株式会社
北海道 PVGS
垰本泰隆が
昨日も相談を受けた「種類株式」
「種類株式って、
なんだか難しそうで
気軽に手を出せないです・・・」
はい、その気持ち、
よーくわかります。
だって株式といえば、
多くの方が思い浮かべるのは
「普通株式」ですし
私だって相手から
特段の断りがなければ
そう思いますもん。
普通株式はご存じのとおり
「1株1議決権」
(注:※上場企業の場合、
単元株制度により
1株1議決権とは限りません)
「配当は全員同じ」
「残余財産も平等に分け合う」
など、シンプルな構造の株式です。
でも実は、会社法上
「株式は自由に設計できる」
ことになっていて、
その自由さを活かしたものが
「種類株式」なんですね。
たとえば
「議決権のない株式」
「配当だけが優先される株式」
「一定条件で会社が買い取れる株式」
「上場時に自動的に普通株式になる株式」など、
会社の置かれた状況や、
株主(投資家)との関係、
将来の出口戦略に応じて、
「普通じゃない株式=種類株式」を
設計し活用することで、
思い描く経営や
資金調達がしやすくなる
可能性が高まったりします。
もちろん自由度が高い分、
設計や活用の仕方を間違えると、
・株主(投資家)に敬遠される
・経営陣と株主の力関係が崩れる
・上場時に問題になる
などのリスクも生まれます。
で、ざっくりまとめると
「普通株式」だけでは実現できない
いわば資金戦略の一つが「種類株式」
という選択肢だというのが私の考え。
以上、今回はまず
「種類株式とは?」という
全体像のさわりを紹介しました。
次回以降は相談してくださった
皆さんからの声も踏まえつつ、
以下のようなテーマで
各論を深掘りしていこうと思います。
・なぜVCは「優先株」を持ちたがるのか?
・「拒否権付き株式」は誰のため?
・中小企業における事業承継と種類株式の意外な相性
では後日!
第一弾の各論をお楽しみに(^.^)
=====================
↓ビジネスに役立つ気づきを配信!
メルマガ「ご縁ゴト」お申し込みは下記より↓
https://bit.ly/3o1Odl1
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |