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溺れかけているのに何故?浮き輪にさわらないのか?

2020.06.12 (金)

 

過去に幾度かメルマガやブログで書いた、恩師である

立教大学の山口義行先生が提唱されている

中小零細企業を真に救うための手立て「永久劣後ローン」

(下記をご覧頂き是非、賛同の署名と拡散をお願いします!)

(↓山口先生の解説動画)
https://youtu.be/m9do4l8w0AY

(↓スモールサンHPの緊急提言。下部に署名欄あり↓)
https://www.smallsun.jp/smallsun_news/ronkou/entry-3158.html

 

いつも辛口の山口先生ですが今回はいつにも増して辛辣でした。

 

僭越ながら私も日々の現場で同じ思いを感じており
山口先生のお話が、より心に深く突き刺さりました。

目下あらゆる政策が総動員され
様々な資金繰り支援が行われています。

 

お前はそういうが、うちには届いていないと
悲痛なお声もまだ多くありますが

いっぽうで目先や向こう半年から1年くらいの
資金繰りのめどはついたと安堵の声もよせられています。

徐々に世の中が戻りつつある
モードで水を差す話になりますが

すくなくともここ2~3か月で
失った売り上げを短期で取り戻したり
需要が急回復して年末年始にはウハウハモードになるぜ!って

皆さん、本当にそう思いますか?

 

山口先生の見立ても私の見立ても一緒。

 

まず「無理」だと思う。

リーマンショックの時も発生してから半年以上たって
俺らには関係ないさと仰っていた業種業界に悪影響が波及し
資金繰りに窮して慌てて相談に来られた方が多数おられましたが

殆どが「時すでに遅し」でした。

なので今を凌いだから、とりあえずはいいかじゃなくて

いざという時に使えるすべを今のうちから用意

しておかなきゃいけません。

 

そのための手段の一つが「永久劣後ローン」

(↓山口先生の解説動画)
https://youtu.be/m9do4l8w0AY

(↓スモールサンHPの緊急提言。下部に署名欄あり↓)
https://www.smallsun.jp/smallsun_news/ronkou/entry-3158.html

 

なにごとも種をまいて
翌日にいきなり収穫などできません。

 

今使わなくてもいざという時に
使えるためには今のうちに声を上げ
準備をしなければ使えません。

 

山口先生がゼミで仰った、ぐさりと刺さる言葉

「溺れかけていることに中小企業は気づいていない」

「溺れかけているのに
 永久劣後ローンというわからない浮き輪には
 中小企業はさわろうとしない」

自分の手が届く範囲の知識や情報だけにすがっては
資金繰りはおろか急激に変質した市場や顧客からも
取り残されると私は思います。

山口先生の口癖ともいえる

「半径1メートル世界からの脱却」するなら「今」ですよ「今」。

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