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21世紀に求められる「新たな教養」とは何か?

2023.09.23 (土)

 

昨年読んだ
多摩大学名誉教授の
田坂広志さんの著作

『死は存在しない』。

死は存在しない ― 最先端量子科学が示す新たな仮説 (光文社新書)

実に衝撃的な内容でしたが

今回読了した
『教養を磨く』↓も

教養を磨く~宇宙論、歴史観から、話術、人間力まで~ (光文社新書)

ある意味衝撃的で
本で本を否定するかのような内容でした。

皆さんも(私も)
心のどこかで
うすうす感じているであろう
時代の変化を
著者は以下の3つであると
定義しています。

1.「該博な知識」に関する
時代の変化

2.「書物を通じて」に関する
時代の変化

3.「様々な専門分野」に関する
時代の変化

それぞれについて
より具体的に言えば

1.該博な知識だけなら、
もはや人間はAIに勝てない。

2.情報や知識を手に入れるメディアとして、
映像や動画が主流になることにより、
擬似体験や仮想体験ができるようになった。

3.難しい本を読まなくとも、
なじみやすい表現で
専門分野の学びができるようになっている。

より手軽に、より便利に
さまざまな体験や学びが
できるようになった一方、

上記1.や3.が
巷間よく言われる
AIに仕事を奪われてしまう!

という不安や焦燥を
私たちに感じさせていると
言えるのではないでしょうか。

が、だからと言って
これらの時代の変化は
止めることは出来ないでしょう。

ゆえに著者は

『教養を磨く』↓において

教養を磨く~宇宙論、歴史観から、話術、人間力まで~ (光文社新書)

私たちが
そんな時代の変化の中で
生きていくために

「専門の知」から「生態系の知」

「言語の知」から「体験の知」

「理論の知」から「物語の知」

という
深化した3つの教養の
必要性を説いています。

===ここから目次===

はじめに:
21世紀に求められる
「新たな教養」とは何か

第一部:哲学の究極の問い

第二部:科学と宗教の対立を超えて

第三部:「戦略的反射神経」の時代

第四部:「フォース」を使う技法

第五部:「ポジティビズム」の時代

第六部:「神の技術」がもたらすもの

第七部:思想を紡ぎ出す読書

巻末:謝辞および
さらに学びを深めたい読者のために

===目次ここまで===

本書の中で
私が強く印象に残った言葉を紹介すると

『知性とは、答えの無い問いを問う力』

『年齢による自己限定をしない』

の2つ。

随所に仕事のヒントや
対人関係のヒント、
逆境を乗り越えるヒントも
書かれていましたが

もっとも根源的な
変化が激しく
先の読めない時代に
何を指針にして生きるのか?

についてのヒントを
掴みたい方はぜひ

『教養を磨く』↓を

教養を磨く~宇宙論、歴史観から、話術、人間力まで~ (光文社新書)

読んでみてくださいませ。

=====================

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