます。

本日はここまでとしますが
不安や疑問、ご相談などは
下記までお気軽にどうぞ↓
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