
株式会社
北海道 PVGS
毎週楽しみしている(^.^)
NHK大河ドラマ「べらぼう」。
現代とは異なり
身分差別が半端なく
厳しかった江戸時代。
金なしコネなしの上に
市中の外と更に差別された
ドラマの主人公である
吉原出身の蔦屋重三郎。
そんな蔦屋重三郎が
ゼロから這い上がり
今にも伝わる数多くの
歴史的名著や絵画を手がけた
一流のメディアプロデューサーに
いかにして登りつめたのか?
その秘訣は現代の
起業家や経営者にも
間違いなく役に立つ!
と垰本泰隆に
思わせてくれたのが
『蔦屋重三郎のバズる力』
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著者は
マーケティングコンサルタントで
ベストセラー
『「超」入門 失敗の本質』
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で知られる鈴木博毅さん。
本書のメインは
タイトルにもあるとおり
蔦屋重三郎の「バズる力」を
著者がマーケティングの視点で
解説するものです。
が、それにとどまらず
蔦屋重三郎が
起業するにあたってとった戦略や
リスク回避の手法などを
現代の事例と対比しながら
解説するなど
汎用性の高い
ノウハウになっており
皆さんが自分のビジネスで
応用しやすいと思います。
『蔦屋重三郎のバズる力』
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===ここから目次===
はじめに
急成長を可能にした「べらぼうな戦略」
第1章
蔦重のリスク排除と後発戦略
第2章
「場」を作り、才能を引き寄せる
第3章
市場と顧客を拡大するイノベーション
第4章
蔦屋重三郎のイノベーションをビジネスに生かすには
おわりに
自分語りをしなかった重三郎の実像と「その後の蔦屋」
===目次ここまで===
刺さる言葉が
満載の本書でしたが
私が感じ入った言葉を
いくつか紹介すると、
≪大胆にビジネスを展開するには、
その真逆に「リスクを徹底的に排除する思考」を
背後にもつことが不可欠≫
≪新たな才能を発見することは、
業界の寿命を延ばし、
「場」の力を延命させる効果を発揮≫
≪すでに売れているものを扱う≫
上記3つは
言葉使いこそ違えど
若かりし頃に
ベンチャーキャピタル時代の上司や
尊敬する先輩経営者に
繰り返し薫陶を受けたものと一緒で
200年以上たった今でも
蔦重の戦略は
古びていないことを確信しました。
『蔦屋重三郎のバズる力』
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起業家、経営者はもちろん
マーケティング担当者や
新規事業担当者の方も
手に取って損はない一冊です。
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メルマガで書いたとおり
振り返ると昨日は
プレゼン絡みのお仕事を
一日中していました。
ビジネスシーンでは
欠かせないプレゼン。
場慣れしている
一部の方を除き
誰もが緊張するし
ゆえに皆さんも
事前の準備を
尽くされていると思います。
が、
そんなプレゼンに対する常識を
良い意味でガラッと変えてくれたのが
『対話するプレゼン』
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著者はNTTグループで
人事のプロとして活躍後、
劇団四季の
オーディションに
合格して俳優に転身!
現在はプレゼントレーナーとして
1万5千人超の指導実績がある
異色の経歴を持つ岩下宏一さん。
本書では垰本泰隆が
先ほど書いた
入念な事前準備などは
全くと言っていいほど
説いておりませんでした(爆)
タイトルで察しが
ついたと思いますが、
本書ではプレゼンを対話と捉え、
プレゼンの場を説明する場から、
対話の場に変えることを提唱しています。
そんな対話するための
プレゼンをするには
どうしたらよいのか?を
著者が劇団四季での
俳優経験から体得した
いわば独自のメソッドを
余すところなく披露しており
いままでに読んだ
類書とは一線を画す
斬新な内容でした!
『対話するプレゼン』
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===ここから目次===
まえがき
第1章 ヒアリングの進め方
第2章 ストーリーの作り方
第3章 資料の作り方
第4章 プレゼン前の空気の作り方
第5章 話し方
第6章 問いかけと受けとめ
第7章 1対多でのプレゼン
あとがき
===目次ここまで===
本書で著者は
プレゼンの場を
0か100かの審判を仰ぐ場ではなく、
用意した
ストーリーを叩き台として、
ふだんどおりに
活発な話し合いを行う場に変える。
ことを提唱し、そのための方法を
実に分かりやすく解説しています。
ので、
プレゼン前は緊張する方、
プレゼンで言いたいことを
言えずに後悔しがちな方はモチロン、
会議などで
ファシリテーターをする方も
『対話するプレゼン』
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を読んで、
常識の殻をぶち破り
気持ちを軽くして
臨んでみてはいかがでしょうか(^.^)
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6月17日と18日の二日間にわたり
垰本泰隆がよく相談を受ける
リードVC(ベンチャーキャピタル)
について、私が思う
メリットとデメリットをお伝えしました。
(6月17日の内容:https://x.gd/VZlwI)
(6月18日の内容:https://x.gd/naab2)
今日はこれらを踏まえて
リードVCは
「いた方が良いのか?」
「いない方が良いのか?」について、

