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「買ってからが始まり」って、どうゆうこと?

2019.12.18 (水)

 

今日は札幌では中々出来ない、昔を懐かしむ金融談議から

業界状況やトレンドなどについて話をする機会がありました。

その中で話題になった「PMI」について書きます。

そもそも「PMI」って何よ?ですよね。

「PMI」は「Post Merger Integration」
(ポスト・マージャー・インテグレーション)の略語。

意味はM&A(合併・買収)後の統合プロセス。

経営統合、業務統合、意識統合の3段階からなる。

(出典:野村総合研究所 用語解説より)

私ら業界人はこれでいいですが、

初めてM&Aをされる方や業界以外の

皆さんからすれば「何のこっちゃ?」ですよね。。。

なので我々の日常生活に例えて、考えてみたいと思います。

私の独創で、ぴったり一致とはいきませんが、ご容赦ください。

今まで独り暮らしていた2人が

結婚や同棲で「同居」するのを「M&A」とすると

結婚や同棲した後の生活をどうしていくか?

を、2人で話し合うなどして事前に決めたり、

その後の生活で2人で試行錯誤しながら

色んなコトで歩み寄ったり、妥協したりするのが「PMI」。

さらに例えば、ヒトリ暮らししてたら洗濯機とか掃除機とか

2人がそれぞれ、1つづつ持ってるじゃないですか。

普通、同居したら2つは要らないので、

どっちを残そうかとか、或は同居を機に新しいのを買うかとか

話し合って決めたりする。

これが「経営統合」

同居後にどっちがゴミ出しするの?

とか、もしくは、

火曜日は私がゴミ出し当番で、木曜日は貴方がゴミ出し当番ね。

とかを決めていくのが「業務統合」

んで、一番大変なのが「意識統合」

これを結婚生活や同居生活に置き換えるのは、私も難しい。。。

でも、皆さんそれぞれ、意識しているか否かは別に

相手に気配りしたりとか、あるじゃないですか。

相手は生身の「人間」ですから。

って、考えてみるとM&Aってとかく、

企業価値の計算だとか、財務や法務を調べるだとか

手続き論的プロセスだけが

語られたりすることが往々にして多いですが

それらは始まりの前の「序章」でしかない

会社や事業を構成しているのは「人間」ですから。

序章の手続き論には皆さん、専門家を使うなどして力を注ぐけど

「買った後」つまり「同居」した後のことは存外考えていない。

或は、買ったオーナーの決めたことに従うのは当然。

それに従ってもらうだけだから

そんなこと、簡単だよと考えがち。

でもね、旦那が「ザ・昭和」的に(笑)

お前は黙って俺の言うこと聞いてろ!

ってやってたら、ある日突然、

奥さんや彼女が黙って去っちゃって

生活が成り立たなくなったら・・・ですよね。

若干無理のある例えを引用しましたが

昨今、小規模なM&Aのご相談が増えており

M&Aお考えの方が他にも、いらっしゃるかもしれないので

今日はこんなことを、書いてみました。

「耳痛い、図星な声」を訊いてますか?

2019.12.17 (火)

 

ひょんなご縁で知己を得たUさん。

私に欠けているものを沢山お持ちで

何よりもお人柄とお考えに強く共感し

先月より弊社事業全般に関して

大局から些事に至るまでビシビシと

ご指導を頂戴しております。

本日はノンアルで4時間、アルコール込みで(笑)3時間

計7時間、様々にご指導を頂戴いたしました!

即、改善できることから、根本に至ることまで。

一日弱、経過しましたが

まだ脳内で消化しきれておりません(汗)。。。

でもね、本当にあり難い。

小なりとはいえ経営者ともなると、面と向かって辛辣なことを

言ってくれる方なんぞ、そうそう、いませんから。

あるとしたらお客さまの、クレームぐらいじゃないかしら。。。

上場企業(全部ではないけど・・・)と違ってオーナー企業や

私どものような中小企業は全部

何事も経営者が自分で決められますから。

つまり「うわあ、図星!」ってのが

アタマのどこかでは分かっいてるけど

耳の痛い「図星」に向き合うのがシンドイから

聞かなかったことにしちゃう、遠ざけちゃうことが

自分の判断で出来ちゃうわけです。経営者は。

その分、いざという時の責任も、全部かぶるのは当然ですが。

しんどくて辛いけど、徹底的に向き合わなければ

今はしのげるけど、先細りの恐れがある

「本質的で、重要なコト。」を、

「実に耳痛いけど、図星。。。」で

ビシッと言い放って下さる方の存在。

内にいれば最高ですが

コンサルタントとしての経験則で申し上げれば

残念ながらオーナー企業や中小企業には

殆ど、存在しておりません。。。

まあ、無理でしょうね。

雇われの身だと、生活を会社に
依存している訳ですから、防衛本能が働くのが普通。

となると「耳の痛い、図星な声」は外に、求めるほかない。

 

経営者たるもの、組織で人の上に立つものこそ

自ら意識的に「耳の痛い、図星な声」

求めていかなければならんなと。

感謝と共に痛切なる振り返りでした。

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