株式会社
北海道 PVGS
本日はM&Aの資金調達に関することを書きたいと思います。
LBOローンってご存じでしょうか?
LBOはLeveraged Buyout(レバレッジド・バイアウト)の略語で
借金というレバレッジ(てこ)を利かせるという意味です。
で、LBOローンとは
買収先企業の資産や収益力を担保にした融資のことです。
このLBOローンを利用するのは
投資家から資金を預かって運用する投資ファンドが多いです。
いわばプロ集団ですね。
が、最近はこのプロ集団が銀行からLBOローンを調達できず
M&Aの買収競争に負けるケースが出てきている。
LBOローンが調達できない理由は
いまいま銀行はコロナ対策の融資で忙しいのと
景気の先行きが不透明で
プロの投資ファンドに対しても
銀行の査定が厳しくなっていること。
最近の事例ではホームセンターで有名なビバホームの
買収競争で投資ファンドが負けて
買収された企業より規模が小さい
同業者のアークランドサカモトが勝ち取った。
(6月17日付 日本経済新聞より)
思うにこういうケースは今後、大企業同士の話のみならず
私たち中小企業のM&Aでも増えてくる可能性があると思う。
小粒でもピリリと辛い小規模企業が
ことと次第によっては自分達より大きい
同業他社やシナジー効果が見込める企業を
手に入れるチャンスが出てくると思います。
ご相談にのっている件で
まさにそんな話があったもんですから
なおさら、こんなことを感じたのですが
来るべきチャンスを逃さないためにも
資金の「調達力」を高めておきましょう。
それ以前の部分も教えろよ!
というお声も複数頂戴していますので
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本日から都道府県をまたいだ移動の自粛が解除となり
一層まわりの動きが活発になってきました。
新規のお問い合わせも幾つか頂戴してありがたいですが
向こう1カ月くらいのスケジュールを改めて確認してみると
圧倒的に既存のお客さまやお知り合いとの
アポや打ち合わせなどが多い状況です。
何ごともビジネスありきと
ギスギスしたことを言うつもりはないですが
やはり既存のお客さまは当然のこと
すでになんらかの形で人間関係が出来ている
皆さんとの面談やお話は、やはりスムーズです。
コロナの未知なる部分に対して
私たちが不安や怖さを感じるのと同じで
ヒト同士、会社同士でも
やはり初対面ではなんといいましょうか
腹を探り合ったり様子をうかがったり
関係性の構築には時間がかかりますね。
コロナが消え去ったわけでもなく
ワクチンなどの根本的な解決策が
確立もしていない現状では
未知なるものへの怖さという
人間の感情は早々に収まらないというか
より増幅されたような気がしています。
ビジネス的にいえば新規開拓にかかるコスト。
たとえば初めてのお客さまに
安心安全だと思って頂けるための投資などは
皆さんの業界でも増えているのではないかと。
既存のお客さまやお知り合いにも
安心安全をご提供するのは当然ですし
皆さんも既に取り組まれていると思いますが
お客さんの側になって考えると
同じレベルの安心安全対策ならば
未知なる相手と既知なる相手
これからはより一層「既知なる相手」を選ぶと思う。
私の選択と行動もそうなってますしね。
てな感じのパラダイムシフトが
しばらくは続くでしょうし
元には戻らない可能性もあると思います。
少なくとも今は物理的にとどこおっていた
既存のお客さまやお知り合いとの
コミュニケーションを高めることが
今まで以上に重要になりますね。
ついつい糸の入れた凧のように
新規に猪突猛進しがちな(汗)私も行動の見直しをいたします。
IPO(株式上場)やM&Aなどの
お仕事をしている方々は多分あそこだろ!と察しがついちゃう
専門書系に強みがある出版社さんがご来社されました。
何度も電話があって
私からはご期待に沿えませんとハッキリ申し上げたんですが
会うだけ&ご挨拶だけという
ひさびさのゴリゴリ営業に、根負けして会ったわけです(笑)。
ですが冒頭から「え?」な感じ。
電話でアポを申し込んできた方と訪ねてきた方が違う。。。
あれ「●●さんじゃないんですか?」と聞くと
悪びれた様子もなく
「うちはテレアポする人間と訪問する人間は分けてまして」と。
ま、私の聞き間違いかもしれないので
とりあえず話を聞いてみたんですが
うん。全く話がかみ合わない。。。
たとえて言うならば、私は相手の方に数学の問題を出した。
が相手は「わかりません」とキッパリ言い放った後に
聞いてもいない国語の回答を延々とはじめた。
ひとしきり聞いたあとに
あのー。国語の回答は求めてませんと言ったら
若干ご機嫌を損ねた様子でスミマセンと言って帰っていった。
という感じの30分(爆)。
自社の商売サービスを買ってほしい。
だからこそ商品サービスの
良さを知ってほしいという気持ちはわかる。
が、知ってほしいことと、お客さんが「聞きたいこと」は
往々にして違うことがあるんですよね。
で、それがズレまくると
仮に商品やサービスが良いモノだとしても
理解するどころか嫌いになっちゃいますね。
言葉で書くと至極あたりまえなんですが
伝えるべきことは「知ってほしいこと」
ではなく
お客さんが「聞きたいこと」ですよ。
意外とだれしもが陥るワナ(私も)なので
お互いビジネストークには気を配りましょうね。
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