株式会社
北海道 PVGS
「御社のライバルのどこが
優れていると思いますか?」
と聞かれたら
皆さんならどう答えますか?
腹の底では
ライバルを褒めたくないと
思いつつも(爆)
「●●が弊社より
優れていると思いますが
弊社はより●●が
ライバルより優れております。
ので、トータルでは
弊社がお役に立てると考えます。」
なんて
当たり障りのない
説明をするのが
ほとんどなのかなあ
なんて思います。
んなこたあ当然だろ?
誰だって
自分の会社の利益を
考えるんだから
ライバルを褒めて
終わるわけはない!
が、果たしてそうと
言い切れるのだろうか?
垰本泰隆は疑問に感じる。
なぜなら質問者は
「御社のライバルの
どんなところが
優れていると思いますか?」
と、たずねているわけで。
ならば一旦は
「●●が弊社より
優れていると思います。」
で、
答えを留めるべきです。
聞かれても
いないことを喋り続け
ましてやそれが
自社アピールの場合は
かえって逆効果。
最悪の場合
「もう結構です。」に
なるんじゃないかと思う。
皆さんも
聞いてもいないことを
延々としゃべられるのって
嫌じゃありませんか?
少なくとも
垰本泰隆は大きらいだw
あ、ちなみに
なんでこんなことを
書いたかというと
きのう、
クライアントさんの
プレゼンに同行した際
相手の方から
下記のことを言われたから。
「御社(クライアント)を
一番だと評価した理由は
商品ではありません。
(勿論、商品の評価も
いただきましたよ)」
「評価した一番の理由は
質問したことのみを
端的明瞭に答えたことです。」
「御社のライバルは
聞いてもいない
自社アピールに話しを捻じ曲げ
正直、辟易としていた。」
「ので、今後も
弊社に不要なことを
強引に提案をしないと
信頼できたので
御社にお願いしたいと思います。」
口はわざわいの元とは
よくいったもんですが
言いたいことを
時にぐっとこらえた方が
相手のニーズを満たし
信頼を勝ち取るポイントですよ。
Kさん、あっぱれでした(^.^)
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「最初から完璧を
目指すのはやめましょう!」
金融業界向けに
とあるサービスを提供する
会社さんとの打ち合わせで
そんなコメントをした。
金融業界と一口に言っても
いろいろとあるが
そのなかでも銀行は
変わりつつあるものの
まだコンサバな面があるから
「完璧な製品に
してからリリースしなきゃ」
というプレッシャーが
あるのも無理はないと思う。
が、いっぽうで
皆さんもよくご存じの
マイクロソフトの
例などをみれば
この完璧思考が
必ずしも正しくないことは
すでに証明されている。
日本の会社が
完璧を追い求めて
いつまでたっても
製品をリリースしない間に
最初はバクだらけだった
製品をまずはリリースし
顧客からのクレームに
都度都度こたえて
アップグレードしていった結果
今のマイクロソフトがある。
とくにスタートアップは
(垰本泰隆の本音は
スタートアップに限らずだが)
まずはMVPでいきましょう!
※MVPとは?
Minimum Viable Productの略で
日本語では「実用最小限の製品」。
そして大事なのが
MVPを顧客に提供した後。
当然、クレームや
様々なフィードバックがある。
そこで間髪入れず
アップデートすることに
心血を注いでほしい。
そうすれば自ずと
解像度も上がりますよ♪
Hさん、頑張りましょう!
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きのうは偶然にも
札幌と福岡で
おんなじ相談をお受けした。
なにかというと
「CFOがいない・・・」
「どうすれば採用できますか?」
んー。一番の難題だ(爆)
で、両者から
そろって言われたのが
「東京はCFOが
たくさんいますよね?
(そういう話を聞いた)」
ええ。そりゃまあ
人口が多いですから
札幌と福岡にくらべれば
CFOの人数自体は多いですよ。
が、容易に採用できません。
この話
過去にも何度か書いたし
あちこちで相談を受けるたび
同じことを言ってますが
「人数が多い=採用しやすい」
は、誤解ですから。
理由はいくつかあるが
東京は会社の数も多い。
当然、CFOを探し求める
会社も多いから
獲得競争が半端ない。
それに
皆さんが望むような
即戦力のCFOは殆ど
求職活動をしてません!