私なりの見解をお伝えします。
で、おさらいを兼ねて
まずはリードVCが「いる」場合。
リードVCがいることで、
資金調達実現の可能性が高まる上に、
一般的に
この会社は信頼できるという
世間の認識がが得られやすくなる。
事業を急拡大するために、
外部の信用や大型の資金調達を
考えるのであれば、
リードVCの存在は
大きな後押しになることが多い。
一方でリードVCが「いない」場合。
経営の自由度の高さや
意思決定の柔軟さが最大のメリットです。
自分たちのペースで事業を進めたい、
外部の意向に左右されたくない、
という場合には、
リードVCを置かずに
複数の小口投資家や
エンジェル投資家と組む
選択肢も十分にアリです。
で、結論。
結局のところ、どちらが絶対に
正しいという答えはありませんm(__)m
大事なのは、
皆さんの会社にとって、
どちらの選択が
“腹落ち”するのかということ。
私のこれまでの経験では、
リードVCがいることで
良い方向に進んだ会社もあれば、
いないことで自由闊達に
会社をを伸ばしたケースも見てきました。
リードVCは必要ですか?
という問いに対する私の答えは、
皆さんの会社が
「どのように成長したいのか?」
「どここへ打って出たいか?」
「どんなスピード感を大切にしたいか?」
に真摯に向き合い
自ら答えを出すしかないと改めて思うのです。

とはいえ、不安が色々あるよという方、
ご質問やご相談は
いつでもお気軽にどうぞ♪
https://bit.ly/3vXlwON
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昨日は「リードVCとは何者か?」

「そのメリットは?」
について書きましたが、
https://x.gd/VZlwI
今日はその続き──
リードVCのデメリットについて
ああ、また敵が
増えるけれど(笑)
お伝えします。
1. 経営の自由度が低下する
リードVCが一定以上の
株式と発言権を持つことで、
経営者自身が思い描く
方向性やスピード感で
事業を進めにくく
なることがあります。
VCはファンド出資者への
リターンを重視するため、
経営判断に強く関与し、
時には経営陣と意見が
対立するケースも少なくありません。
2. 事務負担等の増加
リードVCと交わす
株主間契約にもよりますが
毎月の試算表提出などの
定例報告にはじまり
様々な報告義務や
事前に承諾を得る事項などの
業務負荷が増加します。
特に、スピード勝負の
スタートアップにとって、
こうした管理体制の強化が
経営判断のスピードを
むしろ鈍らせる
リスクは見過ごせません。
3.亭主が増える
リードVCが株主間契約で強い権限
(拒否権や優先株特権など)を持つと、
意思決定における
“亭主”になってしまいがちです。
結果として経営メンバーや
創業者の裁量が狭まり、
「本来やりたかったこと」に
ブレーキがかかることもあるでしょう。
4. ドミノ効果
リードVCの存在は
信頼につながる反面、
そのリードVCが
途中で株式を売却して
退出したりすると、
その影響力に付き合っていた
他のVCやエンジェル投資家が
一斉に姿を引く
“ドミノ効果”に
つながることもあります。

旗振り役が
旗を降ろすと周囲もひるむ、
そんな状況にはご注意を。
とまあ、
好き勝手に書きましたが(笑)
繰り返しになりますが、
メリットとデメリットは表裏一体、

光があれば必ず影がある。
リードVCは企業成長の
大きな味方である一方で、
「経営の自由度が下がる」
「持ち株比率の低下」
「厳しい制約」など、
見過ごせないデメリットも存在します。
ので、リードVCとの関係性や
自社の将来ビジョンを
しっかり見据えたうえで、
慎重に判断することが大切ですよ。
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「リードベンチャーキャピタルって
そもそも何をするんですか?」
という質問を垰本泰隆宛に
複数の方から頂戴しました。
ので、今日は
リードベンチャーキャピタル
(以下、リードVC)について
ざっくり説明しますね。

リードVCとは、
企業が資金調達を
おこなう際に
「最初に旗を立てる人」です。
たとえるなら、
なにか新しい
プロジェクトを
始めるときなどに
周りの人々が
「この人が
一緒にやるなら安心だ!」
と思える
リーダー的な存在が
リードVCだと言えます。
具体的には
リードVCが
出資条件をまとめて
他の投資家との
調整を進めるなど、
資金調達の
舵取り役を担います。
そして、
リードVCがいると
何がいいの?という
メリットを列挙すると
1)投資家の意思決定が早くなる
リードVCがリードすることで、
他のVCも動きやすくなる。
2)信頼が生まれる
著名なリードVCが入ると、
企業の評価も上がる。
3)経営の壁打ち相手になる
出資して終わりではなく、
企業戦略や採用などにも関与する。
こういう背景があり
とくに資金調達をおこなう
スタートアップの皆さんは
リードVCを探すのに必死です。
が、残念ながら
リードVCと出会えず、
悩まれている方も多い。。。
でもね、メリットがあれば
必ずデメリットがあるのが世の常。

敵が増えるけれど(笑)
明日以降は
リードVCの存在が
デメリットになる場合など
もろもろ書きたいと思います。
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