だって現職中だし
かりに現職を辞めたら
あっという間に次が決まる。
のが、
垰本泰隆の現場感覚です。
参考までに
(社名は出さないが)
人材紹介会社や
ヘッドハンターの
Webサイトをご覧くださいませ。
おんなじ会社の
CFO募集の広告が
長ーく載ってますから。。。
東京にはCFO人材が
多いのは事実だが
採用できるかどうかは別問題。
こう考えると
東京にはCFOがいる!は
ある意味幻想と言えるんです。
誰とは言わないが
「東京からCFO人材を
スカウトすればいい!」
「今ならリモートを活用して
転居をしなくても済む」といった、
安易なアドバイスに
惑わされないよう
とくに地方の経営者の皆さんは
ご注意くださいませ。
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「節約するところを
間違えていますよ。」
ご相談くださった方
(以下、Aさんとします)へ
ちょいと厳しめに
垰本泰隆が言った言葉。
背景を書くと
Aさんの会社が
エンジェル投資家などから
出資してもらえることになった。
増資するためには
議事録の作成ほか
事務書類の準備や
変更登記が必要になる。
それらの手続きは
司法書士などの専門家に
依頼することが多いが
Aさんは経費節約のため
それらを自分でやってみた。
が、あちこちに不備があり
投資家の皆さんに
かなり迷惑をかけてしまい
エンジェル投資家から
出資をキャンセルされてしまった。。。
その理由をたずねると
ああ、なるほど。
やっぱりそうか・・・
垰本泰隆が
予想したとおりだったが
ま、その話の詳細は
ここではしません。
Aさんとしては
良かれと思ってやった
経費節約があだになり
節約した経費の
数十倍のお金を失った。。。
このケースから
お伝えできる教訓は
いくつもあるんですが
一つだけ申し上げると
「それ、あなたが
本当にやるべきことですか?」
を、とくに経営者
起業家の皆さんには
よくよく考えてほしいと思う。
「安物買いの銭失い」
で済めば
まだ傷は浅いが
容易に取り戻せない
「信頼」を
失うことになりますよ。
おたがいに
他山の石といたしましょう。
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変わりつつあるものの
まだまだ誤解が多い
「投資」と「投資家」
に対する認識。
そんな認識を
一変させてくれる好著
『教養としての投資』
![]() |
の、続編となる
『投資家の思考法』
![]() |
今回も期待して読んだ
垰本泰隆の期待を裏切らない
良い内容だった。
著者は、
農林中金バリューインベストメンツ
CIO(最高投資責任者)の奥野一成さん。
長期投資のプロがもつ
豊富な事例をもとに、
ビジネスの鍵となるコンセプトを
わかりやすくひも解き、
そのうえで投資家の思考法
(インベスターシンキング)を
徹底的に教えてくれる。
この素晴らしい内容を
1,500円(税別)で
教えてくれるのは
破格だと断言できる。
紹介したいことは
山ほどあるが
幾つかにしぼって紹介すると
なぜキーエンスの平均年収は
2,180万円なのか?
↓
キーエンスが売っているものは、
顕微鏡ではなく、
プロセスの改善という顧客の満足
なぜラショナル(ドイツ製)の
200万円のオーブンが
飛ぶように売れるのか?
↓
熟練のシェフを一人雇うのと
同等の効果があるからです。
(中略)
だからレストランオーナーは
喜んで200万円を支払います。
これこそがラショナルが
提供する付加価値なのです
そのほか
トヨタ・フェラーリ・テスラ
あなたならどこに投資する?
IOCのバッハ会長は
なぜあんなに偉そうなのか?(笑)
など
著者が身につけてほしいと
繰り返し提唱する
インベスターシンキングを
身につければ
答えることができる
面白くてためになる問いが
随所にあって
読んでいくうちに
インベスターシンキングが
鍛えられると思う。
『投資家の思考法』
![]() |
=====
◆目次◆
はじめに
第1章 お金に困らなくなる2つの方法
第2章 インベスターという生き物
第3章 インベスターが用いる3つの視点
第4章 企業の本質に迫る5つのプロセス
第5章 お金と価値を生み続ける最強のポートフォリオ
おわりに
=====
単に投資家になれという
チープな話じゃなくて
インベスターシンキングによって
本質的なビジネス力を
鍛えられるという深イイ一冊。
個人で自習するもよし。
この本を教材にして
社内研修をやるもよし。
『投資家の思考法』
![]() |
前著とあわせて
ぜひ、手に取ってみてください。
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